【U-15B】前座 | 川崎フロンターレ カテゴリーコーチ オフィシャルブログ Powered by Ameba

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フロンターレを愛するサポーターの皆様、
お元気ですか?

U-15コーチの大場健史です。

今回のブログは9月7日(土)の浦和戦での
前座試合の様子をお伝えしたいと思います。

前座戦ということもありこの週の初めから
選手たちは非常に楽しみにしていました。

特に等々力のピッチでサポーターの前で
試合ができることもあり、トレーニングも
普段とは違った空気が漂っていました。

「気合が入りすぎて過緊張にならなければいいのだが」
と思いました。

しかし試合当日は選手たちの笑顔が非常に
印象的でリラックスムードが表れていましたが、
いざウォーミングアップ会場に入ると
今までしゃべっていた選手たちが
何かに取りつかれたように静まり返っていました。

やはり過緊張は隠せないようだった。

そんな彼らに伝えたことは
「サッカーを楽しむこと、
腹から大きな声を出すこと、
そしてパスしたら動くこと」を伝えました。

16:08分、キックオフ。
ボールタッチ、パススピード、動きと
非常に良い入り方を選手一人一人がしていました。

前半3分の先制点も全員が連動して
ゴールに向かいその中でのパス交換から
中央にポジションを取ったMF大曾根が
コントロールからミドルのシュートを打ち、
バーに跳ね返ったところをFW高橋が詰めて
冷静にゴールを決めた。

このシーンは、
日ごろのトレーニングの成果が出た内容だった。

その後も相手を崩してシュートまで
持っていく場面があったが、
なかなか追加点が奪えなかった。

前半20分間が終わり後半がスタートしました。

レッズの選手たちも負けているので
前線からプレッシャーをかけてきました。
それに対して多少は慌てていたが
うまく局面を打開して展開していく選手たちの姿は
非常に頼もしかったです。

しかしサッカーとは一瞬で勝負が決まってしまうスポーツであり、
またそれが面白いのだが選手たちにとっては
非常に悔いが残ったことだと思う。

そのシーンとは終了間際であり、
ほんの一瞬切り替えが遅くなり裏を取られ、
そこにパスを出されて失点された。

本当に一瞬であった。

そこを狙っていたレッズの選手も
非常に判断が早く素晴らしいプレーであった。

終了のホイッスルが鳴ると選手たちは
茫然としてグランドに立っていた。
「信じられない」
と思ったことだろう。

しかしそれがサッカーである。
勝負の世界だ。

来年は彼らの時代である。
公式戦(関東リーグ、クラブユース、高円宮U-15大会)
が始まる、一瞬で勝負が決まるサッカーを
どれだけ追求することができるかが大切であり、
この等々力での前座試合の結果が
彼らを大きく成長させると信じています。

そして最後に試合運営でサポートしてくれたスタッフの皆様、
川崎市審判委員会のレフェリーの皆様、
本当に有り難うございました、また是非やりたいですね。

よろしくお願いします。

今後とも川崎フロンターレU-15の応援をお願いします。


U-15コーチ  大場 健史[E:impact]