ダブルオー「交錯する思い」
日曜日から昨日まで帰省していたため、
放送から何と4日後の感想。
いっそ今週はスルーしてもと思ったのですが、この手のものは
一旦サボると尾を引くので、無意味と覚悟しつつも敢行です。
さて、先週自分的にはややテンション落ち気味だったのですが、
物語内で四ヶ月の時間が過ぎて、世界がどうなったのかと言うと…
何も変わってないw
セカンドシーズンが始まった最初に戻ったかのような世界情勢。
その間に、どうやったのかは知りませんが、補修・補給を完了した
CBが何だかあっさりメメントモリを攻略。
これはどう考えても、普通に描いていては回復のしようがないCBを
時間経過ということで無理やり復活させただけでは…。
真の姿が明らかになるにつれ小さくなってくイノベイター。
王留美にちょっと噛み付かれただけで、表面上は笑顔のままながら
ムキになってやり込める姿はちょっとダサいです…。
さらに「人間よりも視野が広い」と言った次の場面で、一介の士官に
過ぎない小熊とルイスに嫌味を言いまくるイノベイター二人の姿が。
…視野が広い?
そしてトレンディドラマ状態のCB。
大佐の死のショックで復活したソーマだけに執着するアレルヤ。
すっかりデキてしまったアニューとロックオン。
ルイスの奪還が戦う目的の沙慈と、もうCBの目的なんてそっちのけです。
人間らしいと言えばそうかもしれませんが、もう少し真面目に戦争しろよお前らw
ただ、最後に皆がそれぞれ大事に思っている人の名前を呟くところで、
「ガンダム」と呟いた刹那に、笑うよりもちょっと安心してしまいました。
基本的には面白いと思いますし、好きな作品なんですが、最近どうも
否定的な文になってしまいがちです。
どうやら私が本当に好きだったのはファーストの頃の、無理と承知で理念を
掲げて戦うCBと、少しずつ身じろぎする世界の姿だったような気がします。
とは言え、この変遷がどう帰着するのかを楽しみに思う気持ちは
変わりませんので、また次回放送を楽しみに待ちたいと思います。