「子育てするなら品川区」のスローガンを掲げ、
品川区が様々な試みを通して子育て支援に取り組んでいることをご存知でしたか?
品川区は「子育て支援総合推進モデル市町村」に指定されており、これは国から「子育て環境が◎」と認められているということです。
実際に、ここ10年ほどで品川区の小学生以下の人口は急増しているのです。
では具体的には、どんなところが子育てしやすい理由なのでしょうか?
【1】子育て支援の制度が充実
まずは、忙しいママにはありがたい、子育て支援の制度が多岐に渡って充実していることが挙げられます。
認可保育園については、23区内では待機児童の少ない地域の第3位にランクイン(平成24年4月時点)していますし、最近需要の増えている一時保育、家庭的な環境の下で預かってもらえる保育ママ制度はもちろん、保護者が働いている/いないに関わらず子どもを預かってくれる「認定こども園」の開設も徐々に進んでいます。
その他にも、下記のようにユニークな子育て支援制度があります。
認証保育所保育料助成制度
認可保育園に入所できない場合は、この制度を利用すれば、0~2歳児の
認可保育園の保育料と、実際に各認証保育所(区外の施設も可)に支払っている
基本保育料(以下「保育料」)との差額を助成してくれる制度です。
ファミリー・サポート・センター
子育ての手助けがほしい方(依頼会員)と、子育ての手助けをしたい方(提供会員)が会員になり、地域の中で相互に助け合いながら子育てする有償ボランティア活動です。
短時間就労対応型保育(モデル事業)
パートなどの短時間勤務や自営業等で、短時間の保育を継続的に必要とする乳幼児を預かってくれる制度です。
【2】小中一貫校を始めとする教育改革
品川区が平成12年度より取り組んできた教育改革「プラン21」。
小学校は平成12年度から、中学校は1年遅れる平成13年度から学校選択制を導入しました。
こうした取組みは、それぞれの分野で一定の効果を挙げはしたものの、小・中学校間に存在する根本的な課題を克服するまでには至らないと判断し、更に品川区では、公立小・中学校が従来からもつ欠点や課題を克服し、互いのよさを生かすための1つの仕組みとして、9年間を通して系統的な教育活動を実現する「小中一貫教育」を全国に先駆けて実施することにしました。
小中一貫教育を実施するための基準として「品川区小中一貫教育要領」にまとめています。
国の学習指導要領をベースにしつつ、品川区における新しい教育の考え方を示した柔軟な教育要領といわれています。
更に5歳10ヶ月から小学校1年生の1学期頃までを「ジョイント期」とし、このジョイント期における保育・教育活動について具体的な指導の重点やポイントをまとめた「保幼小ジョイント期カリキュラム『しっかり学ぶ しながわっこ』」を作成したり、平成25年4月開校の小中一貫校「豊葉の杜学園」では、幼保一体型施設を併設しており、0歳から15歳までの子どもたちを一貫した教育で育むことを可能としています。
【3】子育て環境の充実
そしてもう一つは、子連れで遊べるスポットが区内にたくさんあることでしょう。
大都会のど真ん中なのにアウトドアが楽しめる大きな公園などもありますが、地域の児童センターが充実していることも品川区の特徴と言えます。
潮風公園
お台場にある、バーベキューもできる公園。広い芝生広場で思い切り遊べます。
林試の森公園
夏場にはジャブジャブ池で遊んだり、デイキャンプ場としても利用できます。
しながわ水族館
海中を歩いているかのような水槽トンネルが名物。イルカやアシカのショーなども人気です。
品川区の児童センター
赤ちゃんから高校生まで、誰でも自由に使える地域の遊び場。
各種イベントも開催しています。
その他、小学校の登下校時に当たる午前8時と午後3時に、花の水やり、買物、犬の散歩など屋外に出て子どもを見守る「83運動」など、品川区の子育て支援に対する姿勢は全国的にも注目されるほどになっています。
地域ぐるみの子育てサポートや、子連れにおすすめのおでかけスポットが充実しており、区民の地道な活動によって治安も維持されている品川区。
確かに、子育てファミリーにはとても優しい街と言えそうです。
>>品川区のおすすめ物件情報はこちらから
<関連リンク>
・品川区「認証保育所保育料助成制度」について
・品川区「ファミリー・サポート・センター」について
・「品川区短時間就労対応型保育(モデル事業)」について
・品川区「その他の子育て支援制度」について
・品川区「プラン21」について
・「潮風公園」について
・「林試の森公園」について
・「しながわ水族館」について
・品川区「児童センター」について