10月13日、新神戸オリエンタル劇場で行われた大貫妙子さんのピュア・アコースティック・コンサートに行ってきました。
20年前から行われているこのコンサート、私は久しぶりです。
大貫妙子ってダレ?っていう方は・・・うーん、「みんなのうた」のメトロポリタン美術館とか、映画のShall we dance?の主題歌のあの、やる気のあるようなないような、抜けているような歌声のあのお方です。
私はどうして聴き出したのだろうかと思いますが、YMOから坂本龍一のサウンドストリートなどを激しくエアチェックしていたので、その辺つながりらしいです。
誰も友達で好きな人いないのでいっつも一人でコンサートに行ってました。サントリーホールや人見記念会館などのクラシカルなところでよくやってましたね。オーボエの宮本さん、チェロの溝口さん、バイオリンの中西俊博さんなど、今思えばすーーーっごく贅沢なトリオで歌ったりなさってました。
今日はピアノ、ウッドベース、ドラムと弦楽四重奏というバック。
ドラムの方が林立夫さんというのも懐かしい感じでした。本当に最初のころからのお付き合いですね。
始まってしまったらカバンの中をがさがさする雰囲気ではなかったので、メモ取り損です。
Hiverからはじまり、順番は覚えていませんが(あと知らない曲も1,2曲落としていると思います)
彼と彼女のソネット、夏服を着た女たち、黒のクレール、横顔、シエナ、新しいシャツ、Cavaliere Servente 、Shall we dance?、四季、題名の分からないベニスの唄、タンゴ、風の道、突然の贈り物、Kiss of the dream
アンコールはベジタブル、TIME TO GO
1,2曲やっては低いトーンでポツポツと語る姿も変わらず。
「そんなに静かに聞かなくってもいいですよ。・・・はしゃぐ曲でもないですけど」
「(同じ曲を何十年もやっていますが、)歌う方も気持ちがちがってくるし・・・。聞く方もそうじゃないですか?・・・年をとるのもそう悪くない・・・こともありますね。」
「このホールでは20年前、できたてのころやった記憶があります。20年たつとさすがにそれなりですね・・・。人のこといえませんが。」
「こういう時世になると、希望だとか愛だとか、気楽に歌えないな、責任取れないなっていうのがありますけど。こうやって楽しんでくださる方がいるので歌っていこうと思います。」
若いころは異国情緒とかジャージーなムードにひかれていた気がしますが、今になってみると言葉のひとつひとつが綺麗なことに気付かされます。パリとかイタリアの下町、ときにはアドリア海の風と思わせる情景がふーっと浮かびます。そして「四季」の中ではそれまで向けられなかった日本の美が美しく描かれていて感動しました。なんていうか、絵画で言うと印象派?モネとかルノワールとかいう感じです(よくわからんですが)。
静かで穏やかな歌が多いですが、彼女自身はヨーロッパの国々やアフリカ、最近では「ナマケモノを見に」コスタリカにまでいったという行動派です。旅の中から実際に見たものを歌詞にしているので、空気まで伝わるんでしょうね・・・。なんども一緒にトリップしてしまいました。
アルバムも正直言って2000年までしかフォローしていないので、
(というか同じ3枚ぐらいをずーーと聞いている)
多少の不安もありましたが、ほとんどおなじみの曲でした。
変わらないってことも一つの美意識だなぁと思った静かで素敵なコンサートでした。
あ、そうだ、服がとっても可愛かったです。黒地にピンクの水玉のスカートに薄ピンクのレースのボレロ、黒と銀のラメのトップ。アンコール後はボックスプリーツのスカートなんだけど、パッチワーク風で。こう書くとおばさんファッションみたいだけど、全然そうじゃなくて、でも流行に媚びる感じでもなくって。詳しくないからなぁ。なんかとにかく素敵だったのです。
私が今でもよく聴く3枚。古いですね。
最近、子供に聞かせようと子供の歌を集めたものをCD買い直しました。(谷山浩子さんほと夢中になってくれませんが。)
ピーターラビットの歌とか、メトロポリタンとか、耳馴染みのある可愛い曲がはいってます。
Comin’Soon



