天皇杯３回戦 徳島ヴォルティス戦は
延長戦の末に勝利・・・
「Ｊ２クラブ相手に何やっとんじゃい！」
「ロスタイムに失点とかタイトル狙う気本当にあるの？」
などのツッコミが聞こえてきそうですが。
個人的には「勝ったからＯＫ」という想いです。
徳島のメンバー。。。
知らない選手の方が少ない。
鈴木達也とかナイス移籍だな。彼にとって。
そして、「勝ったからＯＫ」と思える一番の理由。
“３バック”を試せた事。
このシステム。
おもしろいです！
今のフロンターレにとっては。
今日は徳島戦で感じた“３バック”の可能性について
以下の内容でお話させて頂きます。
１．大前提
２．ここがいいよ川崎３バック
３．ここをどうする川崎３バック
４．３バック推しの決定的理由！
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
１．大前提
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
（１）１ボランチはムリだよ（笑）
ミドルシュートや、パスの技術が向上した事により
ペナルティーエリアの前の場所。
いわゆる“バイタルエリア”のケアは現代のサッカー
において非常に重要です。
（ヤッヒーにバイタルっていうと怒られるけどｗ）
ワンボランチはこのエリアを一人で対応しないと
いけません・・・
本当は一人で対応するんじゃなくて、“スイッチ”と
なる自身のアクションで仲間と連携して対応するんですが
急造システムでこのポジションに入った宏希は
本当に一人ぼっちでこの対応をするハメにｗ
理屈ぬきにしてもワンボランチは難しいのよｗ
何回かトライしているのを見てるけど
一試合通して戦えるのは稲本が普通以上の調子の時だけ。
あとは大抵システム変更してるからねｗ
そして迎えたこの試合の前半20分
ＯＵＴ 登里
ＩＮ 大島（ダブルボランチへ）
ほらぁぁ（笑）
稲本がいれば話は別ですが
今からワンボランチをやるには連携面を
考えても時間が足らないでしょう。
可能性を感じる３バックだけど
それは「ダブルボランチ」の大前提でのお話です。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
２．ここがいいよ川崎３バック
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
（１）ＣＢ陣がいい
さてここから、
“３バックが今のフロンターレで面白い理由”
ですが
最初にあげたいのはＣＢ陣の質の高さです。
浮沈を繰り返すチーム状況でしたが、
イガ・サネは安定したパフォーマンスを
だし続けていました。（以前も同様の事書きましたが）
ここにジェシが帰ってきて、
イガが外れたワケですが
調子を考えるとイガ外すのもったいない。
（こんな事を言う日がくるとはｗ）
さらに！
森下もcoming soon状態。
試合感未知数ですが・・・
（森下のポテンシャルっていったら・・・これはまた今度ｗ）
この４人から２人を外す手はない！
この３/４人が居並ぶ最終ラインは結構強烈ですよ！
※徳島戦の２失点は
連携不足（１失点目）
魂不足 （２失点目・怒）と分析
※宏樹にも期待してるＹＯ！
（２）両サイドバック（ハーフ）攻めまくって
ＣＢとならんで好調なのが両サイドバック（ハーフ）。
完全に“ストロングポイント”に成長した裕介。
また、山越もここ数試合非常に良いです。
持ち前のスピードに加えて
プレスにあっても非常に落ち着いてボールを
キープしている（特に柏戦はよかった！）
３バックにする事で、上手くやれば
彼らの攻撃参加が促進されます。
山越はコメントで
「サイドバック時より相手と距離が近くて
難しかった。」
という主旨の事は話していましたが。
・・・了解！
じゃあ、君は自重気味にして裕介を
上げよう！
当局（？）としても君の背後つかれて
ジェシがサイドにつり出されるのは
よろしくない。
彼らの力を攻撃に向ける事はチームに
プラスだと考えます。
（３）守備がしやすい＆若手を活かしやすい
ジェシの能力は秀逸ですが、柏戦など
中盤との距離感が悪くてボールを好き放題に
回される＆放りこまれるシーンが目につきました。
つまり、ラインコントロールがチームとして
成熟しておらず受け手に回っているという事。
これだとやはり劣勢にたたされます。
対策としては、前線から守備の意思統一を図る事
が最善ですが残りの試合数考えると
「できましぇんでした」
で終わりそう。
それよりは、後ろの枚数を増やして
「さあ、かかってらっしゃい！」
の準備をした方が早そうです。
ジェシ達と正面から勝負しない？
の発想です。
また、後ろにしっかりと守備要員がいれば
若手が活きると思います。
今のメンバーは大島を始め一長一短の
若手が多い。
そんな彼らにはタスク限定をしてあげるのが
効果的ではないでしょうか。（ヤッヒーが明言する事はないでしょうが）
要は、
「後ろは人数いるから積極的に勝負しておいで」
というメッセージを伝えるわけです。
なんとなく、効果がある気がするのですが・・・
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
３．ここをどうする川崎３バック
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
（１）攻撃のセンターはだれが？
今の川崎３バックの課題です。
大前提のダブルボランチを敷くと
前線がホームポジションとする選手が減ります。
まぁ、自然な考えでトップ下の位置が空きます。
サイドはかなり強力なこの布陣ですが
攻撃が偏るのはよくありません。
中央から攻撃する際、トップ下といわれる
位置でボールを納めないとボランチの攻撃参加
、さらにはサイドのオーバラップのキッカケ
を失う事になります。
山瀬やレナトがこの位置を自由に使う姿は
イメージできますが
真ん中に陣取る選手にもこのスペースで
仕事をする能力が求められます。
徳島戦は楠神でしたが。
うーん。
トップ下がいないとますます楠神には
不適合な気がします。
いわゆるセンターフォワードの選手が
一人必要だと思うんだよなぁ。
現状だと帰ってきた小林のみだけど。
無理やりコンディションの上がらない人間を
使っては本末転倒ですが、
伸び盛りの楠神に合わない仕事をやらせ続けるのが
気になります。
彼はボールに触ってリズムに乗るタイプですし。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
４．３バック推しの決定的理由！
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
（１）伝家の宝刀が抜かれる
ファイフロのインタビューでの憲剛のコメント
「最近はウチの最終ラインから繋ぐサッカー
に対応して相手が早めにプレスにきている。
こうなると裏を狙った攻撃が有効になる。」
キタァァァァーーーー！！！
伝家の宝刀！
必殺スルー！
これを受けるのは？
Renato Ribeiro Calixto Aguiar！
レナトです！
徳島戦の殊勲者！
ラストプレーで責任を負った勝負は
ジュニーニョの連想を禁じえません。
いよいよ本領発揮！
つまり、相手がプレスに来たトコロを
憲剛が ビシィィィ ってパス出して
レナトが ドウゥゥゥ って抜け出して
ズバッ って決める
ワケですよね？
行ける！
マジで自信ある。
今から５点くらいこのパターンで点とれる！
つなぐ遅攻は３バックでパスコースと守備の枚数を担保しつつ
相手が前からきたら一気に早い攻撃でゴールを奪う
･･･５年くらいタイムスリップした感もありますが。
いいんじゃなーい！！
憲剛からの速攻がみられるならイケる気がする！
長くなりましたが、
選手起用 × 戦術
で期待が持てると思います！
というのが結論です。
今週の練習も３バックをやってる様子。
果たしてどうなるか！？
今日も読んで下さって有難うございました。
ランキング参加しています！
クリックで応援して頂けると嬉しいです♪
にほんブログ村