ヘルシンキから南へ約８０キロ
船で約２時間
エストニアのタリンに到着。
日本ではあまり馴染みのないバルト３国にも、
たんぽぽらしき植物が咲いていました。
通称『ふとっちょマルガレータ』
３軒並んだその姿が『三姉妹』と呼ばれる家
石畳が似合う街並み。
石畳の上を走る車の音も気持ちいいです。
聖オレフ教会
１３世紀に建てられたゴシック建築の教会。
１５世紀には建物の高さが159ｍあり、
当時、世界で一番高い建物だったそうです。
その後、何度か落雷によって焼け落ち、
現在の姿になったのは１８世紀。
ノルウェーの聖人王を祀った教会
この強化には、オレフという巨人が建てた
という伝説があり、実際にオレフの姿が
石となって教会の裏にありました。
今は１２４ｍの塔、登ってみることに。
石造りの洞窟のような階段を登ること数分。
旧市街で最も高い建物。
市街を見渡せる絶景の場所です。
某旅行会社の広告でもよく使われる景色。
電車の中などでも、
度々目にしたことがあります。
その時は、この地(広告に使われている地)に
自分が立つことは
想像もできませんでした。
オレンジ色の屋根で統一された街並み
中世が息づく町、タリン。
複雑な経緯を持つ国。
自分の国と呼べる国があること
普通に思ってしまいそうですが、
タリンは、２０年前まで
デンマーク、ドイツ、スウェーデン、
ロシア(ソ連)などに国の支配下に
置かれていました。
1980年代後半のソ連崩壊に向かう頃、
独立の為の運動が始まりました。
1989年にバルト３国の都市タリン、リガ、
ヴィリニュスを「人間の鎖」で結ぶ運動に
１００万人が参加。
1991年、悲願の独立を果たしました。
今も残る 城壁
聖ニコラス教会
裏路地も時代の面影が感じられます。
民族衣装の姿で販売する
雰囲気のあるピーナッツの売店。
このコスチューム、どこかで
見たことがあるような気がする
と思ったら、ディズニーランドの
売店が頭を過りました。
旧市庁舎
旧市庁舎前は特に観光客でいっぱいでした。
タリンは今年、EUに加盟しユーロが
導入されたことにより
経済が大きく変わりました。
絵になる所が多い街です。
タリンは現在、IT産業が大きく成長し
「バルト海のシリコンバレー」とも呼ばれています。
実際にも米国カリフォルニアの
シリコンバレーと姉妹都市でもあります。
「Skype」が開発されたのも
ここタリンだということは
あまり知られていないかもしれません。
Danke
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