海外生活を始めた頃のエピソードです。 | maaの気まぐれブログ

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気ままな日常を気ままに。。

(その1)

 数ヶ月が経って、何とか日常会話が片言ながら出来るようになった頃、

何かの支払いのために朝早くに銀行に行きました。

私の番が来て窓口にお金をそえて支払い用紙を出しました。

そしたら、窓口の若い女の人が、「つり銭がありません」、と思わぬことを言いました。

なにー、ここ銀行でしょう! 

銀行につり銭がないとはどういうこと? 

普通のお店とか、タクシーなど、つり銭がないのはよくあることなので驚きませんが、

さすがに、銀行でつり銭がないと言われると。 

ここ間違いなく銀行ですよね?





(その2)

 中古車を買うときの事、もし盗難車だったら没収されるから気をつけて、

と脅かされた事があります。

こちらでは、個人売買とか、車の日曜市などで購入するのも一般的で、

ディラーから買うよりも安く済むので人気があります。

いくら安く済んでも私たちには怖くて手が出せませんが。

ディラーから買うから大丈夫、といったら、100%ではないから、の答え。

どうすればいいの? 

こちらには、法律上の「善意の第3者」という考え方がない。

例えば、盗難車と知らずに車を購入し、代金を支払えば、所有者は私になります。

日本であれば私がこの車を失うことはありえません。

しかし、こちらでは通用しないようです。

それじゃ、没収されたら、お金は返ってくるの? 

答えは「ノー」。そう、丸損になります。 納得いきませんよね。

しかし、仕方がありません。そういう仕組みの国と割り切るほかはありません。




(その3)

 無事中古車を買って、仲間3人と昼食に出かけたある土曜日、信号待ちの時に追突された。

追突した車の所有者は、車から降りて、自分の車の前の部分の損傷具合を確かめている。

もちろん謝りの言葉はない。

こちらも3人とも降りて、後ろのへこみ具合を調べた。

3人とも来たばかりであまり言葉がしゃべれない。

追突した車は確認が終わるとさっさと去っていった。 

 数年後、今度は私が軽い追突事故を起こしてしまった。

双方の車にほとんどダメージはなかったが、つい、「すいません」と口から出てしまった。

これが運のつき。過失を認めたと受取られ、後日、相当の金額の修理見積書を持ってこられた。

まいった。ちょっと額が大きかったので、保険屋に連絡して処理してもらうはめに。

ここでは、絶対に謝ってはいけないのです。

こういう場合は、「たいした事ないな」、とか「何ともなってない」などと言って、

さっさとトンズラするのがここ流。

 そういえば、同僚が左折のため車を中央に寄せて対向車が通り過ぎるのを待っていた時、

後ろから来たタクシーに追突されたことがあった。

彼は車から降りて、運転手に「何をするんや」と言った際、

軽く運転手の肩か腕を押したらしい。

後日、診断書を持ってきて逆に医療費を請求された。

結局、車の弁償の話は医療費と相殺されるはめに。


修理代は自己負担。相当かかったのではないか。




(その4)

 もうひとつ車の話題。だいぶ言葉も話せるようになっていたある日、

商店街に路上駐車していた時のこと。

運転席に座っていたら、結構歳のいった男が、

私の車の前のスペースに駐車させようとバックで入ってきた。

下手くそでなかなかうまく縦列駐車できないでいた。

すると、ガツーン。私の車に当てた。

降りて文句を言った。

しかし、お構いなしに、3回、4回と当てやがった。

今度は強い口調で文句をいうと、その老人が

「バンパーは何のために付いているんだ」 と怒鳴った。

オイオイオイ、それとこれとは違うだろ。

やっと縦列駐車に成功した老人は、こっちを睨みながら商店街に消えていった。

私、何か悪い事しました?




(その5)

2年位過ぎた頃、商談が決まり、詳細の打ち合わせに日本から担当課長が出張で来た。

打合せ3日目にこちらの責任者(部長クラス)が休んで打ち合わせが出来なかった。

理由を聞くとその責任者は今日から長期休暇に入って家族と旅行に行ったとのこと。

なにー。 聞いていないぞー。 どうするんだ打ち合わせはー。

あいた口が塞がらない。

個人の生活が最優先? 

百歩譲ってここではそうだとしても、何故前もって話をし、場合によっては遅らせるなど、

スケジュールの調整をしなかったわけ? あまりにも無責任でしょう? 

結局その課長さん、出直しと相成りました。

私たちもこってりと絞られたのは言うまでもありません。