先日のBLOGで外れなかったトップキャップをショップに出して外してもらいました。
実は、ショップでもかなり苦労したらしく、この錆びついたトップキャップをドリルで複数穴をあけて、キャップを崩して無理やり外したそうです。
このトップキャップはサークリップで止まっていてスプリングの張力で止まっているだけです。
一般的なトップキャップは大抵、ネジで締め付けてあるので、ネジが錆びても叩いて外すことができます。
しかしTZR50Rのトップキャップは錆びつくとサークリップどころか、キャップまで錆ついてフォークと一体化してしまうらしいです。
TZR50Rのフロントフォークは廃盤になっているため、なんとか再利用できるように頼んで、3日ほどかけて外していただきました。
キャップは解体してしまったので新品を購入しました。
部品番号は、5H5-23111-00で価格が2500円/個でした(2021年10月現在)
工賃と部品代を合わせると2万近くかかりました
やっとフォークが分解できて、オーバーホールができるようになりました。
オイルシールを封入して、ダストシールもはめて
オイルをフォークに入れました。サービスマニュアルでは158ccでレベルは149mm
オイルを入れて
エア抜き・・・放置・・・スプリングを入れて
2度と錆びて欲しくないので、グリスをたっぷり入れてキャップも新品を淹れました。
これで、もう少しレストアが進みます。
フォークが付けば、フレームが自立するので、ホイールやエンジンが乗せられるようになる・・・かも