義母が毎日のように
身体を私の方に向けて食事する。
あんまりウザいので椅子をキッチンの方に移動して
義母が振り返らないと見えない位置(わずかだけど)に移った。
でも、相変わらず義母が振り向く。
おかずを見比べる。
義母のために和風献立が多くなるが
時々反発して自分だけ好きなものを食べる。
最近凝ってるのが、一人分の鍋用スープ。
コーヒーのミルクみたいな容器に入ってるあれ。
大体キムチ味を買って来て
少しの野菜をいれ、ご飯とスープをいれて
そこへ卵を半熟程度にしてチーズをいれる
キムチチーズリゾットみたいなの。
それを
「ああ、身体が温まる~」なんて独り言を言いながら
食べる醍醐味。
義母がチラチラ振り返る。
食べたい食べたい光線ビーム。
もう自分が嫌いなものなんか区別もつかない。
ただ人が(嫁が)食べてる物が気になるだけ。
義母は昼用三種載せるお皿に
マグロの角煮、蒟蒻と真鱈子の煮つけ、からし菜と梅干。
で、失礼しちゃう!
からし菜(市販)と梅干を真っ先に食べ終えた!
いつもこう。ムカつく!
だけど、ホント!なんでこんなに私のことが気になるのだろう?
食事中、必ず私の隣にワンコが座ってる。
ワンコを見るふりをして私を見る。
それが嫌で椅子を移動させたのだけど
またまた身体はもっと振り返って、テレビと逆方向に
身体が向いている。
夫が気づいて
「おふくろ、食べ方がわからなくなったんじゃないか?
ママがどうやって食べてるかいつもジーッと見てるよね」と
また言う。
だったら、私じゃなくてパパでもよくね?
大差ないでしょ?
それにさ、自分が真っ先に食べ終わったら一層暇になって
こっちばかり見てるじゃない。
それにね、夜は鍋にしたのよ。
それなのに、また私が食べてるのを見てる。
食べ方がわからないわけないでしょ?
ちょっと何かに
手を伸ばすのも、冷蔵庫をあけて物を出すのも
お取り箸取りに行くのも、目で追う。
フィギュア見ながらゲラゲラ笑っていたかと思うと
ちょっと立ち上がる私の動作が気になって
パッと振り返って見つめてる。
認知症なんだから…と思っても耐えがたい義母の視線。
早くあっちに逝け~!