朝食が済むなり立ち上がって寝に行きたい義母。
(そうはさせるか!)
夫が、すかさず「散歩に行ってこい!」と追いだした。
駐車場5分ほどで帰って来た義母。
さっさっとスリッパ脱いで寝に行こうとしてる。
「お義母さん、紅茶いれますね」
優しい嫁が散歩帰りの義母に温かい紅茶を差し上げる。
仕方なく座って紅茶を飲み、飲み終えたら
また寝に行こうとする義母。
「お義母さん!そういえば雑巾!
やっぱり縫うの嫌なんですか?」
「そんなこともない」
「そんなこともないって、もう三回くらい私言ってるんだけど」
「そうだった?」
仕方がなく立ち上がってタオルの入ってる缶を始めてあけた。
マジマジマジマジタオル広げて眺めながら
いきなり私のレース道具に手を伸ばして
ゴソゴソやり始めた。
「なに!なに?そこ私のレース道具!!!
お義母さんの針を持って来て!とずっと頼んでるんだけど。
そこには私の短い針しかないって言ったでしょう?
それにそこを探しても木綿糸はない!レース糸だけだから」
そういうと
ちょっと困惑しながら
部屋に入って針を探しに行ったはずが
二度と帰らぬ人になった。
その意気その意気!
今度は二度と還らぬ人になるんだよ~お義母さん!