こんばんは。




突然ですが、

「アクセサリー」と聞いて思い浮かべるのは、

身に着けるネックレスだったり、

ピアスなどのアイテムではないでしょうか。



日本でアクセサリーとは気軽に

身に着ける装身具のことを指しますが、
欧米では、スカーフやバッグなど

洋服以外の小物のことを指します。




今日は、基本に戻って、

コスチュームジュエリーについて、

紹介しようと思います。





COSTUME JEWELRY

1920年~1970年のヴィンテージ



宝石・貴石、貴金属を用いた

ジュエリーのことを

ファインジュエリーと呼んでいます。


コスチュームジュエリーは

それらに対し、宝石を用いらず

宝石の価値よりも

ファッション性やデザイン性の高さを

第一に考えて作られた装身具のことです。



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1920年、シャネルを始めとしたヨーロッパの

クチュールメゾンが質の高いものを作り始め

注目を集めますが、

ヨーロッパでは貴族やブルジョワ階級の

価値観として模造宝石は所詮代用品という

概念が根強く、なかなか拭えませんでした。



コスチュームジュエリーは海を渡り、

クラスや歴史のないアメリカで

素材よりもわかりやすい華やかさが

受け入れられました。

コスチュームジュエリーはアメリカに渡って

初めて評価されたのでした。


アメリカに渡り、まず映画業界に浸透しました。

ハリウッド女優たちが身に着け、

ハリウッドの女優達がファッションリーダーとなった

1950年代に黄金時代を迎えました。


ユージーン・ジョセフは、

「風と共に去りぬ」、「カサブランカ」、

「クレオパトラ」、「マイフェア・レディ」など、

数多くの映画に合わせてデザインしました。


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コスチュームジュエリーを愛用した著名人では、

オードリー・ヘップバーンや、エリザベス・テイラー「KJL」を、

マリリン・モンロー「シュライナー」「ディオール」を愛用。

アメリカのアイゼンハワー大統領(1953年~1961年)夫人は、

就任式に「トリファリ」のパリュールを身に着けていました。

またアメリカのファーストレディであり、

1960年代のファッションリーダーだった『ジャッキー』こと

ジャクリーヌ・ケネディ・オナシス

膨大なコスチュームジュエリーをコレクションしていました。

他にも数多くの女優や、著名人が身に着けていました。


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欧米では専門書やコレクターも多く存在し、

クリスティーズなどでオークションが開かれます。




コスチュームジュエリーの主なデザイナーや

メーカーでは、皆さんもご存知のブランドもあります。

Chanel (シャネル) FRANCE

Christian Dior (クリスチャン・ディオール) FRANCE

Schiaparelli (スキャパレリ) FRANCE

Miriam Haskell (ミリアム・ハスケル) U.S.A.

Joseff of Hollywood (ジョセフ・オブ・ハリウッド) U.S.A.

Trifari (トリファリ) U.S.A.

Coro (コロ) U.S.A.

Hobe (ホベ) U.S.A.

Weiss (ワイス・ウェイス) U.S.A.

などなど、挙げると尽きません。




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コスチュームジュエリー

ファッション性の高さから

時代を超えて現代でも愛用されています。



70’sのスタイルに注目が集まる今年。


お気に入りのコスチュームジュエリー

見つけられてはいかがでしょうか。








      Danke




ANTIQUE BITTE

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