大田区の“建物の建築”に関する「条例」や「制度」について | 交通アクセス便利!!大田区のおススメ不動産物件ブログ

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羽田空港や都内へはもちろん横浜方面へのアクセス利便性も高く、田園調布や大森山王などの高級住宅地がある『大田区』。池上本門寺や洗足池公園など歴史と伝統に溢れた古き良き日本が沢山残っているエリアです。

新しく建築物を建築する際、全てが建築主の希望通りにできるとは限りません。

建物の建築には様々な土地の制限が設けられているため、建築関係法規は避けて通ることができません。

国や都道府県ごとに、だいたいのルールは決められていますが、更に市区町村でも独自の建築制限や助成制度等のルールを定めている場合がほとんどです。
これらの建築に関する法律の様々な基準をクリアしなければなりません。


建築基準法や都道府県の条例などである程度のことは決められていますが、市区町村ごとにも条例や取り決めがある場合もあるので、注意が必要です。

今回は、大田区ではどのようなルールが設けられているのかをご紹介しましょう。


<大田区田園調布の閑静な住宅街>
田園調布の住宅街


防災まちづくりの観点から

新たな防火規制について

平成24年、「首都直下地震等による新たな被害想定」が東京都によって発表され、大田区に関しては大規模な延焼火災の予測が突きつけられました。
それを受け、「東京都建築安全条例第7条の3」により、新たな防火規制が導入されることとなり、その新たな防火規制の区域内において、建築物を新築する際は、原則として準耐火建築物以上の建築物とする、という取り決めがなされました。

これにより、区内の不燃化を促進し、災害に強いまちづくりを目指しています。
詳しくは大田区ホームページから「新たな防火規制の導入区域について(PDF)」をダウンロードしてご覧いただけます。


不燃化助成

平成23年10月1日、「大森中・糀谷・蒲田地区防災街区整備地区計画」が施行され、大田区内の防災まちづくりの動きを進めてきました。
平成24年度から10年間(予定)、地区防災道路中心から15mの区域内で、一定の条件に適合した建築物を建築する場合、建築費の一部が助成されます。
この不燃化助成により、地区防災道路周辺の建物の整備が促進されることを狙いとしています。

詳しくは大田区ホームページ「不燃化助成(大森中・糀谷・蒲田地区 都市防災不燃化促進事業)について」をご覧下さい。


良好な住環境形成の観点から

用途地域

用途地域とは、都市計画法の一つで、土地利用の用途の混在を防ぐことを目的として設定されています。
大田区内での用途地域に関しては、大田区ホームページ 「地域地区図(用途地域等の検索)」で調べられます。


風致地区

風致地区とは、都市計画法の一つで、都市内外の自然美を維持保存するために創設された制度のことです。
第二種風致地区では、「大田区風致地区条例及び東京都風致地区条例」により、ある行為に関して、事前に区長の許可が必要となります。

ある行為とは、木竹の伐採や土石の類の採取だけでなく、建築物その他の工作物の新築、改築、増築又は移転なども含まれますので、建築物を建てようとしている地域が風致地区でないかどうかなど、詳しく確認しておく必要があります。

詳しくは大田区ホームページ 「風致地区について」をご覧下さい。


大田区みどりの条例に基づく緑化計画の届出について

平成25年10月1日から大田区では、300平方メートル以上の敷地における建築物の新築・増築・改築など、ある一定の行為を行う場合は「大田区みどりの条例」に基づき、緑化計画の提出が必要となりました。

新しく住宅などを建築する際は、この条件にあてはまっていないかどうか確認し、該当する場合は適切に手続きしなければなりません。

詳しくは大田区ホームページ「大田区みどりの条例に基づく緑化計画の届出について」をご確認下さい。


大田区中高層建築物の紛争の予防と調整制度

中高層建築物の建築を検討している際は、周辺住民への配慮が必要とされます。
日照の阻害、電波障害、工事中の騒音、振動などさまざまな問題から、紛争に発展する場合も少なくありませんので、注意が必要です。

大田区では、「大田区中高層建築物の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例」、及びこれに基づく規則、近隣の住民の範囲、建築主の手続き、紛争が生じたときの調整などが定めてあります。逆に、自分の住宅の近隣に中高層建築物が計画されている場合は、これに基づいて、建築主に相談や要望を持ちかけることもできます。

詳しくは大田区ホームページ「大田区中高層建築物の紛争の予防と調整制度」をご覧下さい。




23区内の他の区と比べ、大田区独自のルールは比較的少ない方ではありますが、それでも様々なルールが設けられていることが分かりますね。


これらの建築制限やルールは、住民にとって住みよい、安全な住環境を維持・向上していくために大事なものばかりです。このような取り決めによって、私たちの生活は守られていると行っても過言ではありません。


冒頭に述べたように、大田区独自のルール以外にも、守らなければならないルールはたくさんありますので、新たに建物を建築される場合には大田区ホームページ「建築物の新築、改築などをするとき」ページにまとめられていますので、必ずこちらを確認しましょう


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<関連リンク>
大田区ホームページ 「新たな防火規制」の導入区域について(PDF)
大田区ホームページ 不燃化助成(大森中・糀谷・蒲田地区 都市防災不燃化促進事業)について
大田区ホームページ 地域地区図(用途地域等の検索)
大田区ホームページ 風致地区について
大田区ホームページ 大田区みどりの条例に基づく緑化計画の届出について
大田区ホームページ 大田区中高層建築物の紛争の予防と調整制度
大田区ホームページ 建築物の新築、改築などをするとき