アメリカン航空の国際線ビジネスクラスシートですが、日本線にも入っているB777-200ERのシートの刷新が思うように進んでいないそうです。
アメリカン航空はもっと早く新しいシートを導入したいらしいのですが、シートの供給先のZodiac Aerospace社の生産体制のせいで予定より遅れているらしいです。

これがZodiac Aerospace社のCirrusというシート。
エアーカナダやEVA航空、デルタ航空等が採用しているそうですが、



アメリカン航空でもB777-300ER型のビジネスクラスに採用していますが、

アメリカン航空がB777-200ERに導入しているのは主にこちら。
前向きと後ろ向きのシートが互い違いになっている変形バージョンです。
これだとかなり詰め込み仕様のようなのですが、それだけ特注ということで納入が遅れているのでしょうか?
で、アメリカン航空はZodiac Aerospace社からB/E Aerospace社のシートに今後刷新するシートを切り替えるそうで、

このDiamondというシートにするそうです。
既にカタール航空やヴァージンアトランティック航空のシートに採用されているそうで、

これがアメリカのブログにあった、アメリカン航空バージョンのDiamondのシートだそうです。
モニターやテーブルの部分以外は1-2-1の配列といい似ている感じがします。
でもこれだと前向きと後ろ向きのシートに比べて座席数は少なくなりそうです。
ということで、NRT-DFWやNRT-LAXのシートはまだまだ現状のままになりそうです。
おしまい