等々力の夜空に燦然と輝くチョン・ソンリョン | FOOTBALL IS MY LIFE

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川崎フロンターレのサポーターです。

チョン・ソンリョンは、いつでも遠くから僕らを見守ってくれている。

相手コートで試合を進めることの多いフロンターレ。
時にはフィールドプレイヤー10人全員が相手コートにいる場合もある。
1人自陣に位置し、遠くから相手チームのカウンターに備えるソンリョン。
そんなソンリョンを見ていると、ソンリョンは、遠い空から地上で起きていることを見守っている神様というか大きな”お星様”のような気がしてきました。

後半20分に起きてしまったFC東京のビッグチャンス。
カウンターから抜け出したムリキがソンリョンと1対1になった。
等々力全体が凍りついた瞬間だったと思います。
ソンリョンと相手選手との1対1で覚えているのは、等々力での鳥栖戦と味スタでのFC東京戦。
サガン鳥栖・岡田との1対1はソンリョンがストップし、味スタでの1対1はネイサン・バーンズに決められました。

昨日のFC東京は、カウンターとセットプレーだけに特化して得点のチャンスをうかがっているように見えました。
FC東京にとって狙い通りの形となったこの決定機は、ソンリョン様のビッグセーブによってノーゴールとなりました。
おそらく枠に行ってたと思います。

自分としては、昨日のMVPはソンリョン様にしたいです。

話題を変えます。
まず、中村憲剛が帰ってきました。
悪名高き名古屋のイ・スンヒは、早速昨日の試合でイエローカードを貰ったようです。
彼はカードの収集癖があるようです。
コレクションで集めたものを、ヤフオクで売ろうとしているのでしょうか?
売れるわけないですよね、顔も見たくないです。

昨日の中村憲剛のパフォーマンスについてですが、あまり良いと思いませんでした。
憲剛はコンタクトプレーを避けようとしているように見えました。
そうするとディフェンスで強く行けないだけでなく、ボールを持った際に相手を引きつけてからパスを出すプレーができなくなります。

ギリギリまで相手を引きつけてからパスを出すことにより、相手の守備網に穴を開けることができるわけですから、これをしないとフロンターレの良さは出ません。
フロンターレの崩しはアフターチャージを受ける覚悟も必要だということです。
球離れを早くするということは、引いて守るFC東京にとっては都合が良かったと思います。

橋本晃司は前回の磐田戦よりも良かったと思います。
但し、磐田戦も悪くなかったです。
磐田戦の橋本は、難しいことをやろうとしたり、考え過ぎたりしたプレーがあったように思います。
具体的には、得点につながるような勝負パスを一発で通そうとしたり、相手が食いついてくると考え意図的に大きくトラップして一発で交わそうとしたりするプレーです。
その反省だけでなく、磐田戦から1週間空いたことで、周りの選手との連携を深めることができたのではないかと思います。
ただ、橋本の場合、守備はダメですから、1列目(トップ)若しくは2列目での起用に限定すべきです。
3列目(ボランチ)での起用には反対です。

決勝ゴール直前のフリーキックは相手に完全に読まれていましたね。
誰が蹴るかということだけでなく、キックの種類、コースまで読まれていました。
今後はジャンプした壁の下を狙い打つことも必要ですし、左利きと右利きの選手を並び立たせる必要もありますよね。難しい問題ですが。

あとはボールのプレイスですね。
ボールを置いた選手がフリーキックを蹴る可能性が高いわけですから、2人でボールを置く、誰がボールを置いたかを見せないという小細工も必要です。
あのフリーキックの場面なんて、誰がボールを置くかを見てやろうと、FC東京は7人くらいの選手がボールの前にいましたよ。

エドゥアルド・ネットのイエロー累積が心配です。
これで2枚目ですのでリーチです。
昨日のイエローはプロフェッショナルファールなので良かったと思いますが、新潟戦のイエローが余分です。意味のないファールでした。

それにしても、昨日のFC東京は、お得意の激しくてダーティーな守備が殆ど見られませんでした。
その理由はわかりませんが、ちょっと意外でビックリしました。
城福の方針なのか、下手に飛び込んで交わされることを嫌ったのか…

昨日の試合は、決して見ていて面白い試合ではありませんでした。
それは相手がFC東京だからです。
まあ、相手がまともにサッカーをしてこないのだから仕方ありません。
こういう、つまらない試合もあります。

大島僚太がおらず、フロンターレには苦しい試合でした。
こんな試合でも焦れずに90分戦えるようになったのですからフロンターレも強くなりましたね。