あるドラマで 徘徊してしまったご老人を

おんぶしてつれ帰るという場面がありました。

 

私がおんぶされた最後の思い出。

それは小学生になって 

おんぶされなくなって久しぶりのことでした。

 

家族で出かけた休日のこと。

当時 私は腹痛を訴えて

母と2人で途中で帰ることになりました。

 

調子が悪いのに父に散々怒鳴られて

母と2人で帰ったのに

なんと母が家の鍵を忘れていて

家に入ることが出来ませんでした。

 

もう自分の弱っちい体が情けなくて

泣き出してしまった私を

母は久しぶりにおんぶしてくれました。

 

暖かい背中で

子守唄のような母の歌を聞きながら

家族が帰ってくるのを待つ。

 

哀しみと母の優しさが混じった

甘酸っぱい思い出です。