娘が11ヶ月の頃のお話です

娘は全体的に、離乳食をよく食べる子でしたが
この頃(少し前から)、単独のおかゆ(つまり、何も味がついていない白がゆ)が嫌らしく
そのままあげると「ブー!」と拒否をする傾向にありました

特に解凍したおかゆ。
ストックのおかゆをチンして出すだけではそうやって拒否することがあるので
冷凍のおかゆは、毎回お鍋で一度ふつふつとさせてからあげるようにしていたくらい。
それだと、ただチンするだけよりは違うみたい

それでもやはり「ブー!」が出ることがあるので
この頃にはもう、単独で食べてもらうのは諦めて
おかゆ全部に近い量を、味のある別のもの(野菜など)につけたり混ぜたりしてあげていました。
そうすると完食する。
白ご飯は日本人の基本なのに、そのままの味で食べてくれないのはモンダイかしら・・?
という焦りはすこしあったのですが
NHKのすくすく子育てという番組で、ある先生が言っていた言葉で楽になりました

「お米って、よく噛んで食べてこそ甘みが出て美味しいと感じるものなので
よく噛み潰す機能が未発達な(=おかゆで食べる必要があるような)乳幼児が、美味しくないと思うのは自然。」
とのことです。
なるほどね〜!
美味しさが分かるのはもうすこし後でいいのね

これを聞いてから、それでいいのかと安心して
そのままの白がゆで食べなくても、栄養素として食べてくれればそれでオッケー
と、堂々と他に混ぜてごまかしてました(笑)

娘は、視覚からも「いつものあの白いプルプルはBoo
」と分かっているようで

私の持つスプーンが、おかゆのお皿からすくってるのを見ると「ブー!」とすることもあるのですが
なぜか、そのおかゆをすくったスプーンを、そのまま野菜などのお皿に一度入れて見せると
それをすることでおかゆとは違うものと思うのか
結果的に、スプーンに乗ってるのがほぼそのままの白おかゆでも口を開け
もぐもぐしても、味から気づかないようなときもあって面白いです

スプーンが経由するお皿を替えるだけで、食べない
が食べられる
に変わるのね(笑)


娘からよーく見えるところで、白いの乗せたままのスプーンを動かしてるだけなのにね
笑

でも、いつも上手くいくわけではなく、やはりおかゆだけの味を感じてか、おえっとすることもありましたが

だけど、おかゆと同じ比率ぐらいで、野菜やスープなどの他の味があるものをつけると、ほぼ食べてくれました

なので、結果、必要と言われる量は毎食食べられていましたが
離乳食って、ときにいろんな課題が出てくるし、それがささいな工夫や気付きで解決したりしますよね



(しないときは、自分を責めず、成長を待つのみ・・)