「○○した方がいい」
「○○しよう」
「○○しなさい」
と、ある程度までなら「言っても大丈夫」なタイプの子供と
上記の言い方だと、傷ついたり、気持ちを抑圧したり(その上それを出せなかったり)する子供がいる気がします。
そういう子供へ、代わりにどのように言うかというと
「○○してみよっか」
「○○するのはどう?」
「○○がいいと思うんだけど、どうかな?」
あたりがいい。
後者タイプの子供は、そのくらいの言い方で、繊細に感じ取り考え
前者が「○○しなさい」と言われるくらいの効果を発揮する。
逆に、前者タイプの子供は「してみようか」ぐらいじゃ
「はーん?しないけど?
」みたいに何も響いてなくて

「しよう!」と言われてようやく「してみるか」ぐらいに感じたりして(笑)
いい意味の鈍感力というか、わりと先天的に自分軸を持っていてぶれにくい強さがあるというか。
この違いはそのまま、
「ある程度、叱って育てても大丈夫な子」
と
「叱り方に注意が必要な子」
の違いだったりする。
あ、もちろん基本は
「どんな子供にも、親が口を出したいなら、命令よりは提案」
(自他の命や体に危険がおよぶ場合以外は♪)
「その子の好奇心や意志を尊重する」
「むやみに感情的に叱るよりは、親が心の余裕を持って叱り方伝え方を考えて接することができる方が、親子両方にとって無理がかかりにくい」
って前提はあるんですけどね。
あえて、しつけとか「叱ること」について、ちょっと端的に書いてみると
私は子供のタイプがそうやってざっくり2つに分かれるのではないか?と思うっていうお話です。
じゃあ自分の子供はどちらのタイプなのかというのは
育てている方が
日々の会話のやりとりから、わりと分かりやすく判断できるのではないかと思います。
「○○してみよっか」
「○○するのはどう?」
「○○がいいと思うんだけど、どうかな?」
系の声かけをしてみたときに
子供に、どこまで伝わってるか、考えてるか、感じてるかを見る。
そこで十分、感じているようであれば(親の意のままに動くかではなく、自分のわりと芯の方の深さで、○☓、快不快、するかしないかを決断するほど伝わっているようであれば)
後者タイプだし
そんな声かけの時点では「はーん
」ってかんじで(笑)

つまり、表面的な○なり☓なりは返事をしても
そうやって自分の意志にはなかった提案をされたことで、傷ついたり、「自分の考えに踏み込んできてほしくない感」がまったくなければ
場合によって
厳しく叱って大丈夫タイプの子供なのかもしれません。
・・・違うかもだけど(え?)

ふと思ったので
いや、ある程度は
よく私が好きで日常的にしている「子育てしながらあれこれ考察する」中で感じたので
書いてみました


