ビジネスをやっていく上では常に最悪な事態というのも想定しておかねばならない。
なので、今回のさくら代行乗っ取り事件についても僕の方は事件発足から、数手先を読んで行動に移していた。
2016年12月、まさにその最悪に近いことが起こった。
合同会社万和通のお金を社長の僕に知らせずに他へ移動。お客さんの代行窓口の口座の差し替え。
この時に警戒しなければいけないのは、何よりも中国サイドにお金を持って飛ばれることです。
2016年11月の時点でのさくら代行の月商は約7000万円。お金を預かって運営しているのは合同会社万和通なので、中国側に逃げられた場合、僕は7000万円の負債を被ることになってしまいますので、何としてもその最悪の事態は回避しなければなりません。
この中国側と僕がグルである可能性も否定する為に、こちらも行動で証明する他ありません。
つまり、僕が弁護士のところに行かざる負えない状況を作ったのは彼らの行動が原因とも言えます。
僕の方には一連の行動を内密に行われたのですから、彼らがどんな考えで動いたなど知る由もありません。
とにかく、彼らが口座を動かした万和通株式会社と僕の合同会社万和通とは全くの無関係であることを公に伝えて、そしてできる限りお客さんに入金を踏み止まって貰うことが、自身の身を守る方法と言えました。
また、この注意喚起を投げかけることによって、中国側にそのままトンズラさせることを気づかせないという思惑もありました。
案の定、僕がこの件を公開して注意喚起したことによって、彼らは逃げるという選択肢を忘れてしまいました。それは、こちらにとっては好都合なことでした。
しかしながら、彼らのおかげでいろいろと被害を被ったのは事実ですので、必ず責任はとって貰うつもりです。