YMRの旅日記

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27Apr
- シリーズ全駅下車の旅太多線編 vol.1 240325①
  徳島への1泊、そして前回のグリーン車惜別乗車を経て、今春の青春18きっぷも残すこところあと2回分。行きたいところ、乗ってみたい路線などはいろいろありますが、予算や日程などもろもろの関係で、なかなか残り2回をどうするか決めることができないまま無為に時間だけが過ぎていき、もうこれ以上スケジュール的に引き延ばせない状況になってきました。さぁどうするか・・・そんな悩みに悩んだ私が苦肉の策で出した結論は、どこか適当な路線の全駅制覇をやってみようというもの。ここ最近は気軽に行ける距離に未乗路線はほぼなくなり、ちょっとネタ切れになりつつあったので、ここらで新しいテーマの旅をしてみようと思ったわけです。ただとりあえず方針こそ決まったものの、具体的にどこにするかは正直決めかねていました。伊東線や参宮線、他にもフリーきっぷを出している私鉄もいいかもしれませんね。う～んホント悩むな・・・ここでもさんざん悩み、結局今回は岐阜県の多治見駅と美濃太田駅を結ぶ太多線に決めました。理由としては、岐阜県ということで比較的簡単に往復することができる点。路線距離も17.8㎞と短く、途中駅も6駅(うち1駅は訪問済み)と少ない点。さらに日中でも1時間に1～2本は列車が設定されている点など、初めての試みをするには好条件が多く揃っていたことが挙げられます。この太多線でうまくいかなければ、この先いろいろな路線の全駅下車など、到底難しいでしょう。ということで決行は3月25日(月)に決定。天気予報ではどうやら雨の確率が高そうですが、果てしてどうなるか・・・自宅を出発した5時少し前にはまだ降っていませんでしたが、このまま天気が持つことを祈りつつ静岡駅南口近くのコインパーキングに愛車ノートを停め、旅のスタートです。3月も下旬になり、だいぶ夜が明けるのも早くなってきましたが、さすがにこの時間はまだ真っ暗ですね。改札で4回目の日付印を捺していただき、下り線ホームへと向かいます。ちなみに今日の第一走者は5時28分発の岐阜行き普通列車。早朝に1本のみ設定のある、遠路はるばる岐阜駅まで駆け抜ける長時間列車です。そうそう、今回の太多線行き、表向きは全駅下車が目的ではありますが、裏テーマとして『各駅停車縛り』というものも実行してみようと思っています。この列車は朝ラッシュ時に中京圏の主要区間に入る関係で、快速などの優等種別への退避が多く、終点の岐阜駅到着はなんと9時49分。運行時間は4時間21分にも及ぶ、まさに各駅停車縛りにはうってつけの列車となっています。そんな4両編成の岐阜行きの車内で陣取るのは、もちろんトイレのすぐ近く。頻尿気味の私にとって、トイレが遠いのは死活問題に関わってきますんでね。これでひとまず安心ですよ、はいｗそして定刻になり、列車は静岡駅を発車。未体験ゾーンの旅ですが、今日も一日しっかりと満喫したいと思います。
22Apr
- JR東日本普通車グリーン惜別乗車の旅 vol.4 240313④
  東武佐野線吉水駅から佐野駅に戻り、12時29分発の列車で高崎駅へ向かいます。閑散時間帯にもかかわらずやってきたのは6両で、ほぼほぼ空気輸送状態。乗り込んだ最後尾は一時貸し切りになるほどでした。それでも13時32分到着の前橋駅からは一気に乗客も増え、群馬県の2大都市をつなぐ路線らしい雰囲気が漂ってきます。そして定刻の13時47分に終点高崎駅到着。帰路はここからグリーン車の締めくくり乗車をする予定ですが、さすがにこの時間に帰るのは早過ぎます。ということで、ここ最近とんとご無沙汰であった信越本線に乗り、未訪問駅の磯部駅まで往復してこようと思います。30分ほど待ち時間があるので、トイレを済ませしばし休憩の後発着ホームへ行くと、14時23分発の横川行きはすでに入線済み。ベンチよりは座り心地がいいので、車内でのんびり発車を待つことにします。そして定刻になり高崎駅を発車。『信越』とは名ばかりで、信濃にも越後にも行くことはない信越本線の列車は、磯部駅には14時41分の到着。予定通りここで下車します。駅舎は小さいながらも清潔感があり、きれいに整備されていましたが、それよりも目についたのがこちら。どうやらここは、温泉記号『♨』発祥の地のようです。ちなみにいつから使われてたのか気になったので調べてみると、江戸時代の万治年間からとのこと。てっきり奈良時代とか平安時代とかの大昔からかと思っていましたが、思ってたより最近で、逆にびっくりしましたｗそれでも何かの発祥の地というのは、それだけでアピール材料になるようで、駅前だけでもいろいろなところにそれ関連の表記がありました。でもこの記号って、ひと目で温泉ってわかるし、最初に使い始めた人たちはホント凄いなと思います。およそ40分の滞在でおもしろ発見があった磯部駅をあとにし、高崎駅へ戻ります。高崎駅では恒例の登利平へGO！昼の日高屋に続き、関東のローカルチェーン個人ランキング1位2位をはしごすることができました。ちなみに3位はぎょうざの満洲かな？静岡にいてはなかなか行くことができないこれらの店たち。地元関東民からすればたいした店ではないかもしれませんが、私にとってはそれだけで気分が上がるとっておきのスポットではあります。・・・ていうか、\1,930は頼み過ぎたｗ超満腹で16時40分発の上野東京ライン平塚行きの4号車グリーン車に乗り、惜別乗車を楽しみたいと思います。おそらくこれが最後になると思われる普通車グリーン車。本来であれば名残惜しく車窓などを楽しむべきかもしれませんが、結局いつものようにほとんどの区間を爆睡してしまい、茅ケ崎駅で後続の熱海行きに乗り継ぎます。ちなみにここでは平屋席を選び、行きと併せグリーン車全フロアを堪能することができました。そして熱海駅からは20時49分発の行きに乗り、草薙駅到着は21時57分。これですべてが終わりました。ん？ベビーカステラって、出店が出てたのかな？まぁいいや。ダイヤ改正を3日後に控え、今日でグリーン車は乗り納めになるかと思います。さらに言うと、夏以降の青春18きっぷの概要も現時点では発表されていないことからも、今後私の鉄旅を取り巻く環境は大幅に変わっていくかもしれません。ただそんな中でも、自分の旅のスタイルは、時代に適応しつつも維持していけたらなと考えています。これからもまだまだ旅を楽しむぞ！！それではまた、次の旅でお会いしましょう。
16Apr
- JR東日本普通車グリーン惜別乗車の旅 vol.3 240313③
  小山駅構内の日高屋でブランチを済ませたあとは、当駅発11時02分の両毛線高崎行きに乗り、佐野駅には11時29分の到着。今回の旅のテーマは、『グリーン車惜別乗車』ではありますが、さすがにそれだけをするためだけに、わざわざこんなところ(失礼ｗ)まで来るのはちょっともったいなさすぎます。ということで、佐野市内にある道の駅で東武佐野線吉水駅から徒歩圏内にある、どまんなかたぬまへ立ち寄ってみることにしました。その道の駅へは、当初の予定では行き帰りとも佐野線で往復するつもりでしたが、駅舎撮影をしたついでに駅前をのぞいてみると、コミュニティバスが停車中。念のため中にいた運転手さんに行き先などを確認すると、どうやら道の駅も経由するようで、しかもすぐ発車するとのこと。・・・となれば善は急げ！考える間もなく乗り込み、貸し切りのコミュニティバスさーのって号で道の駅を目指そうと思います。ていうかさーのって号ってｗネーミングセンスがすごいですｗｗ最初は貸し切りだったさーのって号も、途中病院などに立ち寄り何人か乗車し、およそ15分ほどで道の駅どまんなかたぬまに到着。\310の出費は想定外だったものの、さーのって号のおかげで1本早い電車で佐野駅に戻ることができそうで、結果としては時間的にだいぶ得する形になりました。最近いろんなところでコミュニティバスに乗ることが多いすが、こうして私の需要にピンポイントでハマると、とても助かります。ただやってきたどまんなかたぬまは、残念ながら今日は定休日。ですがここには一度来たことがあり、今回は写真撮影とGPS登録に来ただけなので、特に問題ありません。まぁやっているに越したことはないですが・・・ここではトイレのみを済ませ、吉水駅を目指します。ちなみに距離はおよそ1㎞。地図アプリを頼りに住宅地を進み、15分ほどで無事辿り着くことができました。ていうか駅前広場でか！！なんかこのだだっ広い雰囲気、北海道を思い出してしまいます。あれからもう3年か・・・ホント時の流れは残酷だと、つくづく思います。吉水駅は、ごくありきたりな1面2線の地上駅。この旅を計画して、初めてその存在を知った吉水駅。もちろん初訪問で、今日みたいなことがなければ、永遠に訪れることはなかったでしょう。ほどなくして12時18分発の列車が入線し、再び佐野駅へ戻ります。ここでJR両毛線に乗り換え高崎駅へ向かいますが、待ち時間はなんと4分と、抜群の接続を取ってくれます。お互い毎時1本で、偶然なのか意図的なのかは不明ではあるものの、これは素直に嬉しいですね。帰りは高崎駅から静岡方面へ、これまたグリーン車(おそらく最後？)で戻ると決めており、佐野発12時29分の列車で高崎駅へ向かおうと思います。
- JR東日本普通車グリーン惜別乗車の旅 vol.2 240313②
  4分遅れで草薙駅にやってきた始発沼津行きは、結局完全に遅れを取り戻すことはないまま終点の沼津駅に到着。といっても接続時間的にはじゅうぶん余裕があり、特に急ぐこともなく5号車2階の座席に腰を落ち着けます。惜別乗車といってもこのあたりは何度も何度も通った区間。特に目新しさもないこともあり、結局沼津駅発車後はしばらくの間爆睡してしまいました。それでも車内が混雑し始めた平塚駅あたりからは目も醒め、藤沢駅では私の隣も埋まるとともに立ち客も出始めました。せっかく安くないグリーン券を買ったのに立つなんて・・・ホント同乗してしまいます。普通車の混雑は、想像を絶することでしょう。首都圏の通勤ラッシュとは無縁の生活を送れていることに、もっと感謝すべきかもしれませんね。その混雑は駅に着くごとにどんどん増していき、神奈川県最後となる川崎駅を8時07分に発車。いつもであれば、次の品川駅からは下車客の方が多くなり車内が空いていく傾向がありますが、なんとその品川駅手前で急制動がかかり緊急停車。車内も急な出来事にざわつき始め、『なにごと？』と思っていると、どうやら回送列車に乗客が取り残され、その対応のため緊急停車したとのこと。重大な事故や事件ではなくひと安心ですが、それでもここでしばらく停車したことで、かなりのタイムロスが発生。これにより会社や学校に遅刻してしまった人も、大勢いたのではないでしょうか。まぁ私は今日に限って言えば、時間的に余裕のある優雅な鉄旅をしている身ですから、別に関係ないですけどｗそんなこともあり、列車は遅れたまま東京の都心区間を通り過ぎましたが、降車予定の小山駅にはほぼ定刻に到着。いつの間にか遅延も回復してましたね。お見事！小山駅からは両毛線に乗り換えて、東武佐野線のとある駅に向かうつもりですが、その前に腹ごしらえを。朝食を摂らずに出発してきたので、すでにだいぶ空腹です。ということで、構内にある日高屋でブランチ？を楽しみます。いやぁ10時からやってるって嬉しい限りですね。満腹になったところでいざ出発と行きたいところですが、この時間帯の両毛線は1時間に1本のみ。次の発車は11時02分となっているので、しばし駅前を散策します。乗り換えではたまに来たことはあったものの、実際に外へ出るのはいつ以来かも思い出せないくらい久々ですが、なんか駅も駅前風景も高崎線の熊谷駅に雰囲気が似ている感じがしました。都市規模にもそう大差はなく、ともに大宮駅から新幹線で1駅。こんなこと、実際に来てみないと絶対わかりませんよね。こうした発見があるのも、旅の醍醐味だなと改めて思いました。発車時刻が近づき、両毛線ホームへ。相変わらず両毛線ホームは遠いな・・・地味に一見泣かせな構造だと思います。ロングシートの車内でしばし発車を待ち、定刻の11時02分に小山駅を発車。前述の通り東武佐野線に乗り換えるため、佐野駅を目指します。
14Apr
- JR東日本普通車グリーン惜別乗車の旅 vol.1 240313①
  鉄道界隈における春のビッグイベントといえば、毎年3月に行われるJRグループのダイヤ改正。そして今年(2024年)の目玉は、何といっても北陸新幹線の敦賀延伸でしょう。2015年(平成27年)の金沢延伸から9年を経て、ようやく新幹線未開の地であった福井県にも足を延ばすこととなり、東京方面から北陸地方へのアクセスは、それまでと比べ抜群に良くなりました。他にも山形新幹線に新型車両E8系がデビューしたり、上記の在来線区間に第三セクターであるハピラインふくいが発足したりと、例年に負けず劣らずいろいろな変化がこの春に訪れます。とはいえそれらのほとんどは、静岡在住の私にとっては遠い地の出来事・・・直接影響を受けることはほとんどなく、『ふ～ん』って感じになるだけのことばかりかと思います。ただそんな中、1つだけ看過できない変化が、JR東日本における普通車グリーン料金の大幅改訂。改定といえば聞こえはいいですが、要は値上げですよね。値上げ、値上げ、値上げ・・・私がよく利用する平日の100㎞以上の区間に関しては、\1,000が\1,550と尋常ではない値上げ幅となってしまってしまいます。こうなると、さすがに今までのような頻度で利用するのは難しく、今回はその値上げ前最後の普通列車グリーン車惜別乗車ということで、北関東への乗り鉄旅に出掛けてきました。『また北関東かよｗ』そんな声も聞こえ、我ながらホント北関東が好きだなと思わなくもないですが、現行制度で思いきりグリーン車を満喫しようとすると、どうしてもその方面に足が向くことが多くなってしまいます。ということで、徳島行きから帰ってきた翌週の3月13日(水)、早朝の草薙駅から旅のスタートです。昨日は全国的に1日雨で、特に関東では一部交通機関に乱れもあったほどでしたが、今は路面こそ濡れたままになっているものの小康状態を保っており、これから先もとりあえずは雨の心配はなさそうです。旅にとって雨ほどイヤなものはありませんからね。降らないことを心から祈ります。窓口が開くのを待って、沼津～小山間のグリーン券を購入。改訂後は磁気グリーン券がさらなる値上げをすることもあって、おそらくここで購入するのは今回が最後になるでしょう。なんかホント寂しくなるな・・・草薙駅からはいつものように5時07分発の始発に乗り、終点沼津駅へ。・・・と思っていたら、定刻になってもなかなか列車は現れません。始発というのに遅れ？しばらくして流れてきた放送によると、どうやら先行の貨物列車が遅れており、その影響を受けてしまっているようでした。なんとも幸先の悪いスタートにはなりましたが、結局4分の遅れで沼津行きはやってきました。沼津駅での接続時間は9分。このままいけば、じゅうぶん間に合うでしょう。それでは気を取り直して、沼津駅へ向かおうと思います。
11Apr
- 徳島で1泊いつもよりちょっとリッチな乗り鉄旅に行ってきた vol.10 240305⑤
  あいにくの空模様の中、赤穂線の未訪問駅を4駅制覇しつつ、播州赤穂駅までやってきました。ここから先は、いわゆる『アーバンネットワーク』の区間に組み込まれており、時間帯によっては新大阪駅まで1本で行ける新快速の設定もあります。当初の予定では、ここ赤穂や姫路なども含め、このあたりで観光などしてから新大阪駅へと向かおうと考えていましたが、この雨の中歩き回るのはなんとも億劫・・・そんなわけでそのまま14時07分発の姫路行きに乗り継ぐことにします。この車両を見ると、京阪神に戻ってきたという実感が増してきますね。姫路駅からは新快速に乗り、一気に高槻駅へ。そうそう、姫路といえば忘れちゃいけないまねきの駅そばですが、岡山でのぶっかけうどんがまだまだ腹に残っており、今回は後ろ髪惹かれる思いでスルー。いずれまた来ることもあるでしょう。そして新大阪駅を通り過ぎ、高槻駅には16時ちょうどの到着。雨もようやく小降りになり、しばしこのあたりの駅巡りをしようと思います。自分でも意外でしたが、ここ高槻駅には初訪問。その高槻駅は、人口約35万の高槻市の中心駅にして、駅利用者も5万人を優に超える北摂を代表する駅で、周辺もかなり賑わっていました。そんな賑わいを見せる市街地の中を、これまた未訪問の阪急高槻市駅へ向かいます。こんなに行き交う人がいるアーケードなんて、久々に見た気がしますｗ10分ほどで辿り着いた高槻市駅は、JRに比べればこじんまりとした印象。といっても利用客も多く、じゅうぶん活気がありますが。ここからは16時35分発の天下茶屋行きで、これまた未訪問のお隣富田駅へ。富田駅からは、再び歩いてJR摂津富田駅へ向かいます。先ほどの赤穂線内4駅に続き、さらに4駅を追加。路面電車以外で、1日でこんなに新規訪問できたのは、ホント久々な気がします。作業みたいな感じではありますが、達成感は大きいですね。さて、時刻は17時を回ったところ。駅間ウォークを何度かして疲れてきたこともあり、そろそろ新大阪駅へ向かおうと思います。ただ帰りの新幹線は、19時51分発のこだま760号。さすがに少し早すぎるということで、さらに1駅追加し塚本駅まで行ってみることにしました。相変わらず雨は降り続いていますね。結局1日雨でした。こんなこと、いつ以来だろ？駅前には激安たこ焼きで有名なこちらがド派手に鎮座。何度も大阪に来ている私ですが、まだ一度も利用したことがありません。次こそ行ってみようかな。以上で今日の行程はすべて終了。塚本発17時41分の列車に乗り、新大阪駅には17時50分に到着しました。新大阪駅では、適当に構内をふらついた後、関西のご当地ラーメンチェーン『どうとんぼり神座』でディナー。結局今回の食事は、昨日のきしめんに始まり、すべて麵になってしまいましたねｗさすがに炭水化物の食べ過ぎで、明日からは食事に気を付けたいと思います。帰りの新幹線は、ほぼ全区間爆睡。静岡市清水区の自宅には23時前に無事戻ってきました。ここで簡単に旅の総括を。今回は青春18きっぷを利用しつつ、各所にプチリッチな要素も入れてはるばる徳島まで行ってきました。途中トラブルがあったり天候に恵まれなかったりと、残念な部分もありましたが、総じて満足のいく旅になりました。点数を付けるなら、80点といったところでしょうか。それにまだまだ青春18きっぷのシーズンは始まったばかり。次はどこへ行こうか・・・楽しみは膨らみますね。しっかりと計画を立て、満喫したいと思います。それではまた、次の旅でお会いしましょう。
08Apr
- 徳島で1泊いつもよりちょっとリッチな乗り鉄旅に行ってきた vol.9 240305④
  列車を乗り間違えるトラブルこそあったものの、なんとか当初の行程に無事復帰し岡山駅までやってきたのが10時半過ぎ。ここでは昼食も兼ねて、徒歩すぐのところにあるイオンモール岡山へ行ってみようと思います。・・・とその前にまずは恒例の駅舎撮影。さすが大都会岡山。駅も中四国地方最大のターミナルとなっていて、その周辺もかなりの賑わいを見せています。我が街静岡とは人口規模などが似ていて、同じく後発の政令指定都市である熊本市や新潟市などとともに何かと比較されますが、個人的にはのぞみやみずほなどの優等種別もすべて停車する岡山市の方が、ずいぶんと格上のように感じます。まぁこれはあくまで『主観』であり、私があまり静岡市、というか静岡県のことを好きでないのも一因かもしれませんが。なんかすべてにおいて中途半端でイヤなんですよね・・・その気持ち、誰かわかってくれますかねｗ地下通路を通り抜けイオンに到着。イオンモールの西日本における基幹店舗という位置づけのこちらは、地上8階地下2階に約350ものテナントが入るという破格の規模で、平日というのに館内は大賑わい。とはいえさすがにこの時間帯のフードコートはまだまだ空いており、ここで目的のぶっかけうどんをいただきます。ちなみにこのぶっかけうどん、岡山駅の新幹線ホームでも食べることができ、去年2月にはそちらで一度実食済みですが、イオン巡りも好きな私としては『基幹店舗』という響きにつられ、ここにやってきたというわけです。およそ1年ぶりのぶっかけうどんの味は・・・確かにおいしいですが、ちょっと思い出補正が入っていたのか、前回の衝撃的なまでのうまさを感じるほどではありませんでした。といっても、じゅうぶんおいしかったですけどね。満腹になり館内を適当にふらつき、再び岡山駅へ。ここからは予定通り、いくつかの未訪問駅に立ち寄りつつ赤穂線経由で新大阪駅を目指すことにします。まずは11時24分発の西大寺行きに間に合い、終点西大寺駅で下車。西大寺と聞くと、近鉄の大和西大寺駅の方が圧倒的に有名かもしれませんが、ここも旧西大寺市(現岡山市東区)の中心駅で、当駅始終着の列車も設定されている運行上の主要駅でもあります。ただそんな西大寺駅滞在はわずか8分。続いてはすぐに折り返す形でお隣大多羅駅へ向かい、その大多羅駅には11時55分の到着。こうした作業のような駅巡りは、ここ最近は極力しないように決めていましたが、悪天候かつ遠方ということで、今日のところは自分に甘えることにしましょう。その後も長船駅、邑久駅と訪問し、短時間の間に4駅を制覇。そして赤穂線の由来にもなっている播州赤穂駅には、13時40分に到着しました。ここまでくれば、新大阪駅まではあと少し。さらに14時07分の姫路行きに乗り継ぎ、姫路駅を目指します。
04Apr
- 徳島で1泊いつもよりちょっとリッチな乗り鉄旅に行ってきた vol.8 240305③
  予期せぬトラブルから乗ることになった四国交通のバスに揺られること20分ほどで、目的の阿波池田駅に到着。列車を乗り間違えた時にはどうなることかと思いましたが、影響は最小限に食い止めることができ、さらに結果として2駅(辻駅・阿波池田駅)の新規訪問も叶いました。辻駅でバスを見つけるまで、精神衛生上は非常に良くなかったものの、旅にトラブルはつきもの。とにかく当初の行程に復帰できてひと安心です。この旅では来る予定になかった阿波池田駅駅舎。平成の大合併で誕生した三好市の中心駅として機能しており、周辺もそれなりに賑わっていました。ここで岡山までの特急南風5号の指定席特急券と乗車券を購入し、構内へ。ちなみに料金は占めて\3,790也。安くはないですが、しでかした失態を考えれば致し方ないでしょう。列車到着までの時間を利用し、適当に撮影します。3面5線の構内はかなり広く、土讃線の普通列車なども待機。こうした『ザ・鉄道の駅』みたいな古き良き時代のイメージを残す駅は、今となっては貴重な存在で、この駅に訪れることができて素直に良かったなと思います。なんて感傷に浸っていると、9時07分発の南風6号が入線してきました。う～ん、ピンぼけ・・・ちなみに指定した1号車8番D席はアンパンマン車両で、内装も完全にアンパンマン仕様。見ると自由席は空席もあったようで、わざわざ指定席にする必要はなかったですが、これはあくまで結果論。勝手のよくわからない旅先で、しかも途中駅から乗るには自由席というのはリスクが高過ぎます。あくまでも席確保の『安心』の対価ということで、やむを得ないと思っています。列車は秘境駅として名高い坪尻駅などのある四国中央部の山間地を進み、やがて平地に出ると琴平駅には9時34分の到着。ここから先の区間は2年前に乗車しており、車窓にもかすかながら見覚えがあります。そしてこちらは現存12天守の1つ丸亀城。そうそう、ここにも行ったっけな・・・あれから2年もたったかと思うと、月日の流れの早さというのは残酷にすら思えてきます。しばらくすると瀬戸大橋に差し掛かり、風光明媚な瀬戸内海を見下ろし本州へ。といってもこの雨模様じゃ、もやっていてあまり車窓は楽しめませんでしたがｗそして阿波池田駅を発車しておよそ90分で、終点の岡山駅には定刻の10時33分の到着。ここまで連れてきてくれたアンパンマン列車に感謝を告げ、下車します。向かいのホームには、発車を待つ松山行きの特急しおかぜ7号が停車中でした。この車両には一度だけ乗ったことがありますが、個人的にかなりデザインが気に入っており、本当にカッコイイと思います。アンパンマンの後だと、その洗練されたデザインが一層際立ちますね。岡山駅から先は、赤穂線経由でいくつかの駅に立ち寄りながら新大阪駅まで行くつもりですが、その前にちょっと行ってみたい店があります。ということで改札を出て、徒歩数分のところにあるイオンモール岡山へ向かうことにします。
01Apr
- 徳島で1泊いつもよりちょっとリッチな乗り鉄旅に行ってきた vol.7 240305②
  牛島駅を発車した列車は、終点阿波池田駅を目指し西へ西へと進んでいきます。この徳島線、実際に乗りに来るまでは、徳島県を東西に貫く田舎のいちローカル線くらいの認識しかなかったですが、写真でもわかる通り、意外にも沿線には住宅も多く、行き違いの列車を見ても徳島市方面への通勤通学もかなり多い様子。やはりこうした生の雰囲気は、現地に来てみないとわかりませんね。そして四国一の大河吉野川にピッタリと沿って進み、愛称の『よしの川ブルーライン』がなんともしっくりくる感じ。雨で車窓がもやっているのも、それはそれで風情があるように思えます。7時13分到着の穴吹駅では、特急剣山2号と行き違いのため7分停車。雨も小降りになってきたので、ホームに出て撮影がてらストレッチをします。木造駅舎もいい雰囲気ですね。やってきた剣山2号は4両も繋いでおり、通勤特急としてしっかりと活用されてるようです。列車はさらに進み、終点阿波池田駅の1駅手前の佃駅には7時58分の到着。終点まで行かずにこの佃駅で下車したのは、当駅発8時02分の土讃線琴平行きに乗り継ぐためですが、ここで自身の確認不足から、ちょっとした問題が発生してしまいました。琴平行きだと思い乗り込んだ列車は、なんと7時59分の徳島行き。あとあと調べてみると、本来乗る予定の琴平行きはこの後にやってくるようでした。こんな田舎(失礼！)に数分間隔で列車が発着するなんてことは微塵も考えておらず、しっかりと確認しなかった自分が完全に悪いですが、列車を乗り間違えるという大失態をしでかしてしまいました。さぁどうするか・・・このまま徳島駅まで戻る？ただそれだと今後の行程は完全に練り直しになってしまい、大幅なタイムロスも生じてしまいます。短時間の間に頭をフル回転させ、出した結論は次の辻駅で下車すること。ここであれば、特急停車駅の阿波池田駅までは何とか歩ける距離(約6.5㎞)ということで、最悪そこまで歩いていけばいいと考えました。ということで、予期せぬトラブルがあり急遽下車した辻駅。こんなことがなければ、一生訪れることはなかったかもしれません。とりあえずいつものルーティンで駅舎を撮影し、周辺を見渡します。・・・と道路の向こうにバス停を発見！わずかな期待を持って時刻表を見てみると、なんと阿波池田行きのバスがあり、しかもそれが8時半にやってくるではありませんか！何たる幸運。神は私を見放さなかった！！ここで下車することを決めた自分をほめてあげたいと思いますｗこれで雨の中の長時間移動も回避することができるうえ、今後の行程にも支障が出ないこともわかりました。待合室でバス到着までの時間をつぶし、やってきた四国交通バスに乗り込みます。助かった・・・一緒に待っていた地元客と思われる数人とともに、阿波池田駅を目指します。
28Mar
- 徳島で1泊いつもよりちょっとリッチな乗り鉄旅に行ってきた vol.6 240305①
  3月5日(火)昨日に引き続き今日も始発から行動開始で、4時半には起床。予報は雨だったので気になって外を見てみると、しっかり雨が降っています。ったく、こんな時にあたらなくてもいいのに・・・といってもまぁこればかりは仕方ないですね。どうにもできません。諦めて身支度を整え5時半過ぎにチェックアウト。一晩お世話になった東横インをあとにします。それにしてもこんなにガッツリ雨に降られるのはいつ以来だろう？晴れ男を自負するつもりは毛頭ないですが、曇ることこそ多くても、雨に降られた記憶はあまりありません。ん？去年の東北で1日くらい降られたかな？まぁいいや。とりあえず持ってきた折りたたみ傘を開き、駅までの道をとぼとぼと歩いて向かいます。10分ほどで到着し、閑散とした未明の改札で18きっぷに日付印を押してもらい構内へ。今日の第一走者は、徳島発6時06分の徳島線阿波池田行き。これに乗り、まずは徳島線完乗を目指します。あまり足を踏み入れたことのない四国には、まだまだ未乗路線がたくさん残っており、特に高知県は完全に手付かずの状態で残ったままになっています。今年の長期休みは東北ではなく四国にしようかな・・・いずれにしても、いつかまた来なければなりませんね。ホームでは、5時41分発の高松行き特急うずしお2号が停車中。このデザインとカラーリング、個人的にはすごくカッコイイと思います。今回は見るだけですが、いずれ乗る機会もあるでしょう。その時を楽しみに待っていますね。しばらくすると、我が徳島線の始発列車が入線してきました。意外にも3両も繋いでいます。それよりも気になったのが車内の座席配置。BOX席とロングシートが互い違いに配置されています。もちろんBOXに陣取り、待つこと数分で、定刻の6時06分に徳島駅を発車。写真からもわかる通りガラガラの状態ですが、都市部を早朝に出発する列車なので、これは仕方ないですね。3両も繋いでいるので、この先高校生がわんさか乗ってくるのかな？あまり混雑しないのが望ましいですが、果たしてどうなるでしょう。この徳島線沿線は完全に初めて足を踏み入れる地域となっており、そうしたところでは複数のアプリのGPS登録で、なかなかに手元が忙しくなります。景色も眺めたいし、登録のし忘れは防ぎたいしで、余裕がなくなりますが、この感覚、久々で懐かしくも思います。各地を旅し始めて早数十年。もうこんな地域は数えるほど残っていないので、新鮮な気持ちになります。徳島駅を発車しておよそ30分、牛島駅で対抗列車と待ち合わせ。相変わらず車内は空いたままで、せっかくなのでホームに出てもよかったですが、雨も降っているしわずか4分の停車ということで、おとなしく車内にいることにします。その徳島行きの到着を待って、再び牛島を発車。ここまでだいたい3分の1くらいは来たでしょうか。残りの区間も寝落ちすることなく、しっかりと楽しもうと思います。
26Mar
- 徳島で1泊いつもよりちょっとリッチな乗り鉄旅に行ってきた vol.5 240304⑤
  和歌山港発13時40分の南海フェリーで、今日の目的地徳島へと向かいます。出航前の和歌山港の様子。少し雲が多いですが天気も良く風も穏やかで、快適な船旅になりそうです。船内はそれなりに乗客は多いものの、座席にはじゅうぶん余裕があり、景色を楽しんだり昼寝をしたり・・・のんびりとした時間を過ごすことができました。やはり『非日常』を味わえるフェリーを行程に組み入れて、大正解ですね。ほぼ定刻通りに徳島港に着岸し、およそ2年ぶりの四国上陸。全国各地を旅している私ですが、徳島県内は鳴門近辺に立ち寄ったことがあるのみで、意外にも徳島市内には初めて足を踏み入れます。これで一度も立ち寄ったことのない県庁所在地は、佐賀と鹿児島と那覇かな？これらの街にも、いつか必ず行ってみたいと思います。待機していた市営バスに乗り、予約したホテルのある徳島駅へ。港からの乗客は10人くらいでしたが、途中からも何人かの乗車があり、それなりの混雑具合で徳島駅には16時半頃の到着。噂には聞いていましたが、なかなかの都会ぶり。人出も多く、かなり賑わっていました。朝にきしめんを食べて以来何も口にしていないので、さっそく名物の徳島ラーメンを頬張り、満腹になったところでホテルへ向かいます。ちなみに今夜の宿も安定の東横イン。いつもお世話になっております！今夜もよろしくお願いしますね。チェックインを済ませ部屋でしばしくつろぎますが、時刻はまだ17時を少し回ったところ。このまま部屋にいても仕方ないので、牟岐線の南小松島駅まで往復してみることにしました。ということでやってきた徳島駅。豪華な駅ビルに似つかわしくない質素な構造で、架線もなくホームも狭めですが、夕ラッシュと重なりなかなかの混雑。乗り込んだ17時30分の阿波海南行きも座れこそしたものの、後ろ向きの通路側で、せっかくの初乗車がこれなら立った方がよかったかな？でも疲れてたんでね。座らせていただきました。それでも駅ごとに車内は空いていき、南小松島駅には17時49分の到着。『南』とは付くものの、ここは人口3.4万人の小松島市の代表駅。かつてはお隣中田駅から国鉄最短(1.9㎞)の小松島線が延び、そこに小松島駅がありましたが、1985年(昭和60年)に廃止になって以降はここが市の中心駅となっているようです。とはいえ駅前はとても活気があるとはいえず、もの悲しい雰囲気。地方都市の宿命か、ここもロードサイドの方が賑やかなのでしょう。そんな駅前にたむろっていたぽんぽこ一家に別れの挨拶をし、やってきた18時19分の列車で徳島駅へ戻ります。帰りはラッシュの流れとは逆だったので窓側を確保できましたが、途中で完全に日も落ち不完全燃焼・・・牟岐線にはいずれ全線乗り直しに来ようと思います。先ほどラーメンを食べたので、軽食のみを買い込みホテルへ戻り、適当にくつろいだ後は少し早めに就寝。明日は残念ながら雨予報ですが、1日しっかり楽しみたいと思います。
19Mar
- 徳島で1泊いつもよりちょっとリッチな乗り鉄旅に行ってきた vol.4 240304④
  難波発11時50分の特急サザンの先頭車は、私以外におっさんがもう1人いるのみ。しっかりと確認したわけではありませんが、他の号車もそれほど利用されているように思えず、コロナ禍さながらのまさに空気輸送で、4両も繋ぐ意味とは？といらぬ心配をさせられるほどの乗車率で、定刻の11時50分に難波駅を発車。ちなみに下調べをしなかったので、可能かどうかわからないまま予約した席からは、あまり視界は広くないながらも前面展望が可能でした。これはラッキーですね。途中駅からも乗車はなく、ゆったりとした時間を過ごし和歌山市駅には12時49分に到着。ますますもって4両も指定席車をつなぐ意味がよくわからない特急サザンでしたが、なにかしらの理由があるのでしょう。余計な詮索は無粋ってものですよね。ここで13時05分発の和歌山港行きに乗り換えます。時間帯によっては直通する特急も設定されていますが、基本的には乗り換え必須となっているようです。発着ホームへ行くと、待っていたのはこちら。『めでたいでんしゃ』なる、休日には観光列車にも充当されることもある、ひと目見てわかる通り水戸岡デザインの車両でした。彼がデザインした列車は、九州をはじめ全国津々浦々を走っており、ファンからは賛否分かれるもののようですが、私個人としてはキライではありません。強いて言えば、座席が固いことが多く、もう少し乗り心地がいいと助かりますが・・・まぁこれは完全に好みの問題ですよね。平日ということで10名ほどを乗せて和歌山市駅を発車しためでたいでんしゃは、ものの数分で和歌山港駅に到着。フェリー乗り場とは連絡通路で直結しており、顔ハメパネルもあって旅の気分もより一層高まってきます。恒例の駅舎撮影は、数年前に南海全線を完乗した際にしているので、今回はパス。見た限り、特に変わってはいないようでした。南海フェリーは、いまや国内に唯一残る鉄道連絡フェリーともいえる立ち位置で、前々から乗って見たいと思っていました。ここまでくる列車は空いていましたが、待合室ではすでに何組も待っており、その後も続々と乗客がやってきます。おそらく彼らはここまで送ってもらったり、自家用車での利用客で、むしろ私のような鉄道でやってくる方が少数派といえますが、これほどまでに利用客が多いのは、素直に嬉しく思います。調べてみると、深夜便も含め1日8往復も設定があり、和歌山と四国を結ぶ貴重な足として、現在もしっかりと活用されているようです。ゲートが開き、乗船開始の案内がなされ、他の乗客とともに私も船に乗り込みます。徳島港到着まではおよそ2時間15分。普段なかなか味わうことのできない船の旅を、しっかり満喫したいと思います。
16Mar
- 徳島で1泊いつもよりちょっとリッチな乗り鉄旅に行ってきた vol.3 240304③
  9時ちょうどに近鉄名古屋駅を出発したひのとりは、三重奈良両県の県境の山間部を越え、大和八木駅には10時37分の到着。先ほどの津駅からは1時間弱で、ここでもそれなりの乗降がありました。終点の大阪難波駅までは残り30分あまり。ここから先は基本的に市街地の中を進み、車窓もそれまでとは一変し、都会的なものに変わっていきます。進むにつれて建物の密度も高くなり、大阪環状線と接続する鶴橋駅を過ぎたところで列車は地下へと潜入。そして終点大阪難波駅には、定刻の11時09分に到着しました。およそ2時間のひのとりの旅、これにて終了ですが、じゅうぶんに満喫できました。この『2時間』というのが、長くもなく短くもなく絶妙ですよね。3度めはいつになるか・・・次は絶対プレミアムシートにしようと思います。さて、『プチリッチ』をテーマにした今回の旅。続いては南海特急サザンで和歌山市駅を目指すわけですが、もちろん普通車ではなく2列シートが並ぶ指定席を利用します。といってもその料金は\520。これでwi-fiやコンセント完備というのはかなりオトクといえるでしょう。・・・とその前に、時間的にだいぶ余裕があるので、まずは壮観な南海難波駅駅舎を撮影。大手百貨店の高島屋大阪店が入居し、国の登録有形文化財にも指定されている駅舎の存在感は圧巻で、個人的には東京駅丸の内駅舎と双璧をなすとさえ思っています。これを間近で見るのもひのとり同様2回目かな？その素晴らしさにしばし見惚れてしまいました。その後はきっぷ売り場へ行き、件の指定券と『とくしま好きっぷ』なるきっぷを購入。指定券は予定より1本早い11時50分発のものにしました。出発直前だったにもかかわらず、車内はガラガラの様子。とりあえず先頭車両の最前列の座席を確保し、可能であれば前面展望など楽しめればと思います。そして忘れちゃいけないとくしま好きっぷ。これは\2,500で和歌山港駅までの運賃と、その先の南海フェリー(和歌山港～徳島港間)がセットになった大変オトクな割引乗車券。ちなみに南海フェリーの通常運賃は\2,500となっています。・・・ん？ということは、難波駅から和歌山港駅は実質タダで行けるってこと？前々から一応このきっぷの存在は知っていましたが、改めてその効力を前にすると、その太っ腹具合に驚かされますね。これを思えば、\520の課金など安いものです。南海難波駅は、9面8線の設備を持つ大ターミナル。国内でも阪急の大阪梅田駅(10面9線)に次ぎ、第2位の規模を誇っています。そのホームに上がると、これから乗る11時50分発の特急はすでに入線済み。後方の普通車はごく一般的な車両ですが、前よりの指定席車はなかなかに凝ったデザインで、旅の気分も一層高まってきます。側面にあしらわれたロゴもカッコイイですよね。駅名標を撮影した後は、指定した席に落ち着き発車を待ちます。これから和歌山市駅までのおよそ1時間。普段なかなか乗る機会のない南海特急を、しっかり楽しみたいと思います。
12Mar
- 徳島で1泊いつもよりちょっとリッチな乗り鉄旅に行ってきた vol.2 240304②
  JR名古屋駅の在来線ホームで、朝からちょっとリッチにきしめんを平らげた後は、ひのとりの発着する近鉄との乗換改札へ向かいます。JR東海と近鉄、一応ライバル関係にある両社ですが、乗り換えは非常に便利になっており、そこかしこに案内も完備。特に迷うこともなく、すぐに近鉄名古屋駅のホームにやってくることができました。三重在住時には何度も訪れた懐かしい駅。あまりいい思い出のなかった三重時代ではありますが、それでも月に一度くらいはリフレッシュのため来ていた覚えがあります。5番線に発着する各種特急の姿も変わりませんね。しばらくすると、私の乗る9時ちょうど発のひのとりも入線してきました。相変わらずカッコイイ・・・これに乗るのは、運転開始間もない2020年3月以来2度めとなります。あの時はプレミアムシートでしたが、今回はレギュラーシート。数日前の予約段階で、プレミアムシートはすでに空席少なめになっていたので、旅の趣旨には若干反しますが、これは仕方ないですね。このプレミアムシート、国内では最高峰の設備を誇るシートの1つであるにもかかわらず、レギュラーシートと比べ\700というわずかな差額で乗車できることもあり、相変わらず高い人気を誇っているようです。それでもさすがひのとり特別料金(\200)を取るだけあって、レギュラーシートでもバックシェル付きの豪華仕様でコンセントやwi-fiも全席に完備。設備的には申し分ありません。もちろん乗り心地も最高ですよ！幸い隣には誰も来ないようですが、半分以上は座席が埋まった状態で、定刻の9時ちょうどに近鉄名古屋駅を発車。終点大阪難波駅まで、およそ2時間の豪華な旅が始まります。名阪甲特急と銘打ったひのとりは基本的に毎時00分発。毎時30分発の乙特急とは差別化を図る意味もあり、停車駅はかなり少なく絞っています。近鉄名古屋駅を発車すると、次の停車駅は津駅。私も住んでいたことのある、県下最大の都市四日市市の中心近鉄四日市駅すら、全列車が通過してしまうという徹底ぶりです。その津駅には9時44分の到着。なんと44分もノンストップで駆け抜けたことになりますが、驚いたのは私の乗る3号車からもかなりの下車があったこと。こんな豪華な車両を1区間だけで降りるなんてもったいない！と思わなくもないですが、私のような鉄道好きならいざ知らず、普通の乗客であれば目的地まで一刻も早く着きたいに決まっています。ひのとりであっても、単なる『移動手段』と考えるのは普通のことなのでしょう。どちらかかというと、私の方が異常ですよねｗ津駅を発車した列車は、しばらくすると中川短絡線を通り、次第に山間区間へと分け入っていきます。このあたりがだいたい中間地点でしょうか。時折睡魔にやられ意識を失った時間もありますが、残り半分となったひのとりを、しっかり満喫しようと思います。
08Mar
- 徳島で1泊いつもよりちょっとリッチな乗り鉄旅に行ってきた vol.1 240304①
  2月は結局どこにも行けなかったな・・・ 1月の下旬に高速バスで東京へ行って以降、2月に入ってからは休みの日も特に何かをするわけでもなく、ダラダラ過ごす事が多くなっていました。基本的に日も短く寒さが厳しいこの時期は私にとっては旅の閑散期ともいえますが、ほぼほぼ休日はひきこもり状態だったというのはちょっと反省。家にいてばかりじゃ心がどんどん貧しくなっちゃいますからね。そんな2月の反動というわけではないですが、3月に入って青春18きっぷのシーズンもスタートしたということもあり、その最初の公休を利用して、徳島への1泊2日の鉄旅をしてきました。タイトルにもある通り、今回は節約一辺倒ではなくメリハリもつけいつもよりちょっとリッチに・・・行程に近鉄特急ひのとりや南海フェリー、新幹線なんかも組み入れ、なかなか充実した旅になったかと思います。ということで出発当日の3月4日(月)、いつものように静岡発5時ちょうどの始発に間に合わせるべく、4時半過ぎに静岡市清水区の自宅を出発です。それにしても今年はホント暖冬だった。寒さに弱い私ですらそう思えるほどの冬でしたが、今日はちょっと寒さが厳しい感じ。加えて明日は、全国的に1日雨の予報となっているようです。さてどうなるか。予報が外れることを祈りつつやってきた静岡駅。裏口に当たる南口だけでなく、コンコースも閑散としていますね。ただ驚いたことに、ホームへ上がると意外なほど多くの人が。乗り込んだ先頭車両もすでに10人ほどが乗っています。まぁ座れないわけではないし、需要があるのは嬉しくもありますが、のんびり鉄旅を楽しもうと思っていた私としては、ちょっと面食らった感じになってしまいました。とりあえず恒例の駅名標と車両撮影。定刻になり列車は静岡駅を発車。この先掛川駅で、いつものように当駅始発の豊橋行きに乗り継ぎますが、ロングシートの上まだ暗いこともあり、それまでは睡眠に充てることにしましょう。その掛川駅には5時44分の到着。ここで12分待ち、あの乗りトク車両の入線を待ちます。心なしか、これもいつもより混んでいる感じ。浜松駅からは、私が乗り捨てた列車からも多くの乗り継ぎ客が乗車し、一部立ち客が出るほどの大盛況に。とはいえ最上の座席に落ち着き、豊橋駅までのおよそ1時間、至福の時を過ごすことができました。豊橋駅からはわずか3分の接続で大垣行き快速に乗り継ぎ、ひのとりが発着する名古屋駅へ向かいます。座席確保を最優先にしたので、駅名標は撮影ならず。当然窓側も空いておらず、何とか通路側に空席を見つけ、定刻の6時59分に豊橋駅を発車。車窓は諦め適当にスマホをいじったり、寝落ちしたり・・・そして7時58分到着の名古屋駅で下車します。朝食がまだだったので、ホーム上のこちらに入店。これから乗るひのとりの発車は9時ちょうどで、時間にはだいぶ余裕がありますんでね。朝食から外食なんて、今回の旅のテーマ『プチリッチ』にピッタリじゃないですかｗ巷では、実は名古屋で一番おいしいきしめんなんて言われることもあるホーム上のこのお店、先客は1名で、私がいる間にも5名ほどがやってきました。朝8時にしてはかなりの盛況で、おっちゃんのワンオペはなかなかに大変そう。同業者なので、気持ちは痛いほどわかりますよ。もちろん味も申し分なく、大満足でお店をあとにし、近鉄の改札口へ向かうことにします。
03Mar
- フリーきっぷで京王駅めぐり vol.4 240129④
  仙川駅からは、13時16分発の各駅停車京王八王子行きに乗り、国領駅へ向かいます。ここでは駅横の西友でひと休み。トイレを済ませ飲み物を買って、英気を養います。続いては調布駅乗り換えで、相模原線京王多摩センター駅へ。フリーきっぷを持つ身としては、このまま京王線に乗り続けている方が余計な出費もなくていいですが、ここからは気分転換も兼ねて、多摩モノレールで高幡不動駅へ向かおうと思います。ん？こちらは小田急ですね。京王は撮り忘れたみたいですｗていうかキャラクターがカワイイ・・・多摩センター駅は京王・小田急・多摩モノレールの3路線が乗り入れ、交通の結節点として機能。駅周辺も大きな商業施設が立ち並び、かなりの賑わいを見せています。久々のモノレールに年甲斐もなく興奮し、およそ15分の空中散歩を楽しみ、高幡不動駅には14時40分の到着。なかなかに立派な駅舎が出迎えてくれました。ここは駅名にもある通り、言わずと知れた『高幡不動尊』の最寄駅。時刻は15時をまわり、冬の短い日がだいぶ傾いてきましたが、今から参拝しようと思います。さすが成田山新勝寺などとともに、関東三大不動に数えられる寺院ですね。この時間でも参拝客は次から次へやってきます。そして何より目立つのがこの五重塔。まさに壮観のひとこと。これを見ただけでも来てよかったと思います。いろいろ見た後で御朱印を所望しますが、直書きはなんと1時間待ちとのこと。さすがにそんなには待てないので書き置きのものをいただき、大満足で高幡不動尊をあとにします。ここからは京王線内に残る未訪問駅にいくつか立ち寄りつつ、高速バスの時間まで適当に待とうと思います。ということでまずは南平駅。続いて長沼駅へ向かいます。ちなみに同名の『長沼駅』は、私の地元静岡鉄道にもあり、何と勤務先の最寄駅。前々から気になったので立ち寄ってみたものの、住宅街に中ある特に大きな特徴もない駅でした。ま、こんなもんか。といっても、付近は静岡に比べだいぶ都会的ですがｗもう少し駅めぐりをしても時間的に問題なかったですが、早朝からの活動でだいぶ疲れも溜まってきました。あまり無理をしても楽しめないということで、そろそろ東京駅へ戻ることにします。途中聖蹟桜ヶ丘駅で特急に乗り継ぎ、新宿駅には16時44分の到着。ていうか、『聖蹟』ってなんかカッコイイですよね。ただ残念ながら降り立ったところからは駅名標は遠く、これしか撮れませんでした。新宿駅からは中央快速線に乗り、神田駅で下車。駅前の日高屋で少し早めのディナーをいただき、歩いて東京駅へ向かいます。・・・が意外に遠く、これはちょっと失敗だったかも。おとなしくJRを使えばよかったと反省反省。でもそのおかげでこんな写真が撮れました。ちょっとピンボケなのはご愛嬌ということでｗなかなかいいアングルだと思います。東京駅で軽く時間をつぶし、19時ちょうど発の高速バスで静岡駅を目指します。行きと違い、帰りはさほど渋滞することもなく、10分ほどの遅れで静岡駅へ戻ってきました。今回の京王駅めぐりの旅、総じて充実したものになったかと思います。大手私鉄には京王の他にもフリーきっぷを設定しているところも多く、今後も継続して活用して駅めぐりなどを楽しめそうです。そして3月には、待ちに待った春の青春18きっぷシーズンも始まります。今度はどこへ行こうか・・・今から想像が掻き立てられ、楽しみでなりませんね。それではまた、次の旅でお会いしましょう。
28Feb
- フリーきっぷで京王駅めぐり vol.3 240129③
  吉祥寺駅前の肉あんかけチャーハンのお店で腹ごしらえを済ませ、旅を再開。まずは消化促進も兼ねて、歩いてお隣井の頭公園駅まで行ってみることにしました。調べたところ、距離はおよそ1㎞弱といったところでしょうか。途中井の頭公園を通ります。そしてこちらは、とあるジンクスで有名なボート。冬の平日というのにかなり盛況な様子で、結構な数のボートが思い思いに漂っていました。そんな彼らの行く末やいかに・・・さらに進むと『神田川源流』を発見。ていうか、これを見てみたくてここに来た感もありますがｗ案内板がなければただの小川にしか見えませんが、これは紛れもなく神田川の始まりであり、大都会の中を延々と隅田川と合流する両国橋脇まで流れていくことを思うと、なんか不思議な感じがします。今年の初詣の際利用した御茶ノ水駅から見下ろした神田川とは、同じものとはとても思えませんね。最近Youtubeでも川の始まりを探索する動画を見たりしている私にとっては、ピンポイントの当たりスポットといえます。今後も他の川の始まりに行ってみたいなと、改めて思いました。どこか適当な川ってありますかね。さらに進むと、ようやく井の頭公園駅が見えてきました。それにしても抜けるような澄んだ青空。これなら、公園内を散策する人が多いのも納得です。井の頭公園駅は2面2線の簡素な構造の駅で、利用者も井の頭線内では最小とのこと。私の訪問時も閑散としており、他の乗客は皆無でした。やってきた各駅停車に乗り、次は久我山駅へ向かいます。両者の距離は間に三鷹台駅を挟むものの、わずか1.9㎞。3分で到着しました。改札を出て、ごちゃごちゃした都会らしい雰囲気の駅前を歩き、久我山稲荷神社を目指します。特に迷うこともなく、およそ5分ほどで無事到着。創建年代は不明とのことですが、先客もあり由緒ありげな雰囲気はムンムン。ただ残念ながら社務所は無人で、御朱印をいただくことはできませんでした。参拝を終え久我山駅へ引き返し、続いては永福町駅へ。ここは急行と各駅停車が緩急接続する主要駅で、線内を走る全ての急行が各駅停車と接続するという、なかなかおもしろい特徴を持っています。そんな永福町駅はもちろん未訪問。なにせ井の頭線は、起点から終点まで一度乗り通したことがあるだけですから。最初の予定では、徒歩圏内の京王線下高井戸駅まで歩いて向かうつもりでしたが、よくよく調べてみると、その下高井戸駅には以前東急世田谷線を乗り通した際に訪問済みでした。ということで、歩き疲れたこともあり、12時41分の各駅停車で明大前駅へ向かいます。まだまだ井の頭線内には未訪問駅は多数ありますが、とりあえず今回はこれでおしまい。続ては京王線の駅めぐりをしようと思います。まずは12時49分発の快速橋本行きに乗り、仙川駅到着は13時01分。ここは未訪問であることもさることながら、別の位置ゲーアプリのチェックポイントが近くにあり、個人的には一石二鳥の駅。こういうことでちょっとした幸せを味わえるって、いいですよね。それにしても普段まったく乗り慣れていない京王線は、種別による停車駅が複雑でしっかり毎回調べないと訳がわかりません。この駅めぐりも残り数時間。アプリを活用し、ムダな待ち時間などは無いようにしていかないとなと思います。
23Feb
- フリーきっぷで京王駅めぐり vol.2 240129②
  愛鷹PAでの休憩を終え、バスは再び東京駅を目指し進んでいきます。神奈川県内に入り、途中いくつかのバス停からの乗車があったものの、終始それほど混雑はしないまま東京駅には9時50分頃に到着。定刻では確か9時09分着だったハズなので、およそ40分の遅れになります。遅れないに越したことはないですが、まぁこれは許容範囲かな・・・主たる原因は首都高速内の事故渋滞だったようです。やはり時間が読めないということが、バス最大のデメリットですね。今後も鉄道(新幹線も含む)とは目的により、キッチリ使い分けていこうと改めて思いました。さて、静岡から4時間半かけて、ようやくやってきた東京駅。高速バスは、丸の内でも八重洲でもない日本橋口に到着となります。あまり見慣れぬ入り口から構内に入り、今日の目的である京王線を目指し、山手線ホームへ。『京王』といえばターミナルは言わずと知れた新宿ですが、今回の旅の始まりは渋谷駅から吉祥寺駅までを結ぶ井の頭線からと決めており、まずは渋谷駅へ向かいます。東京一の、いや日本一のドル箱路線といっても過言ではない山手線も、さすがにこの時間は空席が目立ち、余裕で座ったまま、およそ25分で渋谷駅到着。いざ井の頭線ということで改札を出ましたが、案内が不十分でさらに工事中とあって、イマイチ乗り場がわかりづらい・・・途中モヤイ像にご挨拶をし、なんとか井の頭線の乗り場に辿り着きました。やはり『渋谷ダンジョン』の異名は伊達じゃないですね。もう一度同じルートを通れと言われても、絶対に無理だと思います。さっそく券売機でフリーきっぷを\1,000で購入し、高架ホームへ。すると10時35分発の急行がまもなく発車とのアナウンス。別に都会の過密路線ということで、慌てる必要もなかったですが、テツの性かなんなのか、とっさに乗り込んでしまいました。あ、駆け込み乗車はしてませんので悪しからずｗでもおかげで駅名標などを撮るのを忘れてしまいました。なぁにやってんだか。井の頭線ではいくつかの未訪問駅に立ち寄るつもりですが、まずは一気に終点の吉祥寺駅まで行ってしまおうと思います。井の頭線は路線距離12.7kmに対し、駅数は途中駅だけでも15駅を数え、平均駅間距離も0.8kmと、かなり駅が密集した路線となっています。そんな路線ということもあり、急行の速達効果は抜群。いくつも駅を飛ばし、渋谷駅を発車しわずか19分で終点吉祥寺駅に到着しました。ここには一度来ているハズですが、まったく記憶にないですね。新鮮な気持ちで、適当に構内を撮影。見慣れている人にはどうってことない風景でしょうが、こんな車両の並びだけでも私の目には珍しく映ります。一気に吉祥寺駅まで来た理由は、昼食のため。ここなら何かしら必ず見つかるでしょう。そう思い駅周辺を徘徊し、肉あんかけチャーハンのお店に入店。大盛り無料はありがたく、それほど空腹ではないのに思わず頼んでしまいましたｗお代は\980。じゅうぶん満足し、お店をあとにします。こういうお店は静岡にはないな・・・やはり都市としての力の違いをまざまざと見せつけられた感じです。さて、満腹になったところで本題に入りましょう。まずは1駅歩く形で、お隣井の頭公園駅を目指します。
20Feb
- フリーきっぷで京王駅めぐり vol.1 240129①
  冬の青春18きっぷシーズンが終わってから、再び春の青春18きっぷが使えるようになるまでの2か月弱は、私にとっては旅の閑散期。寒いうえに日も短く、地域によっては雪などで交通機関も乱れるなど、旅にとっての悪条件が多くあり過ぎます。過去を振り返ってみても、3泊4日の山口旅行に行った去年以外は、ほとんど泊まりで出かけた記憶はないほどです。とはいえ、ずっと引きこもっているのも精神衛生上よくない。そう思い、1月も終わりに差し掛かった29日(火)、東京への高速バスを予約して、日帰りでの乗り鉄旅に行ってきました。目的は東京と簡単に決まったものの、具体的には何をしようか・・・いろいろと候補があり、かなり悩みましたが、今回は大手私鉄京王電鉄の1日フリーきっぷを利用し、思う存分乗り回すことに決めました。京王電鉄には数年前に同じフリーきっぷを利用し全線完乗済ではあるものの、それ以降はとんとご無沙汰で、未訪問駅も数多く残っています。それらの駅周辺を適当に見てまわりながら、いろいろな発見があればいいかなと思い、当日は3時半に起床。身支度を整え4時半過ぎに静岡市清水区の自宅を出発し、静岡駅を目指します。東京駅への高速バスの発車時刻は5時20分。前回の東京行きでも利用し、なかなか使い勝手が良かったので、今日もこちらにしました。以前は自宅からそれ程遠くないところにバス停がある、しずてつジャストラインが運行する別路線を専ら利用していましたが、そのバス停がパークアンドライト施設ともども消滅。なんとも悲しい出来事ですが、こればかりは仕方ありません。そうせざるを得ない事情があるのでしょう。ということで、今後もこの5時20分発のJRバスにお世話になることが多くなるかなと思います。駅近くのコインパーキングにクルマを停め、構内を通りバス停のある北口へ。さすがにこの時間は閑散としていますね。すでに待っていたバスに乗り込み、発車を待ちます。その後ポツポツと乗客がやってきて、総勢7名で静岡駅を発車。前回(昨年5月)は3人だけだったと記憶しているので、それよりは多いもののまだまだ空いています。この先ちょっとずつ混んでくる気もしますが、果たしてどうなるでしょう。とりあえず爆睡・・・そして車内放送で目を覚ますと、愛鷹PAで休憩とのアナウンス。周りを見渡すと、少しだけ乗客が増えているようでした。それにしても、発車してからまだ1時間ほどしか経ってないのに休憩とは、どういうことなのでしょう。もう少し行けば、ここよりもかなり大規模な足柄SAがあり、以前よく利用していたしずてつジャストラインのバスは、そこで休憩していました。売店なども充実し、乗客目線で見ても都合がいいように思います。前回も同じことを疑問に思いましたが、何か取り決めみたいのがあるんですかね。若干の腑に落ちなさを感じつつ、狭い車内から脱出し、トイレ休憩。空もだいぶ明るくなってきました。適当に自販機を物色し、結局は何も買わずにバスへ戻ります。定刻では9時09分に東京駅到着予定とのことですが、通勤時間帯とモロ被りなこともあり、それは恐らく不可能でしょうｗ今日はどのくらい遅れるかな。まぁ気にしても仕方ありませんね。とりあえず、また寝ることにしましょうｚｚｚ
16Feb
- 遅ればせながらの初詣今年は神田明神へ vol.4 240109④
  目的の神田明神への初詣を終えましたが、現在時刻は12時半をまわったところ。明日は朝早いこともあり、今回はサクッと静岡へ戻るつもりで入るものの、さすがにまだちょっと時間が早過ぎます。それに特急の車内で軽く朝食を摂ったとはいえ、到底それだけでは足りるはずもなく、すでにだいぶ空腹気味でもあります。ということで、昼食を求め適当にフラフラすることにしましょう。この近辺にも飲食店はたくさんありますが、ざっと見てみたところ、どこもウェイティングが掛かっています。まぁ今は昼休み時間帯なので無理はないですね。とりあえず御茶ノ水駅まで戻ることにします。・・・と視界に東京メトロ千代田線の新御茶ノ水駅の駅舎が目に留まりました。そう、JR御茶ノ水駅とはホント目と鼻の先にあるのです。そういえばこの駅は未訪問だったことを思い出し、千代田線で西日暮里駅まで行くことにしました。これで図らずも1駅新規訪問達成です。西日暮里駅までは4駅。7分で到着です。ここでJRに乗り換え、山手線でどこか適当な駅まで行こうと思いましたが、間抜けなことに乗換改札から出てしまうという大失態。これじゃせっかく青春18きっぷを持っているのに、次に降りたJRの駅までの運賃を払わなければなりません。幸い乗る前に気付き、JR側の改札でSuicaの入場記録を消してもらって事なきを得ましたが、今後も都市部でいろいろ乗り換える際は気を付けなければなりませんね。駅員さんに余計な仕事もさせてしまったし、反省反省・・・結局浜松町駅で山手線を降り、付近をウロウロ。ここなら絶対に何か見つかるでしょう。駅付近を一通り見てまわったあとは、いつもは迷わず飛び込む日高屋も今回は華麗にスルーし、富士そばに入店。東京の駅前ではよく目にしますが、静岡には店舗はなく、私もまだ1,2回しか行ったことはありません。入ってみると、昼のピークは過ぎた時間ではあるものの、店内はほぼ満席。見ると大半がサラリーマンのようで、私服姿の私にはちょっと場違いな感じもしましたが、気にしないことにしかつ丼と蕎麦のセットをいただきます。ちなみにお代は\900。ま、こんなもんですかね。決して安くはないですが・・・満腹になったところで浜松町駅へ戻り、13時54分発の京浜東北線磯子行きに乗り、山手駅へ。もう少し東京観光を楽しんでも良かったですが、明日のことも考え静岡方面へ向かいつつ、根岸線内に残る未訪問駅に立ち寄ることにしました。続いては根岸駅。線名の由来になっている駅ではあるものの、駅前は特段栄えてるわけではなく、ごくごく普通の住宅地の雰囲気。それよりも駅南側には日本最大の製油所があり、ENEOSの貨車がこれでもかと停車していたのが印象的でした。以上で根岸線の駅訪問を終了。残る2駅(洋光台駅・港南台駅)はまた後日にしようと思います。その後は大船駅、熱海駅と列車を乗り継ぎ、自宅へは20時過ぎに戻ってきました。これでこの冬の青春18きっぷも5回使い切りました。とりあえず春に関しては現行のルールで発売が発表されており、またそのシーズンを待ちたいと思います。次はどこへ行こうか・・・楽しみは尽きませんね。それではまた、次の旅でお会いしましょう。

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