3821日。
91,704時間。
5,504,400分。
33,013,440秒。
この果てしない時間は、
ふたりが過ごした大切なかけがえない時間。
おめでとう。
コトバではあらわせない、
みんなが幸せに包まれた、
ほんまにほんまにいい式でした。
3821日。
91,704時間。
5,504,400分。
33,013,440秒。
この果てしない時間は、
ふたりが過ごした大切なかけがえない時間。
おめでとう。
コトバではあらわせない、
みんなが幸せに包まれた、
ほんまにほんまにいい式でした。
ロマンチックとシュールは紙一重である。
想像して欲しい。
例えばブラットピットが
「愛してる。僕の瞳にはもう君しかウツリマセ~ン」
と真剣に君を口説いたとする。
もちろん君はOKするだろう。
そこで、少し照れた君はうつむいた。
その時だ。
ピットのデニムのチャックが全開で、
なおかつ例のぶつがコンニチワしていたら。
君は少しアメリカナイズされてこう答えるだろう。
「Oh、ゴ~メンナサイ」
つまりシュールとはこういうことである。
真面目なときの人間の滑稽さ。
人がまじめになればなるほど、
真剣なときほどシュールは生まれる。
六本木の夜だった。
いつものメンバーで飲んでいた僕は、
ある光景を目にした。
白人男性(以下、トム)と爆乳女(以下、アンジェリーナ)。
どうやらトムはアンジェリーナを口説いてるらしい。
こんな蒸し暑い梅雨時によくも、
という距離で二人は二人だけの世界に浸っていた。
だが悔しいことに、アンジェリーナを口説くトムは絵になる。
それはまるで映画の一場面のようだった。
ロマンチックの一言に尽きる。
アンジェリーナもまんざらではないらしく、
彼に満面の笑みを送る。
二人はこのあと完全にSEXだな。
と誰もが疑わなかった。
だが、やはりシュールは生まれた。
僕がトイレに立った、その帰り道。
何気なく、トムの後ろ姿が目に入った。
僕はその輝きに、目がクラクラした。
トムは、アンジェリーナを包み込むように口説くトムの後頭部は、
完全にハゲていた。
そのハゲっぷりは、
夏の青空のように一点の曇りも無く、
むしろ誇らしげであった。
シュールさにおいて、教科書のような一場面である。
僕が広辞苑の著者なら、シュールの例にこう載せたい。
「シュール」=「アンジェリーナを口説くトムの後頭部はロマンチックだった」