東北6県の夏祭りが一堂に会する「東北六魂祭」が26日、盛岡市で始まった. 「復興はつづく. 魂も、つづく」を合言葉に、青森ねぶた祭、秋田竿燈(かんとう)まつり、盛岡さんさ踊り、仙台七夕まつり、山形花笠まつり、福島わらじまつりの東北6大祭りが勢ぞろいした. 昨年7月の仙台市に続き2回目. 今年は猛暑を避けるなどの理由で5月開催となった. パレードでは、総勢1300人が東日本大震災の犠牲者への鎮魂と、復興への願いを込め、勇壮で華やかな舞を披露した. 約11万3千人の観光客が見入った. 27日も正午からパレードがある. 韓国のソウル地方警察庁は5日、ソウルで不法組織のあっせんを受けて買春をしたとして、15人の日本人観光客の男性を一斉に検挙したと発表した. 東日本大震災の津波によって、宮城県山元町の家々から流された写真約1500枚を集めた写真展「ロスト・アンド・ファウンド」が、東京都港区のギャラリーAKAAKA(赤々舎)で開かれている. 写真展は、山元町でがれきの中から見つかった写真を洗浄、複写してデータベースを作り、持ち主に返す「思い出サルベージアルバムプロジェクト」から生まれた. これまでに写真約2万枚、アルバム約1200冊を返してきた. 展示を企画した東京都在住の写真家高橋宗正さん(31)は、専門知識をいかし、昨年5月からボランティアとしてプロジェクトに携わった. 「見ることで震災に現実感を持ってほしい」と、被災地外での展示を考えた.