今日は義母のデイの日。
朝食で席に着くなり、また空っぽの湯呑を二度も三度も覗く。
義母のこういうところが嫌なのは
昔からこんな態度で嫁を扱ってきているから。
まるで下僕のように
姑が黙っていても姑の動く前に嫁が動くものだみたいに。
義母の動きをハラハラしながら見つめていたあの頃がよみがえる。

今では私はこの義母の態度を見ても動じない。
知らん顔して見て見ぬふりをする。
夫がお茶を淹れてる。
朝起きてすぐに食事するとのどに詰まるからだと夫が言う。
「へぇ~」とそっけなく私。

昼間、夫がいないと、義母がまた私にこれをする。
「お茶入れて頂戴」なんていうわけもなく
ただ覗き込んで無言で催促する。入ってないとわかったらまたのぞく。
また見ぬふり。
意地悪だとはわかっている。
ただ、もうあなたの思い通りになりませんよという無駄な
抵抗がしたいだけ。
もちろん食後には淹れてあげるけど食前になんか淹れてやるもんですか!
ほしかったらせめて「お茶ある?」くらい言っても損はないでしょう。

どんどん性格が悪くなるけど
私は自分が可愛いのよ。
こんなに自分が可愛いのに、その私をどれだけ
いたぶって楽しんできたのか。
義母の顔を見ると、笑ってても不機嫌でも私には愉快なことじゃない。
その顔のためにどれだけ涙したか。

今朝だってせっかく作ったおかずを不機嫌に突き返され
「お義母さん、それ嫌いなの?」と頑張って優しくいったら
「いえ!」と一言で済ませる。
なに!その尻上がりに「いえ!」って。
私は下僕じゃないんだから、もっと言い方があるでしょう。
喧嘩売ってるの?とまで言いたくなるけど
そこは我慢我慢。

「ごめんね、食べられない」そう言ったら
「いいよいいよ、多かったね」って言えるのに
冷酷な人は認知になってもそのまんま。

夫が「今日はデイだから早く顔を洗え、歯磨きしろ、トイレに行け」と
命令してる。
私は何も言わず黙ってみてるだけ。
二人でやいのやいのと言うのは二人が憔悴してしまう。

なんでもやってあげたい人と
ちょっとでも自力でやらせたい人との役割分担みたいなもの。

洗面所から10分経っても出て来ず、やっと出てきたと思ったら
眼鏡を探すふりをして
スーッと部屋に入って寝てしまった。

今までなら
「お義母さん何やってるの?もうお迎えの時間だというのに!
また寝たのかしら?どうして今言ったことがわからないの?」
そんなことでイライラしたけど
すべてやりたい夫がやってれば
何も言わずに済むし
夫のイライラがこっちにぶつかっても来ない。

何もさせなくて良いと言う夫と意見は分かれるけど
私にしたら私の考えは押し殺して
十分夫の意見を尊重してあげてるわけなの。

自己満足でもなんでも
やってあげたいだけすればいい。そんな心境。

だって私の親じゃないもの。どうぞあなたの思いのままに。(投げやり)