続きです。


陣痛の波を
吐く息で乗り切ることに慣れると
すっかり心は
揺れず・ふらつかなくなりました。
そして
そのままそれを繰り返して
いきました。

でも慣れてからも、
ヒヤっとして
落ち着きを失いそうに
なった瞬間がありましたびっくり


波を何度も何度も
感じていくうちに、
波の衝撃?というか力が
どんと強くなってきたんです。

ズンドコズンドコってかんじ(笑)

立って、台か何かにつかまって
その波を受けているとき、
ふいに
「はじける!」
「出ちゃう!」
みたいな、
ドキっとするほどの
衝撃を感じました。

これまでのふーーじゃ、
おさめきれないほどの衝撃。

衝撃を吐く息に変えるイメージで
いたのですが、
力が強すぎて、
変換しきれなくて、
バチンと何かが
あふれちゃいそうな感覚!

もしかしたらこのまま
おさめきれずにはじけて、
どうにかなっちゃうかも
しれないと感じて、
とっさにヒヤっと怖くなりました。

コントロールからパニックに
流されそうになる瞬間。
まずい!!どうする?

はじけてもいい
&大丈夫
&それで進む、
と分かっていれば
いいのですが、
未知のことが来ると、
せっかく落ち着いた心で
挑んでいたのに、
一気に持っていかれそうになりますね。

でも、まずいと思ったところで
その波はいったん収まったので
なんとか事なきを(?)得て、
心もそこで一旦落ち着けて。

でも次からの波も、やはり
流しきるのが難しいほどの強さの
ままでした。特に波の最後の方。

けど何かが
出ちゃいそうになりながらも(笑)、
より集中し、衝撃が強い分
吐く息も強めに長めに変化させて
吐いていき、そうしていれば
なんとか心を保ったまま
進めるっぽいなと。

でも、もう波の最後は
毎回やばいやばい。
一定にしてる吐く息が、
どうしてもぶわっと乱れるくらい、
コントロールしきれない、
体の中からの強いパワーが
そのまま放たれてる感じ。
いいのか?

↑何かが出ちゃいそうって
いうよりは、子宮口が
はじけとびそうって感じですかねショボーン


そして
たしかそのあたりの
タイミングで、助産師さんが来て
再び内診してみましょうかという
ことで診てもらったのですが

「◯◯(私)さんすごいです!
6センチになってます!
一気に進みましたね!
すごく順調です!
この調子です!!」

とのお言葉を頂きましたお願いキラキラ
(、、ほんと第一部と正反対ですよね)


そのことで、
「いいのかな??」と思っていた、
そのはじけそうな強い感覚が、
お産が進んできたということ
=それで大丈夫  と分かって、
(具体的に質問したわけじゃないけど)
また「これでいいんだ」と進めました。

この衝撃は
驚きの衝撃だけど、
子宮口が開いてきてる証拠だから
赤ちゃんが出てこようとしてるのだから

最後の方の衝撃の強さは
おさめきれないけど、ある程度は
それでいいのかも。
怖がらず、中からのそのパワーを
すこしそのまま、任せよう
、、、と。


あと実は
たしかその頃には、もう
まぁるい大きな
ボール(小玉すいか)を
股に挟んでいる感覚を
感じまくっていました。

どのくらいの大きさかっていうと、
赤ちゃんの頭の大きさくらい。

↑いや、言うまでもないですかね(^_^;)
でも、まさに
「その大きさのもの」がココにある、
と、感覚として分かっていたのが
不思議だな、すごいなと、
今懐かしく思います、、。


そして、ここ!一番大きい声で
いいたいとこなのですが(笑)、

頭と心を前向きに
切り替えてから
私、

陣痛の波に
痛みは感じなくなってました!!!

痛くないんです。

波がきたら、
ふーーと吐く息にすることで、
それで流せる感じ。

流せば、
衝撃はしっかりあるけど
痛みではなくて、

ちゃんとしばらくしたら
波は一旦おさまってくれる。
おさまってくれる&大丈夫と
知っているので、ふーーと
やりながらそれを待てる、という感じ。

押さえきれないような強さに
なってからも、
痛みは感じない、
というのはそのままでした。


元々私が第一部で苦しんでいた
陣痛は、前も書きましたが
生理痛的な痛み。

キリキリとかの局部的な
痛みではなくて、広範囲的なもので、

下腹部が張る鈍い痛みが
そのまま強くなったような感じで
「いったーい!」というより
ズンズンズンと「辛い!!」
という感じ。
(って大変分かりにくくてすみませんあせる

それをどう受け止めればいいか
分からなくて苦しんでいたのが、

私のその痛みは
吐く息で流せば流れるもので、
それを体得してからは
なくなったんです。

人によっては、色んな痛みがあって、

刺すような痛さだとか
恥骨が痛いとか
子宮のこの辺が痛いとか
痛みの種類や感じ方は
色々でしょうし、

もしかしたら
運が良かっただけなのかもしれません。

(ちなみに、多くの方の
マストアイテムという噂の
テニスボールも持っていきましたが、
どこも押してもらいたい気分に
なりませんでした(^_^;)
たしか綾瀬さんに
「押してみましょうか?」と
言われましたが、当時は
体をガチガチにして耐えてる
だけだったせいもあるのか
どこ触られるのも不快な感じで、
全力で拒否した覚えがタラー

でも、前向きでいられたことや
冷静に体に集中したことで
能動的に波を逃せるように
なれたことが、痛さを感じずに
すんだことにつながっている
ような気がしますニコニコ



ところで、前記事のタイトルを
「呼吸法習得」と書いたり、
この記事にも、吐く息吐く息って
たくさん書いてますが、
具体的な方法については
あんまり書いてなかったので、
すこしでも
プレママのご参考になれば、と
書いてみますニコニコ

ヒッヒッフーとか
ハッハッハッとか
弱く細く長く吐く??とか
ほんと色んな呼吸法が
ありそうですが、

あくまでも
私の病院で私が教えられた方法です☆


・波がきたらふーーーと長く息を吐く

・波がマックスを越えて
おさまってきたら、
自然な呼吸に戻し、
肩や腕の力を抜く

この二点です。

「ふー」はふーと発音するのでなく、
無声の息です。
一息じゃ波がおさまるまで
持たないので、自分のタイミングで
吸って、何度も吐き続けます。

吐く強さについては
何も言われませんでした。
(でも上に書いたように、
私は波が強いときには、
強い(力むという意味じゃなくて
太い、勢いのある)息が良かったし、
強いときに弱くというのは
想像しづらいですびっくり

吸うときのことも
何も言われなかったし
意識もしませんでしたが、
すばやく吸って吐き続けるのが
逃す秘訣な気がします。
吐くことで波をおさめていくので、
思いっきり吸ってるとそこで
乱れる隙間ができそうな。
ゆっくりすう余裕はないし、
だからって無理して毎回吸いすぎると
酸欠になりそうな。

要は「呼吸法」というより、
「息を吐く方法」という方が正しい
気がしますニコ吐くことが大事です。

(と言いましたが、
私は落ち着いて「すばやく
自然に必要ななだけ吸う」
ことができていたので
吐くことに集中すればよかったとも
言えるのかもしれません。
「赤ちゃんに酸素を送るために
たくさん吸う」という話も
聞きますし、吸うことにフォーカス
した方がいい場合もあるのかも
しれませんねニコあせる


二つ目の、自然な呼吸に
戻すというのは、慣れないうちは
なかなか難しかったです!
ふーーで逃していると
分かっているので、
それを止めると痛くなりそうで
怖いというか滝汗

でも、マックスを越えて
おさまってきた波はそこで
戻ることはないので
&体力勝負なので、
おさまってきたらなるべく
早くリラックスするのがポイント
なのだと思います。なるほど。

特に肩と腕の力を抜く、というのは
何度も何度も言ってもらって
ようやくできるようになった感じ。
強い衝撃なので、どうしても
力が入るのですが、強い衝撃だからこそ
それがすごい消耗なんですよね。

夫お母さんの出産談を前に
すこし聞きましたが、
終わったあと、力を
入れすぎて腕の筋?がバキバキに
消耗してしまって、使い物に
ならなくなったそう。
(これから◯キロを上げ下ろしし続ける
育児が始まるのに!)
私も、助産師さんに教えて
もらわなければ、そうなってしまって
いたと思います!

こんな感じです。
たった二つ、シンプルですが
重要すぎる(私にとっては)ポイント
でした。

もしいざ陣痛ってときに、
教えられた方法が合わないって方は
試して頂くのもいいかもです!


続きます。
産むまであと少しです。
予想とおり、見事な長さ、、、!(笑)