ブラジル人選手が得意とする
独特のトゥキック。
（ブラジルではTres dedos＝三本の指）
足の小指、薬指、中指の三本で
こするようにしてアウト回転を
かけて蹴る高等技術。
かつて、広島で活躍したサントス選手や
フロンターレに所属した“神”
アウグストも得意とした。
しかし、昨今のフロンターレで
そのテクニック名と共に
強烈な印象をを残したのは
川崎の太陽：ジュニーニョ（現 鹿島アントラーズ）
だろう。
2009年7月29日
ヤマザキナビスコカップ準々決勝 第二戦
川崎フロンターレvs鹿島アントラーズ ＠等々力
第一戦を０－１で落としたフロンターレは
この日も試合巧者 鹿島を相手に
後半45分まで無得点。
このままでは、ここで敗退と
なってしまう。
アディッショナルタイムが
終了目安の４分に差しかかる頃
ジュニーニョが敵陣右サイド深くに
進入する
しかし、ゴール対して角度がない！
鹿島ゴールキーパーは
守護神 曽ヶ端！
どうする！？ジュニーニョ！！
タイムアップまで数秒という
その刹那
ジュニーニョが“三本指のシュート”を
放つ！
ボールは鹿島ゴールを射抜く！
川崎！土壇場で起死回生の同点ゴール！
これで二試合合計スコアを１－１
とした川崎は延長戦を一気呵成に
攻め抜き
結局、レナチーニョ、チョン・テセの
ゴールを加え勝利。
準決勝進出を決めた。
＜ジュニと曽ヶ端＞
ちなみにジュニーニョは
王者鹿島不動の正GK 曽ヶ端
との対戦で
角度のないところから
よくゴールを奪っている
ジュニいわく
「曽ヶ端選手はサイドに侵入された際
クロスボールを第一に警戒する特徴
がある。」との事。
この特徴を逆手にとって
ゴールを狙っていたようだ。
このあたりからも、彼の
卓越したサッカー能力だけでなく
“ゴールの獲り方を知っている”
というインテリジェンス、ズルさ
を感じる。
筆者の推測だが
今季 第２節の鹿島戦。
やや前目に構える
曽ヶ端選手の頭上を越える
レナトのフリーキックが決まり
川崎は勝利を収めた。
ゴールキーパー経験のある
中山通訳とのスカウティングの
賜物として知られるこのゴールだが
曽ヶ端選手の特徴を見抜いた背景には
ジュニーニョの存在があったのではないだろうか。
そんなジュニーニョと曽ヶ端選手も
今は同じ鹿島に所属するチームメイト。
彼らが・・・
赤ジュニが・・・・・・
等々力に来る
フロンターレOFFICIAL WEBSITE
9/15 鹿島「ホームゲーム開催情報」について
http://www.frontale.co.jp/
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