優秀なフィジカルコーチが来てもこの有様ですから、やはりフロンターレ特有の問題があるのでしょう。
結論として、風間さんから引き継いだ現在のサッカースタイルではケガ人を少なくするのは難しいのだと思います。
フロンターレのサッカーは、
①狭いエリアでのボールのつなぎ
②相手をボールに食いつかせるために、ギリギリまでパスを出さない
③試合さながらの激しい練習でレベルアップを図る
といった特徴があると思います。
そうであれば接触プレーは必然的に増えます。
極端な例を持ち出すと、例えば浦和レッズはピッチを広く使います。
両ワイドがサイドライン近くに張り、最終ラインからの長いパスが多いです。
広いエリアに10人と狭いエリアに10人では、相手選手の密集度も異なります。
ピッチを広く使うのであれば、接触によるケガも比較的少なくなるでしょう。
フロンターレのサッカースタイルやトレーニング方法では、急激なレベルアップが期待できる反面、ケガ人の続出は避けられないのだと思います。