蒼天航路「少年・曹操」 | 青狗さんのブログ

蒼天航路「少年・曹操」

ダブルオーが終わって、継続的に日記を書くネタがなくなったなー

と思ったところに、絶好のタイミングでアニメ化した「蒼天航路」


嫌いなヤツの名前でも最大限に利用するのが「曹操主義」(by李典)

ですが、それが好きな作品ともなれば躊躇する理由も見当たりません。


と言うわけで、昨夜は第一話の放送。

感想はと言いますと。

まぁ、単刀直入に言って「まだ始まってもいないので何とも言えない」です。


「始まったばかり」ではありません。

まだ、「始まってもいない」のです。


何故、このように書くかと言いますと、昨日の一話は曹操の

少年時代のエピソードを集めた内容になっているんですが、

これがかなり端折られているんですね。


原作を読んでいる方はお分かりと思いますが、曹操がいわゆる

三国志らしい活躍をしだすのは、コミックスでも2巻~3巻くらいで、

それまでは正史にも語られるエピソードを交えたオリジナルの

「少年期」が続くわけです。


これらの話は、蒼天航路における「曹操」という人物を描く上で、

不可欠なものです(少なくとも私はそう思います)が、エンターテインメント

としての蒼天航路は、やはり三国志(演義)に語られる物語がメインと

なるわけで、当然テレビ番組としては早くそこまで進みたいわけです。


こういった事情から、かなりの早足で「少年・曹操」は進み、

下手をすると来週には水晶の死、一ヵ月後には霊帝への上奏という

流れになるでしょう。

つまり、この第一話は曹操の少年期を描いた単独のエピソード

ではなく、1~2ヵ月後に始まる「乱世の奸雄・曹操」の物語における

あらすじに過ぎないと言うわけです。


と言うわけで、今のところの感想は

「始まってもいないので何とも言えない」となるわけです。


それでも、作画や演出自体は丁寧で、原作の風味を出そうと

しているのがわかり、好感触。
特にOPは官渡の戦いあたりまでの名シーン・登場人物が

沢山出てきて、これからの展開に期待させるものでした。


まぁ、偉そうに評論ぶったことを書きましたが、私自身劉備や

董卓、呂布、そして何といってもお気に入り武将NO.1の趙雲を

早く観たいので、これはこれで良いと思っていたりますw


…それはそれとして、最期にあったよくわからないアイドルのコーナー

だけは何とかならないものでしょうかねぇ。