仙台戦  反省編 | 川崎フロンターレ初タイトルへの道のりを楽しむ♪ブログ

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さてさて
「前向き」に頑張る事と「反省しない」で成長もしない事
は違いますので
仙台戦で私が感じた課題をエントリー致します。

 

仙台さんが相手だっただけに、
ゴマカシが効かずあらゆるところで
課題が目に付いた方も多かったのではないでしょうか?


私もいろいろと気になった事はあったのですが。
ダラダラ書いても、皆さんにまた延々と画面スクロールをお願いする事に
(すいません。。。)なりますので。


風間監督のコメントを軸に“攻”“守”の2点をお話させて頂きます。

 

まずは“守”から

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1.ゾーンディフェンスなら、それこそ“○○立って、○○”しなきゃじゃない?
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今節2失点を喫したセットプレー。
2失点目は梁をほめるとしても、1失点目、また
それ以外のセットディフェンスにおいて選手の寄せが
甘くハラハラしました。


風間フロンターレはセットプレーのディフェンス時
選手がキレイに並ぶゾーンディフェンスを採用しています。


定義はイロイロありますが
一般的にマンツーとは対照に“エリア”でDF責任範囲を
区切るディフェンス手法ですね。


この選択を云々言うものではありませんが、やはり
失点時も含め、“人”に対するディフェンスの
アプローチが軽くハラハラさせられました。


正直、仙台クラスの攻撃を仕掛けられたとき今のディフェンスの仕方
で防げる気がしません。


やはり、風間サッカーは“自分達のボール”を失うと途端に「無策」に
なってしまうのでしょうか?


・・・どうやらそういう訳ではなく、
ここにも高める余地があるようです。

私の仮説の域を出ない部分もありますが二つのキーワードが
課題の理解を助けてくれると思います。

 

そのキーワードとは
1.ポジショニング
2.殺気だった強奪


1.ポジショニング

風間監督のコメントに珍しく守備に言及するものがありました。
「ポジショニングをしっかりするよう指示をした」
という主旨のものがありました。


ポジショニング


風間サッカーの軸となる考えに
「(攻撃時)相手の背後をとり人を攻略する」
があり
「守備ではそれをされない事」
があります。


だとすると、“ポジショニング”とは
「自分の背後を取られないように
 自分を攻略されないように相手をみる」
体制のセットといったところでしょうか。

2.殺気だった強奪

精神論のように聞こえますが、ボール保持を重視する風間監督が
それでもボールを失った時=最初の守備の際のあるべきメンタリティーを
表現した言葉です。


極端に言えばボゼッション率100%を目指す、と例えられる
風間サッカーにおいて相手ボールである事自体、由々しき事態。

もちろん、現実的にはありえませんが。

ただ、失点時に代表されるように、フロンターレディフェンスが
殺気だってボールをとりに行くという迫力は見られませんでした。


ゾーンで守るなら、なおさら自分のエリアでボールをもたれたら
一瞬を惜しんで対応しなければ相手に自由なプレー時間を与える
事は明白です。

 

風間監督は現時点の戦術浸透度を「基礎編がようやく身についた
ところ。」と表現しています


思うに、守備でいうならディフェンスセットとしての1.を意識して
やっている状態。
そこからの2.が欠如していると感じます。


このあたりを苦しくも、敵将 手倉森監督は意図してねらっていたそう
です。

試合後コメントの“川崎のウィークポイント”という言葉を使い
ゾーンディフェンスの対応のズレを期待していたとの事。


ディフェンスをセットしたところからの予想外の展開に対しての
対応の甘さが的になっています。

ゾーン対応を継続するのであれば、このあたりを意識づけてトレーニング
する必要があると考えます。


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2.ボールの出し入れ
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得点含めて、何本か敵陣に攻め入りはしたものの
仙台の守備を相手に目指すパスサッカーは展開できませんでした。

ボールの出しどころがなく、いつになく各選手が
ボール保持して止まるシーンが見られました。

これに対して風間監督は
「ボールの出し入れをする事」
という指示をだしています。


この考え方は監督の著書
“「1対21」のサッカー原論”
に詳しいのですが・・・

手っ取り早くわかりやすいので「有識者」
いしかわごうさんの同書書評を引用させて頂きます。


http://ameblo.jp/go-football/entry-11264095185.html


ここでいう
「ボールをもらってから探すな。
 探すぐらいなら、すぐに味方に預けて、もう一度もらい直せ。
 そのボールを動かしている間に、周囲を見てどう動きか考えておくんだ」

という事なのでしょう。

ボールを動かして相手の守備をずらせばやりようがあるのかも
しれませんね。


まあ、これもあくまでも事後策ですね。
仙台のプレスが強烈でやりたくても出しどころがなかった
というのが実態ではないかと。


本当に10cmパスずれたら掻っ攫われるんだろうなという
迫力がありました。。。


それこそ、ボールを引き込む動き出し、パスの精度などの技術を
高めないとこのレベルではきついなと感じました。

 

(まとめ)
結局、「今の戦術で精度を高めよう。」というのが主旨です。
ただ、レベルの高い相手とやったからこそより明確になった
課題。
この経験を無駄にせず、鹿島戦の準備を進めて欲しいと思います。


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