丸一日だけの絶飲食からすぐに重湯になりました。

そして引き続き重湯です。

お腹の痛みもなく、出るものも出ているので昨日治療をしました。

なんとTCに返り咲きでございます。
アバスチンもありますし、カルボプラチンは減感作なので時間がかかるため、投薬だけで9時間と前段階の吐き気どめなどを入れるとなかなかの長丁場でした。

無事にアレルギーが出ることなく終了。

投薬している間、右からの点滴なのでなんとなく左手でスマホを操作。
案外難しい・・・

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友達に今こんな感じだよーと送ったスタンプ。

まさにこれ。

緊急で入院してしまったため、DVDを借りてこられなかったので、病棟にあった本を借り、殺風景なお部屋で読んでいたら

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あまりにもタイトルが・・・

看護師さんにとても心配される。

ので、差し入れでいただいた漫画やファッション誌も織り交ぜ、さらには今いちばん行きたいところ!

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アロハ~

ハワイ本!ありがとーう!
ハワイに思いを馳せ♡

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お見舞いにいただいた造花たちでお部屋が明るく♡
かわいすぎるー♡

かわいいピンクとひまわりの黄色に元気をもらえます。

病院は乾燥するからね、といただいたこちら

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しっとり♡

これをしたまま看護師さんと話していたら「貼り方がザツだなぁ~」と言われました。

そ、そうかな?
ま、いっか。しっとりしたし。

なかなか快適なお部屋になって来たけれどできることならキャップ(主治医様)と相談の上ASAPで
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お見舞いでいただいたものの袋におまけのシールが!
あたし帰る。。

うん、あたし帰れるようにがんばるよ!!

いや、帰る。

タイトルは「父帰る」より。
いや、あれだと父さんダメな感じすぎるけど、明治~昭和初期の文豪たちの本が久々に読みたくなってきました。

病気になって以来封印しつつあった読書。

また読書熱がムクムクと!

芥川龍之介に心酔していた時代もあったな。。
芥川龍之介が住んでいた家の跡地とか見学に行ったり、澁澤龍彦のお墓参りとかしていた女子大生時代。。

キャピキャピ感ゼロでしたなぁ。。

芥川龍之介がこの世から旅立った年齢と同じ35歳の今の私。

彼のように素晴らしい功績も子供もいないけれど、いつ来るかわからない病に怯えていた晩年の苦しみはどのようなものだったのだろう。。

20歳そこそこの私には35歳の憂鬱は理解できなかったけれど、35歳でキツめの病気になっている私でもやはり窺い知ることは不可能だなぁ。

なにせ頭の中身が違いすぎる!

同じ土俵に上がろうとする図々しさったら。

時代背景の差も大きくあるから同い年だからと言って、平均寿命から考えると同じ精神年齢ではあるとは言い難いこの人生80年時代に生まれた私たち。

当時は35歳って立派なおじさんだったんだろうなぁ。

私たちはまだまだ!
大人だけどまだまだ!

楽しいことして、働いて(ここ、私ちょっと声小さめで汗)、おいしいもの食べて、行きたいところに行って、まだまだ楽しむための治療をがんばらねば、っていう決意表明その2。

ファイト!