8月の末にカンクンへ行き、
その後、2日程ボストンですごし、
8月31日の便で日本へ無事帰国しました。
ようやくネットがつながり、報告です。
最後、自宅に泊めてくれたお友達や送別会を開いてくれたお友達をはじめ
たくさんのよい出会いに恵まれ、貴重な経験、いい思い出がたくさんできました。
関わってくれた皆さんに、本当に感謝しています。
ボストン生活が始まり数か月、
とくにつわりの時期に、とても日本に帰りたかった時期もありました。
こちらに長く住むママさんと話すことは、日本って便利よね~
という話しがちょくちょく出てくる。
商品一つとっても、かゆいところに手が届くような商品がたくさんあるし、
日本食を作ろうと思ったら、
食材に関しても、普通のスーパーマーケットだけでは用が足りません。
肉のうすぎり、細切れなどは売っていないし、
野菜も意外と、「アジア独特の野菜」が多いです。
たとえば、
カボチャも おしりかじりむし(古い?)みたいなスクワッシュが一般的で、
日本のそれは、KABOCHAといってたまにアメリカのスーパーで見つけたらめっけもの。
青梗菜や白菜、大根、ごぼうにレンコン、白いカブなんかはチャイナ系・韓国系・日系のスーパーマーケットでなければ買えないし(Russoは例外)、
渡米前はあたりまえに使っていたネギなんてボストンではほとんど買えません。
わけぎ(?)のような、小口ネギのような細ーい、しかも青い部分がほとんどのネギで代用です。
卵も生で食べてはいけないし、(個人の判断で食べている方もいます)
日本食材店で調味料を買えば、1.5~2倍のお値段。
帰国後カレールーが100円近くで売っているのをみてびっくりしました。(ボストンでは3.99ドル前後)
めんつゆなんかは最後の方、自分で作るまでに…笑
パンなんて、欧米文化の一部、まぁ日本より美味しいでしょうっ
と渡米前は思っていたけれど、
とんでもないっ
日本のふんわりしっとり~のパンは、より美味しいものを求めた日本人の努力の賜物ではないかしら??
アメリカのパン屋さんはガサガサしていて、かたいパンが多く、
やわらかくてもなぜかイースト臭い。酸っぱい感じ。
普通のパン屋さんでは日本のようなパンは買えないので、(ジャポネーゼで買い続ける体力は家の家計にはない 涙) 基本パンも手作りで過ごしていました。(HBだけれど)
住居に関してもクエスチョンクエスチョンが多かった。
私は住むなら南向きは絶対に譲れないのだけれど、
アメリカ人、たぶんあまり気にしていない。
北向きでも家賃は変わらない。
仮に日当たりがよさそうな角度で建っていても
南側にキッチンやお風呂を持ってきて、リビングはやっぱり日陰だったりと、
なんだか腑に落ちない。
それに、玄関開けてすぐお茶の間~ っていうのが一般的。
・・・落ち着かないよね??
もちろん、玄関にたたきがないし、
外からあけるドアは押し開けるタイプなので、
日本式にくつを脱ぎたい場合、かなり面倒。
それから、一番の私のストレスは、
洗濯機が部屋に付いていないこと!
住んでいたアパートは10階建て、100世帯くらい住んでいるのに、
みんな地下の6機しかない洗濯機と乾燥機で洗濯します。
25分たったらまた地下に行って、乾燥機にかけて(※条例で外に干してはいけません)、
1時間したらまた取りに行って…
って・・・!
これはとっても面倒でした。
と、、、いろいろ、自分の中でためていた、
ボストンで住んでみて、不便だな~~~と感じたことをざざっと書いてみたけれど、
住めば都。
最後の方はそれなりのやり方をマスターし、
そんな不便も帳消しにできるほど
素晴らしい景色、街並み、
そしてボストンに住む人の人柄のおかげで、
私なりにだいぶ楽しく暮らせました。
帰国して、
間違えてとっさに 『Excuse me』なんていっちゃうかな!?
と思っていたけれど、
意外と大丈夫。
時差ぼけもあって、最初の方は日本語もおかしかったりしたけれど、(英語の上達とは一切関係なくっ)
徐々に、慣れてきました。
2年前に2カ月だけ住んだ、団地に戻ってきたけれど、
以前は古さで嘆いていたのに、
ボストンの家は築50年以上なんてザラなので、(100年とかもあるっ)
全然、平気になりました。
歩けば、5、6分くらいの距離でも車でいっていたのに、
今は全然歩ける!
余裕っ
ボストンの時は、歩いて20分とかあたり前だったからな~
と、まぁ、
総括すると、
私にとってボストン生活はサバイバル生活でもありました。
日本での暮らしが快適過ぎたのね~
そのサバイバルに適合するまでにイライラもたくさんあったけれど、
修業後、ずいぶんパワーアップして帰って来れた気がします。
今後は、良くも悪くも、
無意識に日本とアメリカの生活を比べてしまいそうです。![]()
(あまり表に出さないように心がけますが)
現在生活のセットアップ中ですが、
各問い合わせでの対応が、丁寧すぎて長すぎて、もっとかいつまんで話してほしい!
と思うことが多々あります。
たぶん、要件をまとめたら3分くらいのところ、
丁寧なものの言い方、表現で5~10分もかかるっ
トイレに行きたいときなんかにかけちゃ駄目ねっ
渡米直後はその分、あっさりした対応に憤慨した事もあったのだけれど、
どっちがいいのだろうね~~
Yutoの日本への反応も面白いです。
ちびっこがいるので何回か座敷のあるところで食事をすると、
初めは土足で上がっていっちゃいました。
次回からは
くつをどこで脱いだらいいのか困惑している様子。
この店はどうしてぬがないの?
ここはいつぬぐの?
などなど。
昨日は地域のイベントに参加してみたら、
ぽにょの唄にちびっこがもりあがっているときに、
「ぽにょって英語でいったらなに?」 とコソコソきいてくるし・・・笑
でも、
物凄いスピードで日本語を吸収しているのも確かです。
帰国前 ラスト2カ月は独り言は英語で言うほどになっていました。
今後は主人の希望でインターなどは通わせない方向で進むと思うので、
どうやって英語をキープさせるか、、、(パパはキープしなくてもいいというけれど)
親の、いや、私の努力次第なのだな、、、と思っています。 汗
なにはともあれ、
まだ混沌とした状況ではありますが、
子供達はおかげさまで元気いっぱい。
徐々に仙台の生活に慣れていければと思っています。
最後にもう一度、
お世話になった皆さま、
一家共々、本当にどうもありがとうございました。



































