通夜振る舞いの席に着こうと

義母を車いすに乗せて移動してると

義姉が飛んで来て

「りゅうさん、いいのいいの、お母さんは私が見るから

ゆっくり食事して」などといい、義母を連れて行った。

 

義母は義姉や義姉の娘、叔母に囲まれ

あれこれ何かわからないけど話をしている。

 

あとで夫が

「○叔母さんから、『AさんやBさん達お友達と連絡とりあってるの?』と

聞かれたらね、おふくろ

『連絡とりあってるわよ』と答えてる。叔母さんが『みんな元気なの?』と言うと

『みんな元気だと思うわよ』って言う。

『Aさんは下の名前なんていったかしらね』って言うと

『なんだったかしらね』と答える。すべておうむ返しで返事して

上手く切り抜けてる。

でも、みんなが身体は思ったより元気そうだけど

答が全部おうむ返しね!と見破られてたwwwww」

 

だろうね。

家で一切何も答えられないなんだもの。

でもね、シャキッとして

認知だなんて絶対見破られないよう

その演技はたいしたものだったわ。

 

それでもね、その晩は義母を連れて二人でタクシーで

家に帰ってきた。

その途中、夫が乗っていないことに気づいた義母。

「どこにいるの?」

「今夜は通夜会場に泊まる。明日告別式だから」と言うと

 

「え~????それじゃ私も行かなくちゃ!!!」

この人、どうしてこんな時に張り切るの?

まだ自分が采配ふるってるつもり??

 

「ダメ、明日の人数もう決められてる」

そういうと

「はぁ~」とうなだれたけど

火葬場まで義母を引き連れて歩くのは、至難のこと

それに何の意味があるのか?

誰の葬儀に来てるのかもわからないのに。

 

案の定、翌日になったら

通夜に行ったことも忘れ、叔母さんが亡くなったと言うと

 

「え~~っ!」と驚いている義母だった。

 

さて、そろそろまた

叔母さんが亡くなったと言ってみようかな?