パリ生活には、地下鉄マップは携帯必須。
油断できないパリですが、
パリを去るその日。
空港へ向かう為、
朝からピギーバッグを転がし、
肩からは、お米10キロくらいの体積と
同じくらいのバッグを持って、地下鉄へ。
自分でコントロールできる
ぎりぎりの大きさの荷物。
ホームは目前にあり、
20段程度の階段を下りれば
電車に乗れます。
階段を下りやすいように
持ち方を変えようとしていると、
ホームに電車が到着。
荷物があるけど、
急げば乗れるかも。
後ろから何人かが
追い抜いて行きました。
2人組のパリジェンヌ(マドモアゼル)の
うちの一人が、後ろを振り返り、
私に「バッグを渡せ」と言ってきました。
「渡せるわけがありませんっっ」
と思い、
驚いてその場に立ち止ると、
肩からかけていたバッグに手を伸ばして
「私に渡せ(渡して)」
と言ってきました。
「どうしよう」
パリの地下鉄はけっこう用心が必要。
一瞬のうちに頭を過ったのは
つい最近、パリで3人組の
日本人女子が、
3人ともバッグの中から
財布を盗まれたという話。。。
目の前のパリジェンヌも
じつはワルで、バッグを持って
そのままどこかに
行ってしまうつもり?!
しかも、自分からバッグを渡したら
盗難扱いにならなかったりしたら困る。
(冷静に考えれば、そんなことないんですが。)
躊躇しましたが、
私も一人ではなかったし、
そのパリジェンヌが
ワルにも見えなかったので、
ちょっと不安を感じながらも、
バッグを渡すと、
ひょいっと持って、そのまま
電車の中まで運んでくれました。
乗れてよかったねと
言わんばかりの笑顔で
運んでくれた荷物を
渡してくれた
パリジェンヌさん。
こんな親切なパリジェンヌを
一瞬でも警戒して疑ってしまって
ごめんなさいと反省。。。
お礼を言ったら、
素敵な笑顔で答えてくれて
たくましさと、やさしさを持つ
パリジェンヌにちょっと感動しました。
油断は禁物ですが、
やっぱりパリも捨てたもんじゃないですね。
Merci!
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