ダブルオー「変革の扉」 | 青狗さんのブログ

ダブルオー「変革の扉」

来るべき時が来てしまいました…。

CB対イノベイターの裏で暗躍していた(後半はむしろ翻弄

されてましたが)王留美、紅龍、そしてネーナが一挙に退場です。


傷を負いながらもCBとの遭遇ポイントに辿り着いた留美。
ネーナの追撃に紅龍を失いながらも、刹那にヴェーダの

所在データを渡します。

一緒に脱出するようにとの勧めを断る留美。
重傷を負い、兄をも失ったことで諦めたのか…と思いきや、

しっかりと一人で脱出。
CBとイノベイターが潰しあうのを待ち、自身の野望を果たすつもりの

ようでしたが、待ち構えていたネーナの凶弾についに散ります。


ネーナもまた、イノベイターをいつか裏切り、自分の自由を

手に入れようと目論むも、その動きはヴェーダとリンクしてた

HAROによりリボンズに筒抜けに。
用済みの駒として、両親の仇討ちを望むルイスへの餌に

差し出されてしまいます。

果敢に立ち向かうものの、レグナントの圧倒的な性能の前には

如何ともしがたく、絶叫を残して爆死。

押し付けられた世界を嫌い、自分の世界を望みながらも、

他人の理想、力、人生を利用し犠牲にしてきた王留美とネーナは、

精神的な双子のような存在でした。

その最期もまた、誰かに利用されて捨てられるという似た末路で

あったのも因果応報であるとは言え、哀れなものでした。


一方、王留美からヴェーダの情報を受け取った刹那の前には、

ミスター・ブシドーこと遂に仮面を取ったグラハムが果し合いを挑みます。

その狂的な執着が自分たちの行いに端を発するものとして、刹那は

果し合いに応じて戦闘を開始、トランザムの量子の中でグラハムと

「初めて」向かい合います。


さて、エージェントチーム退場の一方で、ふいに浮上した刹那の変革。
擬似GN粒子の細胞破壊を免れ(サーシェスの銃は擬似GN粒子銃

だったそうです)、イノベイターを瞬殺するなど人間離れしてきた

彼の瞳がついに金色に!

リジェネらの会話から察するに、作られた存在ではない、人間からの

イノベイター化を「純粋種」と称しているのでしょうか。
そうすると、ルイスのイノベイター化も、リボンズによる人工の純粋種

誕生(矛盾した言葉ですが)と考えられます。


いよいよ終幕に向けて動き始めてきたダブルオー。

フラグを抱えたキャラクターたちが死に場所を求めるように活躍し始める中

せめてルイスと沙慈は生き残って欲しいと思いつつ、次回を待ちます。