きちんとしている

立派な人だ

皆がそう思われたいと思う

それだって

良い面もあれば

悪い面もある


バカにされる

見下される

悔しいし

苦しいって皆が思う

それだって

良い面もあれば

悪い面もある


こんなことを考えるとき

織田信長のことを思い出す

彼はうつけものだって

レッテルを張られていた


けど

自分は思うんだ

彼はそれについて

きちんと気づいていたんだなって


周りから一目置かれ

油断ならないって思われていたらとしたなら

どうだっただろうか?


彼はうつけものとして

そういう人達と関わっていた

だからこそ出来たことがあったんじゃないか?って


人は一目置いてる人の前では

しっかりした自分を演じるし

決して、気づかれたくないものを出したりしない


見下している相手の前では

油断しきって

当たりまえのように本性を出して

それが致命傷になったり


人の本性を見抜ける絶好の機会だったりもする


信長はうつけものとして

山野を駆け巡って遊び呆けているように見えたらしい


その時

彼は何をみていたのかな?

何が目的だったのかな?

山野を巡り地の利を収集することも出来たはず

お高く止まった侍たちでは気づけなかった

物事や隠れた人物に遭遇することも出来たはず


戦国時代

隣国の側にまで

きちんとした格好で

きちんとした人達と共に

一目置かれた信長が出向いたりしたら

とんでもない事になったと思う


うつけ者で評判の信長が

ヤクザな連中とだったらどうだろう?

そこまで行って

相撲をとったり

酒盛りをして大騒ぎをしていたとしたなら


もしかしたら

苦情は来るかもしれないけど

隣国の一部に入り込んだとしても


あぁ… あのうつけの事だ捨て置け


位ですんだかもしれない


その時、彼は何を目的にしていたのか?

うつけと呼ばれたとしても

それ以上に彼が知りたかったことって何だろう?

ってさ


踊る大捜査線って映画のなかで


事件は会議室で起きてるんじゃない!

現場で起きてるだ!って台詞があったと思う


会議室も勿論必要

そんなことは百も承知


信長はお高い侍たちがしようともしないことを

自分の目でみて、自分の体で体験して

把握していったんじゃないかな?


出る杭は打たれるなら

打たれないように力を蓄えていく

気づいた時にはもう届かない


能ある鷹は爪を隠すっていったりもする


昔の賢者たちに学ぶことは本当に大切なことだ


たった一行の言葉や童話、昔話に

とんでもない知恵が込められていたりする


それをどこまで学べるかは

自分次第

そして周り次第


お釈迦さんも言ってる

私はあらゆる物から学んだ

水であったり

虫であったり

動物や植物であったり

人であったりって


楽しいですな☺️