荒牧陽子さんのファンである久恵さんが、10月26日に、凍結卵を使って培養した胚を子宮へ移植されたそうです。
一般的には、「体外受精」と呼ぶのでしょうか。 うまくいくことをお祈り致します。
くしくも同じ日に、こちらの新聞に、「年齢制限のない人工授精」 のタイトルで特集記事が出ていました。
子供が授からない人にとっては深刻な問題です。子供が授かるまで諦めたくない気持ちも分かります。
しかし、いつまでも無制限に挑戦し続ける事が認められるのか、賛否両論が紹介されていました。
まず、この一年間に体外受精によって60歳以上で出産した人が3人いて、その紹介がでていました。
一組目は、アントニアさん(61)、ジョゼ・セーザルさん(夫・58)夫婦。結婚後25年間子供が出来ずに、10年前に体外受精を行ったが失敗に終わり、卵を凍結した。その後、養子縁組を申し込んだが高齢を理由に拒否されて、再び凍結卵を使って体外受精を試みた。今年10月24日に980グラムの女児と1100グラムの男児の双子を出産した。
二組目は、マルシアさん(61)。 既に2人の子供と3人の孫がいたが、8年前に再婚したシルビオさん(夫・63)の子供が欲しくて専門医に相談。すでに卵子採取が難しくなっていたため、別の女性から提供を受けた卵子を使って体外受精を行い妊娠。今年の8月20日に女児を出産した。
三組目は、2011年に体外受精で妊娠、出産した61歳の女性がいる、とだけ紹介されていました。
一般的には、高齢出産は、50歳上限説を唱える医師が多いという。
けど、55歳まで容認する医師もけっこういるらしい。
体外受精については、女性の体に挿入する胚の数の制限があるだけで年齢制限はないらしい。
アントニアさんは、産まれたばかりの赤ちゃんをさして、「この子は私たちの人生に足りなかったものを埋めてくれたの。人生の永遠のパートナーよ」、と喜びを語っていた、 と書かれてあった。
どうしても子供が欲しいという気持ち、分からないわけではない。
けど、60歳以上で出産、というのは、どうなんだろう。
本人は喜んでいても、生まれてきた子供は?
生まれてきた子供に十分な幸せを与えられるのならば問題はないかもしれない。
70歳越して、健康に問題が出てきたら、まだ10歳そこそこの子供はどうなる、どうすればいい?
やはり、私には、無謀なわがままに思えます。
では、子供の幸せを考えて、自分が我慢しなければいけないのか、私の幸せはどうなる?
と反論される人が必ずいますよね。
自分(親)の幸せと子供の幸せ。
(A) 子供よりも自分の幸せを追い求める人。
(B) 子供のために我慢する人。
一般的には、(A)は、薄情な親とのレッテルが貼られ非難されます。
(B)は、なんと健気な良く出来た親なんだろう、と高く評価されます。
幸いにも、大多数の人間は、「子供が幸せになる事が私の幸せ」、と感じるように出来ていて、上の話は普通関係のない話なんですが、
極少数の人間が、そう感じなくて、「子供の犠牲になりたくない」 「自分の幸せが欲しい」 ナンテな事を言って、子供を捨てたりするもんですから非難を浴びるわけですね。
子供を幸せにしてあげた上で、自分の幸せを探す人は問題ないのでしょうけど。
日本は、何歳まで体外受精が許されているのでしょうか?
たぶん、60歳では、どの医師もやってくれないのではないでしょうか?
ごく、当たり前の良識ある判断といえるでしょうね。 手堅いといいますか・・・
では、60歳で体外受精をするのは無謀なのでしょうか?
無謀ではあっても、可能性を開く試みではあります。
けど・・・
無謀は・・・無謀でしか・・・ありませんよね?