今日は多肉やフロンターレの
ブログではありません。
アゲハの幼虫が
がっつり出て来ます。
訪問していただいて恐縮ですが、
苦手な方はここで戻った方が
よいかと思います。
fronの住んでる地域でアゲハは主に
・ナミアゲハ
・クロアゲハ
・アオスジアゲハ
・キアゲハ
がみられます。
クロアゲハはうちの地域では
この中で個体数一番少なく、
幼虫は年に1-2回出会える程度。
キアゲハは食草が近くにないので
幼虫に出会う事はありません。
食草は
ナミアゲハ、クロアゲハ
→柑橘類、山椒
アオスジアゲハ
→クスノキ
5月5日
幼虫4匹発見
5月7日 1cm
慣れてくると明らかに違います。
文章で説明が難しいので、
後日写真で比べてみたいと思います。
ナミアゲハと違いが
はっきりわかります。
また後日。
5月13日 3.3cm
なぜこんな目立つ
色合いなのでしょうか?
鳥の糞にふんしてるようです。
同日
脱皮の瞬間も観察するうちに
わかるようになります。
脱皮は1分程度です。
クロアゲハは写真のように赤
因みにナミアゲハは黄色です。
5月14日 4cm
5月16日 6cm
こうやって致命傷にならないよう
身を守っています。
5月18日
蛹になる準備を始めました
1匹はまだ場所探しの旅の途中。
幼虫のしっぽはトゲトゲしてます。
壁に大量の糸を吐き出し、
トゲトゲしたしっぽをくっつけます。
マジックテープのイメージです。
この状態から約24時間後蛹になります。
後日比べてみたいと思います。
~寄生について~
あとは羽化を待つだけと、
安心してはいられません。
アゲハが出てくると思いきや、
別の生き物が出てくる場合があります。
アゲハがたまご・幼虫時代に
体内に卵を産み付ける虫がいます。
その虫は体内にでじっとしていますが、
蛹になると蛹の中身を食べ尽くし、
外に出て来ます。
本当に衝撃です。
蛹が寄生されてるかされてないかは
でも線対称に黒いですよね。
こういった場合は模様と思われます。
蛹なってから3日ほどは
チェックした方がいいです。
秋口に緑になった幼虫を捕まえると
かなりの確率で寄生されてる印象です。
卵や孵化仕立てのアゲハを育てて、
寄生されていた事はありません。
寄生の道を選んだ虫、
憎らしいですが、
アゲハの幼虫、大半は鳥などの
天敵に食べられてしまいます。
つまり共倒れなのです。
イチかバチかの選択にかける道を
選んだ寄生虫も凄いなあ。
全て蛹になりました
遂げてるわけです。
素晴らしくないですか?
5月29日夜 蛹10日目
飛べるようになります。
芋虫が蝶になる。
この変化が楽しくてね。
よい相方を探すんだよ。
今日はこの辺りで(*´∀`*)ノ