恥骨痛と向き合うシリーズ、③の続きです。
さらしも効果が出ず
ベルトもまだ購入しておらず
結局、恥骨の痛みは、毎日なんども感じては、つらいまま。
そんななか
前回の記事でも書きましたが
恥骨痛について検索しているときに見つけて
とても参考になった、整骨院さんのサイトがあったのですが
そちらで紹介されていた
恥骨痛の妊婦さん向けのエクササイズというものをやってみることにしました
たぶん
先日助産師さんに半ば強制的に運動をさせられながらも、それで効果があった
という経験があったからこそ
そちらのエクササイズも、より積極的にチャレンジしてみようという気持ちになったのだと思います。
恥骨痛になったことで
どうしようもなくなり
これまで向かい合ってこなかった自分の体×筋肉×運動あたりのことについて
日々、すこしずつ学んでいるわけです(笑)
私がためしにやってみたのは
・骨盤まわし
・座って、膝にクッションを挟んで、内側へ締める運動
・猫のポーズ
・仰向けになって、両ひざを合わせたまま、両肩を浮かせずにひざを左右に倒す運動
の4つです。
やってみたところですね
すっごく良かった
すぐ効果が出ました。つまり、痛みが和らぎました。
へぇぇ、ちょっとの運動で、こんなにすぐに?(先日に続き二回目。)
なにしろ、日常生活の各動きで痛みを感じるほどのストレスがあるので
こうして、完治とはいかなくても
やることですぐに効果が表れる方法を見つけられたのは、とてもありがたかったです。
早速、その日から毎日その4つを取り入れることにしました。
私の場合
やるときにはなるべく、さらしかベルトなどで
正しい場所(例の恥骨〜大転子ライン)を軽く固定してからやっています。
(この4つをするくらいの時間なら、ギリギリずれないので。)
実は、私の叔父は(遠いところでですが)骨盤矯正の仕事をしていますし
母と弟は、昔から体の悪い部分を、(転勤族でしたが、都度その土地の同じ系列の)骨盤矯正の先生にかかってきたこともあり
「骨盤バンドを巻きながらの骨盤まわし」
というのは、それはもう幼少期から我が家の生活のなかに溶け込んでいた光景でして
「腰が悪い(不安定な)とき、バンドで軽く固定しながらまわすのがいい」
というのは、すんなり想像ができたので
その骨盤まわしについては
母も、私にもときどきやらせようとしたものの
私と母のあまりに性格が合わず
(説明を分かりやすくしてくれないのが、すごく嫌な私と、説明が下手な母(笑)母から娘への料理伝授も、お互い希望するも夢破れた過去あり)
私にとっては、家族が熱心に続けている骨盤まわしの効果をいまいち理解できずにいたのですが(ほんとはしたい)
ここにきて、これを機に、はじめて分かりました!笑
母に「骨盤まわしって、効果あるんだね!」
という言葉を、20年以上遅かったけどようやく本心から言えました最近(笑)
あと、エクササイズとは別に
恥骨痛対策としてもう2つ始めました。
一つは
同じサイトで紹介されていた「寝るときにひざの間にクッションを挟む」ということ。
これ、「妊婦さんには抱きまくらが楽」っていう有名な話ですよね
私もそれを知っていたのですが
抱きまくらは出したものの
冬妊婦のデメリットなのか
冬用の厚め布団のなかで抱きまくらを抱いて、夜中左右に寝返る面倒くささから、結局使っていなかったんです。
でも、「恥骨痛対策として」ひざにクッションを挟んで眠るのがいい、とあらためて知ったので
せめて抱きまくらよりは寝返りしやすいように
小さいクッションを挟んで眠ることにしました。
どうやら、横向きで寝るときにひざを閉じないことで、恥骨あたりがアンバランスになることを防いでくれたりとか
両ひざの間隔が開くことで、血流に良い様子。
やってみたところ
確かに太ももに傾斜がつかなくて
体に優しい姿勢が保たれている気がするし
なにより、寝返りが楽になりました。
それまで、寝返りの度に
眠ることで固まってしまった下半身に力を入れながら(結果ひざをぐらつかせながら)向きを変えることで
恥骨痛をバリバリ感じて辛かったのが
両ひざでクッションを挟んだままの姿勢でくるんと向きを変えることで
両ひざの形を変えることなく寝返りできるため
ずれることによる痛みが激減しました
ちなみに、私のベッドは標準より若干柔らかめなのですが(ふっかふかとか、沈み込むというほどではないはず)
実家で、硬めのマットレスに寝たときの方が
寝返りがしやすく
恥骨痛には、断然、痛みが軽かったです。
マットレス硬さで、寝返りのしやすさがそんなに変わるなんて
健康なときには気づきもしなかったなぁ。。
そして、もう一つ生活に取り入れたのが
座るときに、お尻の下にクッションを敷くことです。
椅子のときも、あぐらのときも。
正座は、あまりしないようにするけど、するときには、お尻と足の裏の間に挟むように。
これは、たしかトコちゃんベルトのサイトを見ているときに
そうすると骨盤が立って、負担が減ることを知ったから
トコちゃんベルトサイトで売っている、お値段の良さめな専用クッションが良さそうでしたが
いったん、手持ちのクッションでやってみたわけです。
そもそも、私の恥骨痛がひどくなったのって
妊娠のために、ソファなどで寄りかかる姿勢でいるのが息苦しくなってきたために
それまで、休むときの定位置だったソファを使わなくなって
床に正座する姿勢でいることが出てきてから(それもけっこう長い時間)
なのですね。
因果関係がどれほどかは分からないけど。
正座って、一般的には骨盤に悪くはない姿勢のはずですが(私、一切崩すことなく、かかとを均等にお尻の下に入れて正座してたし)
もともと骨盤にゆがみのある私には
知らず知らずのうちに
恥骨痛の原因になる負荷をかけてしまったのかもしれないなぁ・・・
と考えたりしたのです。
なので、急に増えていた「床に正座スタイル」をきっぱりやめて
「椅子にクッションスタイル」を基本にしてみようかと。
あと、私、背が高くて足が長いこともあり
もともと、ソファや椅子に座るとき
骨盤を後屈させるような(反り腰の逆の)角度になりがちです。
そんな姿勢が多いことは自覚していたものの
妊娠前は特にトラブルにならなかったのですが
今回、恥骨痛を和らげ、できれば治すためには
とにかく骨盤に負荷をかけないようにしたいと思ったので
腰より両膝が高くなる座り方(低い椅子などだとそうなる)をなるべく減らすべく
座るときには基本、クッションを敷いて、骨盤を立てる姿勢にしようと思ったわけです。
そもそもお腹が大きいことや、妊娠による息苦しさなどからも
その、低いところに座ったり、そこから立ち上がることがきついわけだし
結果、悪くはない気がしました
座り方を変えたら治るというほど軽症ではないので分かりにくいですが
でも、悪化を防ぐということはできている気がしました。
高めに座ることで、立ち上がるときの痛みも楽になったし
骨盤を立てる姿勢(反らずに自然に)、やはり腰に優しい気がします。
良かったので、そのためのクッションは、産後にかけてもヘビーユースの予感がしたので
だからこそ、手持ちのクッションでなく
専用のクッション(すなわちすこし値ははるけど、トコちゃんベルトサイトで売られている、専用のもの)を買おうと決めました
妊娠26、27週は
そんな感じで
さらしやベルトの試行錯誤を繰り返しつつも
劇的に恥骨痛のつらさを軽減できる方法を見つけられることはなく
ただ、体操やクッション使用などで、和らげる試みをあーだこーだと考え体験しつつ
の日々でした。
続きます
次は、トコちゃんベルトとマタニティヨガでのベルト指導と専用クッションと出会う編です(笑)