マンションの自転車置き場に
野鳥の死骸が横たわっていた
「ごめん、今はどうにもしてやれんで
帰ってくるまで待っとって」
と、心の中でつぶやいて仕事に向かいました
帰宅すると鳥さんは朝のまま
一旦家に入り、さてどうするかと考えていると
娘が帰ってきた
「ママ、鳥見た?」と聞く娘
どうやら登校する時間には既にあったらしい
「ヤマハから帰ってきたら
じぃちゃんちに埋めにいく」と言う娘
やっぱり埋めるよね
じゃなきゃ可燃ゴミになっちゃうもんね
というわけで、ヤマハに行く前に
鳥さんを新聞紙で包み
さらにポリ袋に入れて
自転車のカゴに安置しておいた
鳥さんを新聞紙の上に乗せたのは娘
もちろんビニール手袋してだけど
新聞紙に乗せたあと少し体をさすっていた
そういうことができるのは
やっぱ遺伝なのな?と思う
ヤマハから帰ってきて
じぃちゃんちに鳥さんを埋葬しにいった娘
付添いは旦那
だって私は晩御飯作らないといけないもん
ところであの鳥さんは何なのか?
調べたら、たぶんメジロみたいです
体は緑色で目の周りが白かったような…
でも、どうしてあんなところで命果てたのか…
目立った傷はなかったから
猫とかに襲われたわけじゃないと思うし…
どこかにぶつかったのかな?
成仏してね