引き分けたので自力突破消滅です。
ほぼほぼグループリーグ敗退確定です。
ソンリョン 6点
2失点ともにチャンスなしに等しいですが、ビッグセーブみたかったです。
馬渡 6点
積極的な攻撃参加がありましたが、守備は後手にまわることが多かったです。
谷口 6.5点
ゴールはナイスヘディングでした。
ですがビルドアップのパスミスが普段よりも目立ちました。
マイケル 6点
フッキの対応に苦労してました。
パスの精度も低かったです。
登里 5点
2失点に絡みました。
試合開始当初から体が重そうでした。
守備、攻撃すべてに落ち着きがなかったです。
コンディションが悪いなりの割り切ったプレーがみたかったです。
大島 6点
守備で光るプレーがありましたが、彼にしてはあまり目立っていませんでした。
守田 6点
2点目のアシストは正確なクロスでした。
横パスが多く、縦パスが少なかったです。
長谷川 5.5点
決定機を外しました。
GKとの1対1だったので悔やまれます。
齋藤 6点
1失点目に関与するボールロストをしました。
ミス挽回の先制アシストは見事でした。
動きがキレキレな分、ゴールがみたかったです。
小林 6点
前半におしいシュートがありました。
もう少しシュートそのものがほしかったです。
ダミアン 6.5点(MOM)
得点は見事な足技からのシュートでした。
ロングボールのキープでチームに貢献しました。
鈴木 6点
効果的なビルドアップがありました。
あとはラストパスをゴール前にいれる技術があれば、勝てていたかもしれません。
脇坂 6点
相手のDFとボランチの間で上手くパスを循環させていました。
山村 6点
短い出場時間の中、効果的なパスもありました。
鬼木監督 5点
勝利が必須の中で最初の交代が同点の後半30分過ぎと対応が遅かったです。
戦術や交代すべき選手についても疑問が残りました。
［総評］
以下が今節終了時の順位表です
蔚山 11（グループリーグ突破確定）
上海上港 6
川崎 5
シドニー 4
川崎は勝利し、上海上港が蔚山に引き分け若しくは負けると、突破可能です。
ですが上海上港のホームであり、蔚山はグループリーグ突破が確定しており、メンバーを落としてきます。
川崎はACLアウェー２戦２敗と、かなり不利な状況であることがわかります。
ちなみに川崎が上海上港と勝ち点が並んだとしても、対戦成績で負けているため、敗退になります。
川崎はACLを捨てたと言われても仕方のない結果となってしまいました。
2失点とも、自陣でのパスミスからでした。
ですが、1番言うべきことは単純に上海上港が強かったということです。
戦術面で川崎を上回っていました。
中２日にもかかわらず、体力もありました。
後ろからパスを回してくことを警戒し、ラインを上げ、ソンリョンは大きく蹴り出すしかりませんでした。
川崎の弱点である両SBを徹底的に攻めて疲弊させ、サイドを突破していました。
フッキの突破には手を焼きました。
チームの心臓でもある中盤に対するマークが厳しい場合、今まではCBから中盤を飛ばしてパスをしていました。
しかし今節はフッキの脅威からパスの精度を欠き、次第にカウンターを恐れて、FWへのロングパスもなくなりました。
結果的にいつものテンポはなくなり、単純なパスミスが増えていきました。
最も強く言いたいことは３枚の交代枠です。
後半２０分過ぎに勝ち越し、逃げ切り態勢に入るのかと思いきや、交代に躊躇し、失点後に慌ててカードを切りました。
相手としては引き分け以上に持ち込むために攻勢を仕掛けてくることは容易に想定できました。
にもかかわらず、終始状況を見守るだけでした。
勝ちたいときに守備的な鈴木の投入は期待感がなかなか持てません。
マギーニョの方が攻撃センスがあります。
一枚目の交代枠は馬渡ではなく登里にすべきだったと感じます。
明らかに疲弊しており、見ていて痛々しいほどでした。
守田に代わっての山村にも疑問を感じました。
ボランチを１枚削ってトップ付近に山村を置く戦術だと思います。
終盤ダミアンの足が完全に止まっており、知念の投入が最適だったでしょう。
残り１５分で交代で入った選手も気の毒です。
あまりにも時間が短いです。
リスクマネジメントはあまり得意ではない監督かもしれません。
とにかく、他会場は気にせず、最終節は勝利してもらいたいです。
