1月は「行く」、2月は「逃げる」、3月は「去る」と呼ばれますが、

なるほど、氣が付けば3月も終盤。

明日、25日は旧暦の二月十五日、満月の日です。

つまり、仲春の真ん中ですね。

もうそろそろ、温かくなっても言い頃です。

 

それにしても、なんとなく世間が騒がしいですね。

 

昨日は大相撲で110年ぶりの快挙が見られると思いきや、

尊富士がなんと負傷。

好事魔多しとは、まさにこのことか。

いま現在、今日の取り組みに出られるのかどうか、はっきりしていませんが、

昨日の状況だと、休場は避けられないかと。

それでも、大の里の結果次第では、不戦敗優勝もあり得る状況。

その大の里の対戦相手が豊昇龍。

 

大相撲は、その起源は神事です。

出雲大社や諏訪大社の境内に土俵があり、そこで神事を奉っていたのです。

それがいつの間にか勝負事になってしまって、昨今は、

横綱や大関までも「勝てばいい」相撲が多くて、

本来、ああいうのは、相撲ですらない。

立ち会いは、お多賀の呼吸を合わせるために行うもので、

かつては制限時間などなかった。

ラジオ放送が始まったために、

放送枠に納めるのに制限時間が設けられたに過ぎない。

それが、いまは呼吸を合わせるどころか、ただ制限時間を使っているだけ。

時間前に立つことも、すっかりなくなってしまった。

 

尊富士が優勝すれば、110年ぶりの新入幕優勝。

大の里が優勝すれば、大銀杏を結っていない力士の史上初の優勝。

しかも、優勝決定戦不戦勝での優勝で、これも史上初。

どちらにも頑張って欲しいけど、なかなか複雑な状況ですね。

 

 

MLBでは、大谷翔平選手を巻き込んだスキャンダルが発生。

これも、まぁ、いろんな人が勝手に想像力逞しく、

無責任にもいろんなことを言ってるけど、

僕は、大谷翔平を信じる。あの、野球小僧を信じる。

時が来れば、彼はちゃんと説明してくれるよ。

それまで、何も分からない外野はだまってなさい。

 

そして騒がしい国会。

多くは語らないけど、先日、確定申告をしてきた身としては、

こちらは1円から管理してやってるのにな、と思うけどね。

3500万円って、僕の家より高い費用の書籍代 (*゚Д゚)ビックリ

出版社に最低買い取り数量を提案されたっていうけど、

いったいそれは何冊なの? って感じ。

それぞれの著者の皆さん、ちゃんと印税、申告してるんでしょうね。

 

多様性の確認のためダンサーを呼んだり、

(ダンサーは、依頼された仕事を遂行しているだけだから、何も悪くない)

キックバックがいつ再開されたのか、

「私も教えて欲しいくらいなんですよっ!」って、

聞いてる方が恥ずかしい。

 

そして間もなく始まる、令和6年度。

辰の年は、火事が多いと言われるけど、なるほど、そんな気もしないでもない。

火事は総てを灰燼に帰してしまうけど、

そこから新しいものが生まれる回生の切っ掛けにもなり得る。

 

能登の被災者の皆さんも、いまは確かに大変なことが多いと思いますが、

新たな土台の上に、新しい生活、舞台を作り上げることが必ず出来ます。

東日本大震災からまだ10年ちょっと。こちらも、まだまだ復興の途上です。

熊本も、大阪も、日本全国の被災地が、一生懸命に頑張っています。

だから、来たるべき未来を信じて、一緒に頑張りましょう。

 

信じるのは、未来。まだ見ぬ、未来。可能性に満ちた未来。

でも未来に自動ドアはない。未来への扉は自分の手で、こじ開ける。

未来の扉をこじ開ける力の源は、希望。明日への生きる希望。

どんなに困難な現実があろうとも、

自分自身に乗り越えられない困難は、自分の身に降りかかってこない。

乗り越えられるからこそ、降りかかってくる。

だから、信じるのは自分の力であり、自分自身の生きる力。

 

目の前に見える様々な出来事は、気にはなるけど、

そんなものは些細なこと。そう考えれば、達観できるというもの。

 

ちっちゃな画面を見捨てて、大空を見上げよう!

そこには、大いなる宇宙の広がりがあって、

無限の広がりが私たちを包み込んでいることが分かるだろう。

 

たくさんの小中学生、高校生、大学生、卒業おめでとう!

また、新たなステージが皆さんを待っています。

やりたいこと、いっぱいあるでしょう? やろうよ!

臆することはない、あなた自身の、僕自身の人生だ。

描くのは、私たち自身だ。