夏の終わりの深夜二時過ぎの沖合い。
FRONT9のトップスリーの女の子と人気薄の子一人。
ロクさんに誘われアフターへ。
運転手のボクも流れで一緒にクルーザーの船室。
お店の格好のまま着替えてないからタイトなスカートから伸びるストッキングのきれいな脚がたまらねぇー。
本当にたまらねぇー。
やりてぇー。
がまんするので精一杯だ。
大体、運転手のボクが店の女の子とやっちまったら、ボクも女の子も店に高額の罰金だしクビになる。
それですめばいい方だ、ヤバイことになっちまう。
でも・・・。
そうしたら、ロクさんがとんでもなくありがたいこと言い出した。
ロクさん:『じゃーよぉ。盛り上がってきたから、もっともりあげちまうか?やなら別にいいけどよぉ?』
まどか :『え~っ?なに?なに?』
あいり :『ロクさん、へんな事考えてるんじゃないのぉ~?』
ゆうか :『わたひ~、ロクはんのぉ~、おんなにぃ~なって・・。』
女の子達も全員、気がゆるんでいて、妙な期待と不安がいりまじっていたようだ。
でも、ボクはまどかのスポンサーのこと誰だか知ってるし、ゆうかの彼氏も誰か知ってるから複雑な気持ちだった・・・。
ロクさん:『みんなでよぉ、ヒ・ミ・ツ、つくんだよぉ。そーだなぁ、さっきの911乗っていいからよぉ。どーだよぉ?』
まどか :『え~、ロクさん、でもぅどんなコトするの?』
あいり :『気になるぅ~。でも911は誰がもらえるのぉ?』
ゆうか :『ありへないよぉ~。べも・・・。』
はるな :『・・・・。』
ロクさん:『そーかっ。じゃぁ、時計でもバッグでも、好きなの持ってっていーからよぉ。じゃぁ参加資格を発表するっぅ!彼氏がいる事だっ!』
ボク :(心の中でズッコケた。普通逆だろ?質問が。彼氏のいない子だろ?)
まどか :『ロクさんってへんだよっ~、ふつ~カレ氏のいないコって聞かない?』
ボク :(心の中で、そーだよ。)
ゆうか :『えーっ、どうひよう?ん~、・・。わたひぃ~、ふぁ~い!いま~す。』
ロクさん:『おーしぃ、いいねぇー、ゆうかっ。正直でっ。店では彼氏いないって言い切ってたけどなぁ。あとはぁ?』
・・・しばし沈黙。
大体、夜の世界で女の子はマニュアル通り、『彼氏はいないです。』とか、『ちょうど最近別れたばかりです。』と答えて、スケベなお客の気を引くのが当たり前のコトだ。
ロクさん:『決まりだっ!ゆうかっ!おまえに911だ!明日キーとカードやるっ!オマエのオトコとよぉ、好きに乗っていいぞぉ。』
ボク :(心の中で、ロクさんうつわでかー。ゆうかのオトコまで巻き込んで。ゆうかの彼氏どんなん思うん?)
ゆうか :『わ~っ!ほんとっぅ~!ロクさんだ~ぃ・・・』
ゆうかが喜びはじめたその時だった、・・・。
まどか :『ちょっと待って~!ロクさんホントはわたしも、いまーす!』
あいり :『あ~ん。わたしもだよん。』
はるな :『わたしも・・・・。』
ゆうか :『みんあ、ぢゅるいを~。わたひがいちばんさ・・・』
ロクさん:『ゆうかっ!まぁいいじゃねーかよぉ。小せぇコトで騒ぐなぁ。楽しくやんだよぉ~。』
この時点で、女の子同士の間で勝手な競争心にスイッチがはいった。
表面は笑顔だが、気持ちの中でバトルってな感じ。
この心理はまるでイス取りゲーム状態だ。
例えば、女の子を誘って合コンやったり遊びに行くとき、普通、男は『友達も誘って来てよ。』と言う。
女の子も『うん、わかった。何人?』と言う。
しかし、絶対に自分よりかわいい友達には声をかけない。
自分がその中で一番目立ちたいからだ。
つまり、絶対に誘った女の子以下のレベルの子を連れてくる。
期待して集まった男友達もガッカリしながら結局、その子が一番もてはやされることになる。
わかりやすい心理だ。
つまり女の子はどこかで自分が一番になりたいという心理をもっている。
だからこの心理をくすぐると徐々に開放的になっていく。
女の子同士で勝手に競争しはじめる。
今の911の奪い合いもそうだ。
ギャンブルのお客の心理も一緒だ。
競馬なら胴元がピンハネした残金をお客が奪い合う。
だから、本来なら自分以外のお客は全員敵だ。
だけど、実際は馬や騎手のせいになる。
これは公営競技全部そうだ。
エンジンとかバンク、ギヤ倍や脚力、水面や風など含めてお客の目をそらすための道具にすぎない。
儲けたいという欲だけのために・・・。
ロクさん:『それでよぉ、ヒミツだけどなぁ、・・・。』
ロクさんがキャビンのボックスから何か医療用のケースを取り出した。
開けてみるとそこには、白い錠剤や白い粉、色のついた錠剤やカプセルが綺麗に並んでいた。
細い注射器やオペ用の薄いゴム手袋なども入っていた。
これって非常にヤバくない?とみんな心の中で思っていたはず。
どうしよう?
実はこのヒミツの白い粉の正体はこの船を降りてからの会話の中でわかるのだが・・・。
ロクさん:『これよぉ、スゲーんだよぉ。ヤメられねーぞぉ。頭がいかれちまうんだぞぉ!最高っ!』と言って、白い錠剤を六粒取り出して、テーブルの上に置いた。
ロクさん:『これでよぉ、おまえたちみんなヒ・ミ・ツの共有だっ。誰にも言うなよぉ。同罪だからなぁ。おぃ!きゅーちゃん!飲んでみぃ!』
ボク :『で、でも。や、ヤバイっすよ。』
ロクさん:『るせぇ!飲めよぉ!』
ボク :『む、無理っすよ。』
ロクさん:『おいっ、きゅーちゃんよぉ、状況考えろよぉ、オマエ。無理なら泳いで帰れよぉ。溺れてサカナのエサんなっちまうけどなぁ。』
ボク :『・・・・。』
ロクさん:『いつのまにか船から落ちたってコトにしとくからよぉ。事故だよなぁ。みーんな酔ってて、オマエがいなくなったことに気がつかなかったぁ、ってコトで処理してもらうよぉ。』
ボク :『・・・・。』
確かに、ボクも女の子達もみんなショットグラスでテキーラをガンガン飲んじゃってるし、あのライムだかレモンを小口に切って、塩とか砂糖なめつつ勢いで飲んじゃったからヤバイよな・・・。
海に飛び込んだら確実に溺死だ。
そして、ボクは仕方なくその白い錠剤をロクさんに言われたとおり口の中に入れ、ベロの下側に置いた。
すると、ふわーっと溶けてなくなった。
一体、どんな薬物なんだろう?
頭がいかれちまうなんて?
不安で一杯だった。
ロクさん:『まどかっ!あいりぃ!ゆうかぁ!はるなぁ!早く飲めよぉ!やならよぉ、さっさと海に飛び込んで、泳いで帰れよなぁ!』
ロクさんが口の中にパクっとやると、一番酔ってるゆうかが先に飲み、続いてはるな、あいり、最後にまどかが飲んだ。
ロクさん:『よぉ~しぃ。これで全員、ヒミツを共有したってことよぉ。だれにも言うんじゃねーぞぉ。わかったなぁ。』
ゆうか :『ふぁ~い。わかったよ~ん。』
ロクさん:『おぅ、ゆうかは、ものわかりがよくてかわいいな、こっちに座れよぉ。』
ゆうか :『は~ぃ、きゅーちゃんちょっとそこ通らしてねぇ。』
そして、ロクさんに脚をなでられていたまどかとゆうかが入れ代って座った。
ベロベロに酔ったゆうかはそれでも状況判断が鋭い。
一番優位な立場のロクさんに甘える作戦だ。
外は夜の海。
逃げ場のない状況の中、ロクさんがとてもヤバくて危険を感じさせる怪しいオヤジになっていた。
完璧に主導権はロクさんが握った形だ。
ロクさん:『ヒミツはこれだけじゃつまんねぇ~からよぉ。おい、きゅーぼー。』
ボク :『はいっす。』
ロクさん:『全部脱いでよぉ、そこに座れよぉ。パーティーのはじまりだっ!』
この状況ではロクさんに逆らっても無駄だし、とても恥ずかしかったが仕方がない。
全裸で足を広げてソファーのコーナーに座った。
急に照明を強くされたから、まぶしいなんてもんじゃない。
しかも、スポットライトを何個かこっちに向けられた。
屈辱だ。
ロクさん:『はるな!おまえも全部脱いできゅーぼーの所にいけよぉ!』
はるな :『は、はい。』
はずかしがりながら、はるなが脱いだ。
薄いピンクのワンピースを脱ぎ、スットッキング、そしてパンティーを脱いだ、最後にブラジャーだ。
やや太めだけど結構いい体だ。
バスト90センチのDカップか、トップとアンダーの差がすごくてきれいなオッパイだ。
この時点でロクさんはボクと反対側のソファーのコーナーにいる。
まどかとゆうかが脇に座り、まどかの横にあいりが座って、まるで私たちは関係ないの。
あなたたちのショーを見ているのよ。
そんな顔していやがった。
ふざけるなっつーの。
そして、全裸のはるながボクの所まで来て座ろうとしたら、
ロクさん:『はるなぁ、きゅーぼーのアソコくわえろやぁ。』
夏の終わりの深夜二時半過ぎ。
ハーバーから数分沖のクルーザーの船室。
クラブの美女三人とロクさん。
そして全裸のボクと全裸にされたもう一人の女の子。
美女三人は自分だけはやられないように考えているに違いない・・・。
はるなを犠牲にして・・・。
つづく・・・。