両親への告知も済んだ。 これからは生活が変わる。


手術をしてがん細胞を取ってから、本当の病名とステージがわかるそうで、現段階では予想による(でもかなり実際と近似)治療とのこと。


病名は卵巣がん ステージは3-C。


もし遠隔転移があったら4期になるギリギリのところ。

大腸への転移はないとのこと。 胃への転移はこれから検査するとのこと。


いちばん大きい固形の腫瘍は10センチ。


子宮、両卵巣にもびっちりとこびりついていて、お腹の張りはそれらのがん細胞からでるお水=腹水。


最初に消化器に回されたのは消化器系のがんの場合、だいぶ状況が悪くなると腹水が出るらしくて。


でも卵巣の場合は3期あたりから出てくるとのこと。


そして、卵巣がんは見つかりづらいため、腹水が出てから気が付く人が多く、見つかった時には進行してしまっている。


そして、卵巣がんになる人数はその他婦人科系のがんに比べて極めて少ないため、乳がん検診や子宮がん検診はあっても卵巣がん検診はない。


治療計画は


一、 もうひとつのエビデンスが出ない場合は半月後に試験開腹をして細胞を採りがんであることの確定


一、 もうひとつのエビデンスががんだと示すものが出たらすぐに抗がん剤


一、 本来のがんの治療、根治には手術が基本のところ、がんが大きくまた腹腔内に散ってしまっているためまず、抗がん剤で大きいものは小さく、小さいものはなくす 一、 ある程度小さくなったら手術(抗がん剤3~5回)


一、 手術が終わったらまた化学療法 その繰り返しで手術は2~3回、抗がん剤は9回くらいとのこと。


あー・・・先は長そうだなぁ。。


そして抗がん剤が効く確率は5割。


五分五分。

私の命の確率。


先生曰く、5割というのはとても高い確率。


卵巣がんは比較的抗がん剤が効きやすいらしい。


薬が効くのは2人に1人。 それで確率が高いのか・・・


すごい世界だな、がんの治療って。