今朝も義母は不機嫌な顔でデイを拒否り、しぶしぶ
流れ作業に乗せられて押し出され出かけて行きました。
どんなに拒否ってもお迎えの職員さんが見えたら
ガラリと顔つきが変わって元気なお年寄りを演じて
すごいもんです。この変わり身の早さったら。
同居前、家の近くにサイクリングロードがあり
いつもそこを7~8キロ歩いていた。
ある時、そのサイクリングロードを
歩いていたら
車いすのおじいちゃんが一人散歩してる姿が目に入った。
なるほど~。こんな道なら車椅子で一人の散歩も
楽勝というわけね。
自分がもし車いすのお世話になってもこうして
一人で散歩が出来るんだと
そのおじいちゃんとすれ違った時は本当に心強く思ったんだけど
しばらく歩いていると
私と同年代くらいの女性が必死で走って来る。
私とすれ違う時、息を切らしながら
「すみません、車いすのおじいちゃん見かけませんでしたか?」と言う。
「あ、さきほどすれ違いました!」と言うと
「危ないから私がついて行こうと
ここで待ってて!と玄関で待たせていたんです。
それがわからなくて
コートを取りに行ったら、もう姿が見えなくて・・・」
あのおじいちゃんも、きっと認知だったのだろう。
それでも、私はその時同居なんて話にもなかったので
他人事に
今からあのじいちゃんの後を追えるだろうか?ということだけを
気にしていた。
だって、そのおじいちゃんの車いすの操作は
凄いスピードだったんだもの。
認知になると思いがけない能力を発揮する。
とても歩けるはずのない距離を素早く歩いてしまったり
買うことのできないはずの切符を買って電車に乗ってしまったり。
家の義母は臆病で暗がりが大嫌い。
暗くなったら庭先にも出ない人だった。
一晩中、いや一日中ベッドスタンドは煌々と点けたまま。
運動嫌い、散歩キライ、病院さえも行きたくない。
まず、家の義母は昼の徘徊はおろか、夜は絶対に出歩かないだろうと
安心していた。
ところが!夜に一人で外へ出ようとした。
こんな人に限って
これからどんな行動をするのかわからないんだ。
行けるはずがない!と
歩けるはずがないと
そんな風に思うのは思い込みというものだけで
認知老人は突然どんな能力を発揮してしまうか
想像すらつかない。
もし何かあったら 非難の的はやっぱり私かしら?
だんだん被害妄想が激しくなる嫁だけど
無責任さも相変わらず・・・(;^_^A