二人目出産を迎えようとしている私ですが
すこし時間を戻しまして・・・

二人目妊娠を考えていた頃・赤ちゃん待ちをしていた頃に
一つだけ、悩みというか、気がかりだったことがあります

それは
「二人目を妊娠したら
気持ちも
自分の体も
時間も
これまでのように100%、
3歳(当時2歳か)の娘にかけることができなくなる」
ということへの
懸念みたいなものです。
懸念・・・

まぁ、恐れ?不安?罪悪感? そのすべて?
みたいなことかな

二人目はすごく望んでいるけれど、赤ちゃんにそろそろ会いたいけれど
でも、授かったら
もしかしたら、すぐにつわりで動けなくなるかもしれないし
そうしたら、娘の成長を気にかけるどころか
一緒に遊ぶことすらできなくなってしまう

あるいは
もし何かの理由で入院(しかも長期とか)してしまったら
一緒に遊ぶどころか
毎日会うことすらできなくなってしまう。
娘の、今しかない大切な時期の成長に、立ち会えなくなってしまう

そんなのは嫌

というような思い・・・。
もちろん
幸い、妊娠前と変わらないくらいの元気さでいられたら
妊娠してから出産まで、丸9ヶ月くらいの間
これまで通り、毎日娘と関われるから
だとすると9ヶ月間の間に、ますます密度の高い時間を楽しんで
お互い気持ちの準備をしながら
赤ちゃんの誕生を待てるから、それならいいけど。
そんな保証があるわけではない。
一人目妊娠の経験からすると
たぶんつわりはあるしなぁ・・・
って。
このあたりのことは、当時書いていた妊活記録でもすこし触れていて
赤ちゃん待ちをはじめて最初の生理がきたときに
赤ちゃんを待っているはずなのに
生理が来て「娘との時間が延びた」なんてホッとした自分を発見して
自分にびっくり&ショックみたいなこともあったりね

でも、そんな、フラフラ悩んだような気持ちで
100%待ち望んでないような状態で
赤ちゃんを待つのは
当然、赤ちゃんに失礼だし
自分にも、娘にもとても良くないわけですね。
よろしくない。。
自分のなかで、ちゃんと答えを出したい、出さなければとは思っていたと思います

つまり
ふんぎりがつかないなら、ちゃんと覚悟を決めるまで、赤ちゃん待ちするのは延期するか
あるいは
何があるか分からない妊娠で
娘への気持ち、私の体力、時間が、大幅に減る可能性もあるけど
それでも妊娠したい!と覚悟を決めて
赤ちゃんを待つか。
でも、私の当時の
本能的というか根本的な願いとして
「そろそろ赤ちゃんに来てほしい」というのは強かったので
覚悟を決めるまで赤ちゃん待ちをやめる、ということはしなかったんですね。
そしたら結果的に
すぐには授かれなくて。
リセット(生理)が続くうちに
「妊娠できない?二人目不妊?」なんて
焦りと不安が強くなっていって
そのために、「赤ちゃんに早く来てほしい!」の比重が大きくなっていって
延期という選択肢がますますなくなっていったことは確かかも・・です。
でもね
だからこそ、そんななかで
「この瞬間に」というのではないけれど
どこかで
私は「覚悟を決めた」ことになるんだと思います。
上で書いた「覚悟」。
娘への思いはあるけど、それでも
娘への気持ち、私の体力、時間が、大幅に減る可能性があっても
それより二人目妊娠を優先する
という覚悟。
そして
やがて
昨年の5月に妊娠が分かって
すごく待ちのぞんでいたわけなので
とても嬉しくて

でも
早くも6月には
つわりで、平日の家事育児がままならないくらいに消耗してしまい
2ヶ月間
娘と実家に住ませてもらい、ほぼ寝たきり生活になり
娘のお世話ができなくなりました。
つまり、妊娠する前に懸念していた
「娘への時間が使えなくなる」状態に
妊娠してすぐに、なったわけです。
その後、一応つわりがあけて
実家から自宅へ戻っても
私の体力はなかなか戻らなくて
(一人で育児家事できるほどの体力が間に合わなくて)
娘と一緒に出かけるとか
一緒に遊ぶとかなかなかできず
辛い、娘に悪い、娘にもっと向かい合う体力と時間がほしいと
思わなかったわけではありません。
でも、妊娠したことに
後悔を感じたことは、微塵もなくて

「もし妊娠していなかったら、娘ともっと・・・」とか
「こんなに辛いなら、妊娠しなければ・・・」とか
それは全く思わなかった。
当たり前のようで
でも、もしも上に書いた覚悟が決まっていないまま妊娠した私だったら
そういう気持ちにならなかった保証はないので
やっぱり、いつのまにか
覚悟は確実なものになっていたんだと思います。
いや・・・

でも。どうなんだろう。
もしも
理解あって家族思いの夫や
妊娠中の私を気遣ってくれてたくさん助けてくれた実家の父母や
同じようにたくさん甘えさせてもらった、近くの夫両親の存在がなくて
ものすごく心身に負担のかかる状態で
妊娠&子育てしていたら
どうなっていたか・・と思うと
やっぱり支えてくれた人たちと、恵まれた環境に
感謝しかないです。
だって、そういう助けがある環境の私でも
時々、
妊娠中なこともあって心身がかなりきつくなったときに
娘に対して
「もっと心身に余裕があれば」という対応をしてしまったこともあるもんなぁ。。。
ほんと、それを最小限に留めてくれたのは
まわりの人たちのおかげだな。
娘も、お腹の中の息子もすでに
私一人じゃなくて、たくさんの人たちの愛で育てられてるな
と、よく感じた妊娠期間です

第二子を授かったことで
たしかに、妊娠しなかった場合と比べて
娘と遊べる力も時間も少なくなったのはたしかですが
そういうわけで、妊娠を後悔することはすこしもなかったし
つわりとか体力低下はあったけれど
病気が見つかるとか、入院するとか、安静を指示されるとかがなく
毎日、娘と過ごせるという生活が続けられたのとは
本当にありがたいことだったな

と思っています

日々の娘の成長を見ることができたし
満足にとはいかなくても
妊娠中も二人で、公園とかキッズカフェとか、デートできたときもあったし
家族三人で、海とか、広い公園とか、お気に入りの和食のお店とか、遊びに行けたし
七五三前撮り・3歳のお誕生日・幼稚園面接・七五三・クリスマス・お正月と
イベントもたくさん楽しめた

このブログの内容は
妊娠していなかったらきっと、娘の成長をもっと書いていたはずのところが
特に最近はほぼ妊娠記録ブログになっているのはたしかですが(
)


でも、妊娠中で心身余裕がないながらも
そのなかで私の出来る限り
娘の成長を見て、考えたり喜びながら一緒に過ごせました

今もまさに、毎日のように娘のかわいさに目を細めてる日々です

だから
妊娠を考えはじめた、あの頃の私は
たしかにあぁして悩んでたし
その悩みももっともというか
実際妊娠してたしかに
思うように娘に関われないということになったことはなったけど。
私がある意味、娘より二人目妊娠を優先するという覚悟を決めたのだとしたら
それはなかなか身を切る思いだったりすることなんだけど。
でもこうして、妊娠期間の9ヶ月を過ごしてみると
恵まれた環境と
経過が幸いよかったおかげも十分にあって
妊娠を後悔することなんてすこしもなく
赤ちゃんが来てくれた幸せとありがたさをいつも感じて過ごせたし
私の気持ちは
むしろ妊娠したのに
どうしても、赤ちゃんより娘のことに向くことが多くて赤ちゃんに悪いと思うくらいだったし
それまでのように娘に注げなくなった私の体力と時間は
その分、両祖父母4人と夫が、娘にたくさんかけてくれることになって

それらのこと自体がまず、とても幸せなことだし
さらに
その中で私が
限られてはいるなかだったけど、できる範囲で最上限に近く、娘に心身を向けられたこと
が、私にとってとても幸せなことでした。
「娘にとって」とか「娘になんとか母親との時間を与えてやれた」という話じゃなくて
そうしたかった私が、限られた範囲ではあったけど、そうできた。
そうできてよかったと思っている、という話

自己満足なんです。
でもそれが、私自身にとって
とても大事なこと、幸せにつながることだったのです

そして、私も夫も娘も
この期間、がんばったな

なんて思うのです。
長くなってしまいました。
何が言いたいのか自分でも上手くつかめないまま
でも、娘との時間について
出産より前に、こんなようなことを書きたいと思ってたので
書き出せてよかったです
