流動食生活、終了いたしました!


昨日の外来で腹壁が柔らかくなったこととガスが出切ったことが確認できたため、五分粥からスタートし少しずつ常食に戻していきます♪


この2週間というもの飲み物を噛みながら飲んでみても所詮液体・・・

咀嚼のヨロコビは味わえませんでした。


ゆっるーいお粥でも歯ごたえを感じる今、あれもこれも食べたいけれどあれもこれも食べてしまったら腸閉塞の前に腸ねん転を起こしそう。。


病気がわかった時に真っ先に読んだ食事療法の本に書いてあったトーマス・パー(お酒の「オールド・パー」の人)もずーっと菜食だったのにエリザベス女王の晩さん会ではじめてご馳走を食べて腸ねん転起こしたっていうし・・・


以下Wikipediaより。


『伝承によると、パーは1483年にシュルーズベリー近郊(おそらくウィニングトン)に生まれ、1500年頃陸軍に入隊した。80歳になって結婚し、一男一女を儲けたが、いずれも幼くして死んだ。

自身はその長命の理由を菜食主義と節度のある暮らしにあると考えていた。

とはいえ、100歳前後のころに女性問題を起こし、私生児を生ませたと言われている。最初の妻が死んで後、齢122歳の時に後添いを得た。

パーの高齢はイングランド中の噂になり、その姿はルーベンスやヴァン・ダイクの絵画にも描かれた。

1635年、第21代アランデル伯トーマス・ハワードがパーの元を訪れ、チャールズ1世に拝謁させるためにロンドンへと連れ出した。

チャールズ1世がパーに対し、他者にくらべ特筆する何かを成したことがあるかどうか尋ねたところ、パーは女性問題で教会から課された贖罪を成した、最も年老いた人間だと答えた。

ロンドンで稀代の人物として注目を浴びることとなったが、おそらく食事と環境の変化がその死期を早めた。』


伝承とはいえ年号がしっかり残っているのでけっこう信じています。


だからやはり健康な人には菜食はいいのだろうけど。

切腹経験者には過剰な繊維は危険!


ううっ、ジレンマ。


でもおいしいものを食べる幸せは生きている醍醐味だし、繊維をぶった切りにしたくったくたのお野菜でもおいしいお料理ってものを研究・開発したいな~(母が。)


食べられることがこれほどまでに幸せなことだとはわかっているようでわかっていませんでした。


またひとつ当たり前だと思っていたことが当たり前ではなくなり、それゆえ幸せを感じられることが増えました。

(本を正せばそのこと自体は幸せな出来事ではないんですけどねぇ・・・)