外人投資家 | 日はまた昇る・・

外人投資家

6、7年前に某上場企業(仮にK社とします)でIRを担当していたころ・・



欧州系のヘッジファンドのSさん

(Sさんはオーストラリア人で国内中小型株投資の責任者)

と東京でミーティングしたときのこと。





ひとしきり会社の直近の状況を説明すると、





Sさん

「そろそろミーティングを終わりにしましょう。」



rex

「え。。まだ15分しか経っていませんが・・」



Sさん

「rexさん、今何時か知っていますか?」



rex

「2時からミーティングを始めてますから、いま2時15分ですね。」



Sさん

「でしょう。rexさんの説明でK社が進行中の事業の将来性に強い確信を持てました。すぐにブローカー※に電話して注文を出したいのです。」※証券会社のことです



rex「なるほど。」



Sさん

「今日はいいミーティングでした。rexさん、IRのミーティングは時間が短ければ短いほど成功と思ってくれていいです。いい会社だと判断できればあとは自分で調べる時間が欲しいのです。長くダラダラやっているときは、投資家は、その会社のことを知りたい訳ではなく、関連会社で自分がカバーしている会社の情報やそのセクター全体の市場の情報を得ようとしているだけで、会社にとってはどちらかというと時間の無駄です。」



Sさんの言っていることは、すべての投資家には当てはまりません。


特に国内の大手金融機関系の投資家さんには、ほとんど当てはまりません。


でも、外人投資家のほとんどと国内でも独立系のファンドの方の多くは

Sさんの行動様式に当てはまります。



私も外人の行動様式のほうが好きだったので

外資系の投資家とミーティングするほうが楽しかったです。




K社が属するセクターには当時、

国内の投資家よりも海外の投資家のほうが相対的に

高い評価をしており、よって外人投資家からのミーティング依頼も多かったので

四半期に一度か半期に一度は、アメリカやヨーロッパにIRで出向いていました。



K社の社長は、IRに消極的という訳ではないのですが

(決算後の国内のロードショーには必ず行く人です)

海外のIRは行かない方だったので、欧米には私ひとりで行くことも多々ありました。



アポは日本で仲のいい

外資系証券会社の知り合い経由で

その証券会社の現地営業マンに入れてもらうのですが・・



K社は当時、人気があったこともあって

朝は8時のブレックファーストミーティングから

ランチにもミーティングを入れられて

夕方までぎっしり6、7コマも。


(ミーティング後は、現地営業マンお薦めのレストランで頂く美味しいディナーとワインがミーティングで疲れた体を癒してくれます。でもロンドンやスコットランドのときはご存知のように料理に難点があるので、かわりに食事の後のスコッチウィスキーで癒されていました^^)



閑話休題



そんなとき・・



短いミーティングが続いた日の翌早朝。



少し飲みすぎた昨日のワインの余韻を打ち消すように

熱いシャワーを使ってから、携帯で東京時間で引けたばかりの

自社の株価を確認すると・・・・







外人さんとの仕事はすぐに結果が出て

分かりやすいー!^^



でも逆の場合もすごく早いんですけどね!(>_<)


なのでやっぱりIRは重要ですね!