二、三日前病院へ行ったら


お天気が荒れる前だったからか とても混雑してたのね。


病院に一人で来られる元気なお年寄りが一杯!


考えてみたら


義母という人は、もう何年も一人で病院へ行ったことがない。


足をひきずっても、腰が曲がっても自力で


病院へやってくるお年寄りがまぶしく見えた。



名前呼ばれたらシャキシャキと先に立って歩き出す義母の


後姿が憎らしく思えた。





そこへね、70代後半かしら、ご夫婦が入ってきたの。


ご夫婦の旦那さんのほうが認知なのか、脳梗塞なのか?


歩行も困難、受け付けも出来ない。検査室も診察室も



すべて奥さんの支えが必要。


この奥さんの年齢からして


腰の痛いのも足の痛いのも疲れやすいのも押して


夫の世話をしているに違いないわ。


きっと家ではトイレから着替えから食事からすべて


奥さんの手がなければ何も出来ないのでしょうね。





もしかして老親の介護が終わってやれやれと言う時に


夫がこんな状況になってしまったのでは?と


自分とこの老婦人を重ねてしまった。


もし夫がこんな身体になったら


私、夫を心から介護なんかしてやれるかしら??って。




もちろん自分が元気が前提だけど



長い間の我が家の夫婦関係考えると



夫は一貫して妻よりも母親を信じていた人。


私が辛い時に、何一つ力になることが出来なかった人。



母親の涙には弱いけど


妻の涙はどうってことない人。


本当に辛い時に支えになってくれることなど


出来るはずもない末っ子あまやかし息子。



形ばかりの夫婦、形ばかりの子供の親。



夫婦として本当に労わりあったなんてあった?





今は多少は反省はしてるようだけど




私、この人の手足になれるかしら?




そう思ったら、夫の介護は自信もない。