AIESECの人へ。

今回は私の希望についてです。

私はAIESECを利用してこの研修に参加しているわけですが、
自分自身がここでワークショップを行って、また現地の人と話してある願いが生まれました。

あるとき現地メンバーのダミアンと話していた時のこと。

「僕は日本の田舎の生活をテレビで見てすごく素敵だなって思ったからアイセックを利用して日本で研修をしたいんだけど、日本で生活するとしたらどれくらいお金がかかるの?」

お金については住む場所にもよるし、どこまで提供されるかで大きく変わるから具体的な物の平均価格は言えても月の生活費は答えられないと言いました。
でもこうしてダミアンのように日本に興味を持ってくれて日本に来たいと思ってくれる人がいることはすごく嬉しいし、
日本の学校でも私がしているようなワークショップを行ったらいいなと思ったので日本のアイセックメンバーに日本での研修について聞いてみました。

しかし、日本での研修は日本語が出来なければほぼ不可能とのこと。
確かに、英語が達者な日本人なんてほとんどいないし、日本の企業で働くとなれば日本語が要求されても仕方ないかも知れません。
でも私たちがやっているような高校(中学・小学校も)でのワークショップなら可能だと思うし日本人学生にとってもすごくいい経験になると思います。

それにポーランドに来てショックを受けたのはポーランドをはじめとする他の国の学生が英語を流暢に話すこと。
普段英語を話す機会なんてほとんどないはずなのに、自然に英語でコミュニケーションがとれます。
日本人、もう少し英語話せてもいいんじゃないかな(´・ω・`)と思わざるをえませんでした。
日本で生活してたら英語なんていらないし、英語が出来なくたっていい仕事にも就ける。
でもこっちに来て英語が世界のスタンダードってことを深く感じて、もっと日本人に英語と接する機会を、と強く思ったわけです。

そして英語だけではありません。
現在、私たちのプロジェクトにはイタリア、カザフスタン、インド、ベトナム、中国、日本からの研修生、
そしてポーランドのメンバーがいます。
これまで21年間日本で生活してきて、カザフスタン人やインド人、ベトナム人、ポーランド人と知り合ったことなんてありませんでした。
こうした知らない国の若者と出会い、その国について知ることも日本の学生にとって貴重な経験となると思います。


日本でこうしたプロジェクトを組むのが難しいことは聞いているし、
アイセックのメンバーでもない私が偉そうなこと言える立場ではないのは百も承知ですが日本でもこうした研修が出来るようになることを願っています。

正直、私がこの研修に参加したのは友達に海外インターンに興味はないかと誘われて、興味があったから参加し、それが偶然アイセックだったというだけです(ごめんなさい)。
それでも私がアイセックに対してこのような願いを書くのは自分が実際に研修に参加し、
初めてこの団体の本当の意義と無限な可能性に気づいたからです。

本当は私自身がこうしたプロジェクトを組みたいところですがただの学生である私1人が動くよりアイセックはずっと大きな力とネットワークと可能性を持っています。
いつかダミアンから日本での研修について報告が聞けることを楽しみにしています。



3月の19日から今日まで、私のマネージャーのりっちゃんが私の研修先にやってきました。
現地のメンバーと関わったり、私の仕事ぶりを見られたり(恥ずかしかった・・・笑)。
あと、日本のお菓子が好評だったのでいっぱい持ってきてもらいました。ありがとう。
ただ、りっちゃんが持ってきた「きびだんご(私も初めて食べた・・・)」は奇妙すぎたらしくみんな恐る恐る食べてました。というか見た目で完全拒否の人もいました。笑

日本語が話せる貴重なチャンスだったけど、他のメンバーもいるし2人の会話でも出来るだけ英語で喋ることを心がけました。
自分の前で知らない言語で喋られたら会話に入れないもんね。。


月曜日の授業にはりっちゃんも一緒に来ました。
英語で授業してるのを日本人に見られるのって恥ずかしい!(>_<)笑
なかなか英語出てこないし。。。

この日の授業が終わるとりっちゃんが私へのフィードバックをくれました。
いつも生徒たちにもフィードバック書いてもらってるけど、
視点が全然違うしかなり参考になりました!本当にありがとう!

りっちゃんの他のメンバーとの関わる姿勢など、色々と私と違うところがあり勉強になりました!
ポーランドまで来てくれてありがとう^^*


この期間にみんなでバーに行ったときに中絶や安楽死に関して議論した。
この辺りのトピックは大学で所属している英語部で散々議論したので難しい話にもついていけた(Discussionの経験が役に立った(´・Å・`)!)。
このときはポーランド人、中国人、カザフスタン人、ベトナム人、そして日本人で話してたんだけどやっぱこの辺の話って微妙なラインで国によって法律が違う。
Discussionやってた時リサーチして知ってたけど、リアルにその話を聞くと色々と考えさせられるものがありました。
私は中絶に関して法律で認められるべきだという考え(中絶を肯定しているわけではない。・・・て書くと矛盾しているみたいだけど・・・日本語力が足りないですorz)だけど、中絶が違法な国(ポーランドとか)の人と
もっと議論したいと思いました。
大学でやってたDiscussionは所詮日本人同士のlogic合戦だし、机上の空論に過ぎないと思うので(´・ω・`)


そんな感じでSee you☆





18日には私たちの研修の責任者、Justynaの誕生日パーティを開きました。

本人には秘密にして、研修生のケニーが個人的に食事に誘うふりをして・・・っていうサプライズです☆


バーを貸しきって風船で部屋をデコレーションして・・・

さすが欧米の誕生会だなーと思いました(*・ω・*)

私も日本からプレゼントを持っていきました♪

喜んでくれたのでよかったです(^^)


お酒を飲んで、ケーキを食べてカラオケ。

ポーランドでもカラオケは人気、って聞いてたけど日本のようなカラオケボックスではなくバーにカラオケがついてるパターンでした。

そして操作はPCで行う感じで日本のようなカラオケ専用の機械は無し。

マイクまわされても知らない曲ばっかりだったので1回も歌わず。笑

洋楽聴いておけばよかったかなぁ。

AQUAの愛しのバービーガールしか知りませんでした(´・ω・)



その後はクラブに移動。

今回でクラブは2回目なのですが楽しかったです(*^^*)

英語がいらないから普段よりいきいきする。←

クラブなんて日本で行ったことないから初めはどうしようと思ったけど、

元々ダンスが大好きなのですぐに楽しめました。

ダンスっていいなぁ。

今までダンスって一方的なパフォーマンスだと思ってたけど、

クラブに行ってダンスはコミュニケーション手段の1種だと感じました。

英語だと十分にコミュニケーション取れないけど、ダンスならすごく感情を共有できる。

改めてダンスの素晴らしさを実感しました。


しかし気づいたら夜中の2時半www


明日も仕事で朝6時半起きなのに。

がんばります。



ちなみにクラブではカクテルが飲めて幸せでした。

クラブでなら飲めるようです。

土日にAIESECのLocal Committee Conferenceがありました。

このカンファレンスで私たち研修生がしたのは参加者に対するワークショップと、国紹介。


ワークショップではここ1週間担当してきた"Creative Thinking"の部分を担当しました。

この1週間はベトナムから来たビンとペアを組んでやってきたけど、今回はカザフスタンから来たアリーナ、中国から来たケニーと共に行いました。

2人共、特にアリーナはワークショップの進行がとても上手ですごく勉強になりました。

今回違う人と組んでみてよかった。


話し方、スライドの使い方、英語での言い回し・・・全てが勉強になりました。

同じプロジェクトで同じパワポ資料を用いてワークショップを行ってもこんなに違うんだなぁ。


「ここはこうしたほうがいい」「ここを真似るといい」ということが具体的に分かったので明日から早速実践していきたいと思います。




国紹介については持ち時間が3分だけだったのですごく簡単なことしか言えなかったけど、

プレゼンの前に出身国当てゲームを行ってすごく楽しかったです。

色々な質問(あなたの国は海に面してますか?など)をして私たち研修生の出身国を当てるというものです。

ちなみに名前で出身国がバレないよう、みんな偽名で自己紹介。

私はAnnaと名乗りました。うん、もっとも無国籍な名前。

私については日本という解答が最も多かったけど、フィリピンだとかインドネシアだとか色々な答えが出てきて面白かったです。


その後はDrinking Party。

こっちへ来て初めてウォッカを飲んだのですが、こっちの人はジュースとウォッカを混ぜません。

ウォッカのショット→ジュースで口直し が主流のようです。

日本人の中でも弱小部類の私はウォッカですぐ酔って少し人と話した後早々に部屋に戻って寝ました。

こっちで飲むと基本的にビールかウォッカしか選択肢がありません。困った・・・

今回はポーランドの生徒について。

と、自分なりの生徒のモチベーション喚起のソリューション。

なのでちょっと自分のための記事になってしまうかもしれないのでスルーして大丈夫です。

面白くないと思います。笑


まぁ、研修まだ3日なので偉そうにまとめみたいなことは言えませんが、

今の段階での生徒の様子と自分の行動を振り返ってみます。


ポーランドの生徒は日本の生徒と同様シャイでした。

個人個人差はあるしクラスの雰囲気もそれぞれだけど、

基本的に積極性はないし反応も薄いです。


でもこういった生徒の積極性をどう引き出すかが私の勝負どころ。

そこで、2日間やってみて反省点を挙げ、少し行動してみました。


・笑顔を意識

・休み時間に勇気を振り絞って話しかける

・クラスのルールを作る


それぞれについて。


・笑顔

授業は全て英語、しかも話す内容が普段話さないようなものなのでなかなか笑顔をキープするのは大変。

ずっと笑顔でいられたかはわかんないけど、これからも意識していこうと思います。


・話しかける

何を話しても黙って聞いているか話してるかで、全然興味なさそうだった生徒たち。

元々人見知りだし、英語だから話しかけたところで次の言葉がなかなか出てこなそうだし、

無関心な態度の生徒たちに話しかけるのは私にとってはすごく勇気がいりました。

でも"Hey guys!!(。・∀・。)ノ"と話しかけていって、名前を聞いてひらがな、カタカナ、漢字で名前を書いてあげました。

そうして話していると授業中は無関心そうだった生徒たちも、すごく興味深そうにたくさん質問してきてなんだか一歩進めた気がします(^ω^)

生徒たち、無関心に見えてそうでもないのかな。

確かに自分の中高生時代を思い出すとそんな気がします。


それにしても日本語と折り紙はすごく会話のネタになる。

そして英語が流暢に話せなくてもコミュニケーションが取れる。日本人でよかった・・・と思いました。笑



・クラスのルールを作る

やっぱり高校生だし、母国語はポーランド語だし、どうしてもなにも言わないと

黙ったままだし喋ってもポーランド語。

そこで一緒に授業を行っているビンに次から暮らすのルールを提示しようと提案しました。


スーパーで落書き帳を買ってきて、


Response

No Polish

Smile

Be Active


の4つのルールを書いた紙を用意しました。

うん。とってもディスのチャート書いてる気分。


実際この紙を見せながらルールを説明してる私はディス中の気分でした。笑

言い回しが完全にディス\(^o^)/(ディス分からない人ごめんなさい)


でもまぁ、とりあえずこのルール提示もなかなかよかった気がします。

生徒たちの参加や質問への躊躇いがあまり見られなくなりました。




今のところはとりあえずそんな感じ。

毎日課題が発見できて楽しいです。