義母と同居した頃、すでに義母の軽い粗相は始まっていて

何度か義母に薄めのパッドの使用を勧めたのだけど

 

「みんな(お稽古のお仲間で)そんな話をしているけど

私はまだ大丈夫です!」

胸を張ってそう言ってた。

 

が、洗濯機に他のものに紛れ込ませて放り込まれてた洗濯物は

とても自分のものと一緒に洗えない酷いものが多かった。

 

ある時、「私たちの間でもそんな話題になってるから(嘘)

お義母さんも使ってみたら?下着も汚れないし

 と言ってみたんだけど

「へ~っ、私はそんなものいらないわ。大丈夫ですから!」

 

どう言っても頑固に

 

私はそんな年じゃない。みんながそうでも

私だけは大丈夫!

 

そう言って頑としていうことを聞いてくれなかった。

 

それから私はそれまで一緒に洗っていた義母の洗濯物を

別にした。 

こんな無駄なプライド!

「お稽古仲間にステッキを持ってる人がいるのよ~」

そういう人がお仲間にいることが恥ずかしいような言い方だった。

 「あら、いいじゃないですか。転ばぬ先の杖ですもの。

今はお洒落なのがあって、私たちの年代には抵抗ないですよ」

 

と言うと

「まさか!」と言って聞く耳も持たなかった。

万事、自分だけは年を取らないみたいな

自分だけはまだ若いみたいな

厭らしい闘争心。頑張り通せるならいいけど・・・・

 

自分だけは粗相なんかしない、自分だけはしっかりしてる

そんな気持ちが、うっかり失敗などするものですか!

と、ただただトイレに駆り立ててしまうような気がする。

 

失敗したら、いさぎよくリハパンでも履いてしまえば

どんなに気が楽なの?

 粗相したって心配ない。

 

そう思ったら残り僅かな人生をこんなにトイレのことだけで

費やしてしまうような馬鹿げたことしなくていいのに。

 

昨夜も12時過ぎてから狂ったようにノートや眼鏡ケース
お財布やタオル、時計など品を替えトイレ通いに奔走する義母。

 ふと手を見るとタオルのほかに何か手に持ってる。

 「何を持ってるの?」と言うと

 「これ!」と手を開いてティッシュを見せた。

 「どうするの?」と聞くと

 「お尻を拭くの」と言う。!!!

 「それは流してはいけない紙。(あ、またわけわかならなくなる)

そんなの持たないでお尻なら拭いてあげるから

そのままで出ておいで」というと

 

「はい」と言う。

 

 パンツも確認したかったし夜中だけでもリハパン履かせたかったけど

パンツ見たら汚れてないので取り換えたのか?

 

お湯でお尻をふいてやった。
「こんなことまで~」みたいなことを言ってる。

「こんなことじゃなくて!
お漏らししたっていいんだから、それが普通なんだから!
心配しないで!」


もうこう言い方するしかなかった。

あんなに、何の楽しみもなく
ひたすら一日の大半をトイレに粗相に
神経とがらせてるなんて

大嫌いだけど、ちょっと哀れで可哀想になった。

さあ、これからお年寄りに向かうあなた!

潔くリハパン履きましょう!


え~~順番から言うとまたアタシ?(◎_◎;)