
↑こちらは、散らかってますが(笑)
実家滞在中のある夜の娘です。
たくさんある絵本を
一冊ずつ、本棚から出してきて、ここの段差に座ってペラペラ最後までめくっては
また次の一冊を持ってきて・・・
というのを、延々40分ほどやっていました。
娘、その間ずっと無言&集中モード

その間私は?
ほめる?
本好きなんて賢いねぇと声をかける?
いや、無言で、ほほえましい気持ちで放っておきます

親が、親のタイミングと都合で
おまけ
勝手に何を思っていても何を焦っていても
子供はそんなこと関係なく
自分が集中してるときには集中したいし
自分が「お母さんにかまってほしい」気持ちのときには、かまってほしいものだと思うのです

だから
親が「さっき理不尽に怒っちゃったかも」などの罪悪感で
子供が大人しく一人遊びをしているところへ
それを邪魔して、声をかけたり一緒に遊ぼうと張り切るのとか
子供には必要なかったりする。
「うっかりスマホに夢中になっていたから、話しかけなきゃ」
「家事していてすこし放っておいてしまったから」
という罪悪感から、話しかけて、何かを取り戻さなきゃなどと焦るのも
子供にとっては、必要ないというか、もっといえば邪魔にさえなったりとか(笑)



子供が一人で集中して遊んでいるときは
自分の罪悪感を消したいために話しかけたいという焦りなんて必要なくて
「好きなものに夢中になってるな
」

「集中力がついているな
」

とほほえましく見守っていればいい。
その時間を、親は自分の余裕ストックを増やすためにゆっくり使ったらいいのです。
それは
つまり、たまった余裕を使う場面は
子供が、親を求めているとき。
視線、口調からそれを感じたら
スマホをしている手を止めて、目を見て聞く

料理をしていても、強く求めてくるようなら
中断して、5分くらい完全に向き合う。
見て見て〜!と言ってきたら、見て、反応する。
「大げさに反応してあげなきゃ」とか「こうほめたら喜びそう」とか考えず
なるべく自分の心からの自然な反応をする。
これは、気持ちの余裕があるほど、自然で、かつ子供にとって本当に嬉しい親の反応になる

(ただもちろん、親だって、ならないとき、できないときも、ときにはある
)

でも、子供が一人遊びをしているときは
どんなに長くても
「すごい、こんなに集中してる
ラッキー」

なんて思いながら
声をかけずに、親は雑誌を読むなり家事をはかどらせるなり、自分の時間に使う。
心は楽だし、続ければ続けるほど、一人遊びが上手な子になってってるな〜と、母親としては感じてます。
そんな毎日です



この写真は、実家の洗面所で、いとこちゃんと二人で遊んでるとき。
狭さが良いのか、二人でおままごと道具をせっせと運んで、ピクニックごっこらしきものをしています(笑)

こちらは自宅に帰ってからの娘。
やっぱり絵本に集中タイムがある。
この日は、夕飯前の長い時間(やはり40分とか1時間?)、こうして一人で熱心に読み続けていました。
その間の親子の会話、ゼロ。
私の余裕ストック(愛情ストックとも言う?)、たまります(笑)
