子供が小学生の頃
近所の主婦友達はこぞって働きだした。
子供たちがみんな首から鍵をぶらさげる姿が羨ましくて
我が家の子供たちも母が在宅してるのに鍵をぶら下げて通学した。
「お母さんはなんで家にいるの?みんなのお母さんは
お仕事に行ってるのに」
そんな子供なりの疑問も感じてたらしい。
私だって仕事したかったわよ。
だけどね、ここでも義母が強硬に反対したのよ。
何故か!?
「女がね家を空けて働くなんて、ろくなことがない。
絶対にやめてちょうだいね!こどもはどうするのよ!
現に、だれそれの奥さんは働いたら男が出来て駆け落ちまでして
夫も子供も捨てて行ったのよ」
あーもーいや!くだらない下品な女はアンタです!
何もかも人を疑ってかかって。そんなのと一緒にしないで!
それでその後、義姉子が働きだした。
それを見た義母
「あの子は大変だわ~」
今度は私は怠け者のレッテル。救いようのない義母。
こういうことを知っていながら夫は母親の言われるがまま。
おふくろに、そう言われてみればそうなのだ。
第一子供が可哀想じゃないか。
なにもかも母親の言いなり。
なに?働くだと?じゃあ子供はどうするんだ。
そんなセリフしか言えなかった夫。
母もどき。
それが今になって
「昔はおふくろの考え方がおかしいとも思わなかったけど
それよりも、おふくろの言う通りにしてれば間違いないと
思ってた。
それが一緒に暮らしてみたら
おふくろの価値観は大幅に世間とずれていると気づいた。
なんかおかしいと思うようになった。本当におかしいよ」
あーあ、こんなどうしようもない母親のために何もかもぶち壊された。
母に叱られたことのない私は
当時、この義母が本当に恐ろしかった。